第76番礼所 金倉寺 子どもと四国お遍路88ケ所御朱印巡り 鬼子母神伝説 智証大師ゆかりの寺

76番金倉寺のアイキャッチ画像 遍路四国88ケ所巡り
スポンサーリンク

88ケ所の順番ばらばらに巡っている、四国お遍路巡り。

子どもと一緒に車での巡礼をしています。

香川県善通市にある76番の金倉寺(こんそうじ)に行ってきました。

天台寺門宗の祖 智証大師誕生の寺

善通寺にある5札所の5番目となる金倉寺は、75番の善通寺から北へ2キロほど行った平地に建つ。辺りは住居と田畑が混在する場所で、寺のすぐ東を金倉川が流れる。弘法大師が修築した満濃池から流れ出る川で、こんぴら歌舞伎も開かれる琴平町を抜け、瀬戸内へと注ぎ込んでいる。

かつてこの辺りは金倉郷といった。寺号の由来とされるが創建当初は別の寺名を称した。

それでは早速、四国88ケ所巡り、香川県善通寺市第七十六番の金倉寺(こんそうじ)をみていきましょう。

スポンサーリンク

第76番 金倉寺 七福神巡りができる 車でいってみた

金倉寺詳細

76番金倉寺の七福神
金倉寺七福めぐり
宗派天文時門衆
開基和気道善
創建774年(宝亀5)
山号鶏足山
本尊薬師如来
76番金倉寺の地図

金倉寺 四国霊場第76番礼所。

縁起によれば、774年(宝亀5)の弘法大師誕生の年、和気道善が如意輪観音像を刻んで堂を建立、自在王堂と名付けたと伝わる。

その後、道善の子の宅成(やかなり)によって道善寺と改られる。その宅成の子供が天台寺門宗の祖、智証大師(円珍、814〜891)。母は大師の姪であり、日童丸と呼ばれた子供の頃より神童と目されていた。5歳のとくに訶利帝母が現れ、仏道修行を守護すると告げたとされるが、寺が「おかるてんさん」の愛称で親しまれるのは、この訶利帝母を祀ることにちなむ。今や日本各所で祀られる訶利帝母も、初めて登場するのがこの金倉寺である。

858年(天安2)、唐から帰朝した智証大師は伽藍を造営し、薬師如来を刻んで本尊にした。訶利帝母の神像も刻み訶利帝母を建立する。その後、928年(延長6)に、醍醐天皇の勅により金倉寺と改められる。この頃に隆盛を極めたが、度重なる兵火で廃れ、江戸の初めに高松藩主松平頼重によって再興された。寺はまた、明治に善通寺第11師団長として赴任した乃木希典が居住したことでも知られている。

恒例の76番ポーズ

76番金倉寺の人文字
76の人文字

76を表現してみました。

6が難しいです。片足を曲げて丸を表現できればいいのですが、大人でもちょっと難しいので子どもなら尚更です。

桜が咲き始めていたので、キレイな景色を見ながらの参拝です。

  • 1回目は12箇所。
  • 2回目は84-87番です。
  • 3回目は46-53番です。
  • 4回目は54-59番です。
  • 5回目は79番のみ。
  • 6回目は65.66.72-76番です。

子どもと巡るメリット 金倉寺

76番金倉寺子ども仏様
仏の前にて
目的

お金の大切さと、挨拶等の練習。

お寺から得るものは多数ある。

恥ずかしがらずに何でもできるように経験させることで、子どもの成長にも役に立つと思ってます。

大きいお子さんであれば歴史の勉強にも役に立ちそうですね。

金倉寺での子どもの様子

76番金倉寺で遊ぶ子供
大好きな数珠

子どもは数珠回しが大好きですねー。

ここでは8個までということは記載がありませんでしたが、過去に行ったお寺で8個落とすと良いということを覚えていました。

普段はなかなかできない経験です。

76番金倉寺で鐘を鳴らす子ども
鐘を鳴らす

最近はとにかく鐘を鳴らすのが大好きなようです。

あると必ず鳴らしにいきますねー。

てきとーる的 金倉寺 ベストショット

76番金倉寺の庭と大木
金倉寺の大木

パッと見た感じ、大した写真ではないですが、右側の大木がとにかくでかい。

近くに行って見るとものすごい迫力です。

ベストショットというよりは、印象に残っている場面だったので、ベストショットとしました。

てきとーる的 金倉寺 見どころ案内

76番金倉寺のお寺の庭
金倉寺境内

金倉寺は見どころが多いお寺で、境内も広いです。

しっかりと整備、清掃されているので美しい。

76番金倉寺の大師堂
大師堂

建物に御札が多くはられているのが分かります。

剥がした後もありますねー。今は貼らないように札入れがどこでもありますね。

76番金倉寺の不動明王
不動明王

不動明王の石像です。

どこに行っても不動明王は迫力があります。

76番金倉寺の銅像護国院殿像
護国院殿像

桜が少しさいており、キレイな景色です。

桜の季節にはどこのお寺にいっても素晴らしい景色が見れそうです。

76番金倉寺の訶利帝堂
訶利帝堂

訶利帝堂、訶梨帝母(鬼子母神)が祀られています。

伝説

日本で初めて訶利帝母尊(鬼子母神)が現れたという寺。智証大師が5歳のときに天女が現れ、仏道に入るならずっと護ってやるといって去った。この天女こそが、鬼子母神だと言われている。

76番金倉寺の訶梨帝母(鬼子母神)
訶梨帝母(鬼子母神)

訶梨帝母(鬼子母神)は、子育てや安産、子どもを守護する神として拝まれています。

地元の人からは「おかるてんさん」と呼ばれ、親しまれているようです。

76番金倉寺の毘沙門天
七福神めぐり

金倉寺には七福神が色んな場所に祀られているので、巡ってみるのもおもしろいでしょう。

76番金倉寺の子育て地蔵
子育て地蔵

子育て地蔵です。

最近設置されたものでしょうか、非常に綺麗で新しいです。

訶利帝母(鬼子母神)もいるので、子育てや子どもに関するお寺としているようです。

76番金倉寺の子育てお札
安産祈願の御札

子授、安産祈願の御札が多数ありました。

今の時代だと同じ考えを持つ人は多いでしょうねー。

昔は水子地蔵、今は子育て地蔵というところでしょうか。

76番金倉寺の小判
金倉寺

金倉寺というだけあって、金もメインにしているか、小判の御札もありました。

お寺も色々考えて参拝してくれる人を増やす努力をしているのでしょう。

76番金倉寺の本堂
本堂

本堂は結構大きく立派なものでした。

本堂前には金箔が貼り付けられて大黒天様がいます。

おみくじに付いている金箔を貼ることでご利益があるとされています。

76番金倉寺のぐち聞きわらべ
ぐち聞きわらべ

頭をなでてぐちをささやくといいらしいです。

子ども達はえらく気に入ってました。

76番金倉寺の入山大師像
入山大師像

修験装束の姿で山に臨む智証大師像。

智証大師が比叡山での「十二年籠山行」を終え、その後3年間にわたり大峯・葛城・熊野三山を巡礼し、那智の滝にて1000日間の参篭をしたという伝承にちなみ、智証大師御入滅1100年御遠忌記念として平成元年に開眼(新作の仏像に魂を迎え入れること)された。

スポンサーリンク

御朱印とお札 第76番礼所金倉寺

納経(動画あり) 金倉寺

76番金倉寺の納経所
金倉寺納経所

朱印を押すまでは良かったのですが、文字を入れる場面は写ってません。

御朱印動画↓

御朱印してもらうには納経帳を持参しましょう。

納経帳はネットで買う方が、いろいろあり好みのものを選ぶことができます。

納経帳は必須アイテムです。下記より↓

ネットでお気に入のデザインや限定商品を購入して持参するのがおすすめです。

ネットからの購入は下記より↓

鬼滅の刃の御朱印帳もあります。↓

御朱印と御札(御詠歌札) 金倉寺

76番金倉寺の御朱印
金倉寺御朱印

御朱印帳を斜めに傾けて書いただけあって、流れるようななめらかな文字です。

全体としての美しさはそうでもないですが、縦に流れるタッチが印象的です。


76番金倉寺のお札
金倉寺お札

左は薬師如来です。

薬師如来と前の2対とで豪華な雰囲気です。

なかなか興味をそそられる御姿です。

令和元年5月〜令和3年12月末まで右側の御札が授与されます。

右側のには歌が記載されています。

誠にも神仏僧をひらくれば

真言加持のふしぎなりけり

金倉寺周辺立ち寄りスポット 香川県善通寺市

はなや食堂

まとめ 第76番礼所金倉寺

76番金倉寺の駐車場料金
金倉寺駐車場

88箇所巡りはお寺駐車場料金を取るところが多数あります。

普通のお寺で駐車料金を取るところってなかなか無いです。

儲け主義なのか、本当に駐車料金を徴収しないと運営できないのか。

はたまた、御朱印ブームで御朱印転売を抑制する為なのか。

色んな理由があると思います。

払ってよかったなーというお寺なら満足ですが、何もないお寺となると満足度は低くなります。

コメント