全然寒冷地に住んでないのですが、寒冷地仕様でディーゼル車ハイエースを購入した筆者てきとーるです。
売却時を考えて寒冷地にしたのですが、バッテリーが2個も入っているとは知らず、、、そして交換時には2個同時に交換しないといけないことを知り愕然としました。
逆に金かかります・・・
寒冷地仕様ディーゼルを購入した当初は何も考えず、とりあえず寒冷地にしておけば、売るときに有利だろうという理由でした。
その考えが甘く、なんと寒冷地ディーゼルにはバッテリーが標準で2個積んでいます。
しかも・・・
2個同時に交換しないといけません。
片側だけ交換すれば大丈夫だろう、とか・・・
2個付いてるんだから普通に使えば10年くらい耐久性あるだろう、とか・・・
別に寒冷地じゃないし1個に変更しよう、とか・・・
こういう考えはまったくもってダメです・・・
せこい考えで1個でいいだろうと思って色々調べたのですが、2個同時交換しないとNGらしいです。
雪が積もる地域でもなく、まったく寒冷地仕様の恩恵は受けてないのですが、バッテリーは2個買わないといけません。
かれこれ5年バッテリーを交換していないので、そろそろ交換しておこうということで、今回交換します。
2個交換は結構面倒ですが、ディーラーに頼むと高額なので、DIYでやりましょう。
ハイエース寒冷地仕様ディーゼルのバッテリーと購入したバッテリー
ハイエース寒冷地仕様のバッテリー
ハイエースディーゼル仕様のバッテリー品番です。↓
2800 | ハイエースバン | QDF-GDH201K | 17/12〜 | 85D26R×2 | |
2800 | ハイエースバン | QDF-GDH201V | 17/12〜 | 85D26R×2 | |
2800 | ハイエースバン | QDF-GDH206K | 17/12〜 | 85D26R×2 | 4WD |
2800 | ハイエースバン | QDF-GDH206V | 17/12〜 | 85D26R×2 | 4WD |
2800 | ハイエースバン | QDF-GDH211K | 17/12〜 | 85D26R×2 | |
2800 | ハイエースバン | QDF-GDH221K | 17/12〜 | 85D26R×2 | |
2800 | ハイエースバン | QDF-GDH226K | 17/12〜 | 85D26R×2 | 4WD |
筆者てきとーるのハイエースはGDH206V
バッテリーは2個必要です。
バッテリーの種類は85D26Rとなります。
85D26R
85の部分がバッテリーの性能で容量です。
あとのD26がサイズでRは端子が右が左かという意味です。
なのでハイエースの場合85の数字より大きいバッテリーであれば交換可能です。
D26Rは同じものを選ぶ必要があります。
購入したバッテリー 90D26R
バッテリーはメーカーや性能によって価格に結構な違いがあります。
2個も交換しないとけいないのと、それほど電装品を装備していないので、安いものを選びました。
アトラスというメーカーのMF90D26Rです。
85のものより少し容量がアップしたものになります。
が、純正と比較して数値に見合った性能はほぼ得られないと思ってます。
価格は9000円くらいなので、2個購入して2万以下です。
純正で付いているGS-YUASAや性能がよりパナソニックと比較すると価格は安めです。
性能を求めるのであれば間違いなくパナソニックです。
DIYで交換するなら工賃も浮くので、浮いた費用でパナにするのもおすすめです。
大容量で間違いなしのパナバッテリー↓
バッテリー交換 ハイエースディーゼル寒冷地仕様
必要な道具
10mmレンチがあれば交換は可能です。
ただバッテリーのステーを外す場合、12mmが必要になってきます。
あとは新品バッテリー2個です。
交換時に外したターミナルが接触しないように、布等を準備しておくとよいでしょう。
新品バッテリーについている端子カバーを予め外しておき、交換途中にターミナルを外したらカバーをかぶせても良いでしょう。
バッテリー交換実践 手順確認
外す手順
取り付ける手順
バッテリー交換実践
まずは運転席後ろ下にあるバッテリーから外します。
通常はエンジンルーム内ですが、2個搭載されている場合は運転席後ろ下になります。
運転席後ろのカバーを外します。
マジックテープで固定されているだけなのですぐ開けることができます。
カーペット下にはパネルがあり、ロックを解除して取り外します。
カバーをめくります。
カバーは奥に押し込むような感じで、固定しておくとバッテリーが抜き取りやすくなります。
バッテリーが見えてきたので、10mmレンチを使ってターミナルを外していきます。
緩めたターミナルを外します。
意外とすんなり取れないことがあるので、取れない場合は工具を使って引っこ抜きます。
ターミナルが取れました。
ターミナルが接触しないようにターミナルとバッテリーの間に布等をかますと火花が飛び散らなくてすみます。
ゴム手袋を今回は挟んでおきます。
購入した新品バッテリーに端子キャップが付いているので、キャップを外してはめておいてもOK
続いて助手席側です。
シートからコンソールボックスにかけてのカーペットを剥がします。
ロックが2箇所あるので開放します。
エンジンルーム内の右奥にバッテリーがあります。
奥なので結構出し難いです。
マイナスターミナルを緩めて外します。
外して布をあてておきます。
キャップがあればキャップをしておくと間違いないです。
続いて同じ助手席側のプラスターミナルを外します。
配線が邪魔をしてナットを緩めるのが難しいです。
最後に運転席側後ろのプラスターミナルを外して、全てのターミナルを外し終えます。
バッテリーを外すのにステーをとります。
固定の金具は外すとすっぽ抜けるので、下に落とさないように注意しましょう。
キャップを付けておくと安心してバッテリーを外すことができます。
バッテリーを引っこ抜きました。
下から色々巻き上げてくるのか、砂が入ってたりと結構汚いですね。
新しいバッテリーをセットしてステーを取り付けます。
助手席側のステーも外します。
助手席側はナットを2個外さないとステーが取れませんでした。
片側は10mmでもう片方は12mmが必要になります。
バッテリーを引っこ抜きます。
かなり狭いので、多少斜めにしながら引っこ抜きます。
こちらもまあまあ汚れてますね。
新しいバッテリーをセットしてステーを取り付けておきます。
バッテリーの接続
まずは運転席側のプラスターミナルを接続します。
2番めは助手席側のプラスターミナルを接続します。
続いて同じ助手席のマイナスターミナルを接続します。
最後に運転席側のマイナスターミナルを接続します。
すべての作業が完了しました。
あとはエンジンを始動して終了です。
問題なくエンジンがかかりました。
メモリー等がリセットされるので、時計も初期化されます。
時計の設定は説明書にも記載されているので、確認しながら設定しましょう。
まとめ バッテリーはDIYで簡単できるが2個は結構大変
ハイエースのバッテリー交換を初めてやりましたが、結構出しにくい場所にあるので、大変です。
そして2個もあるので結構面倒です。
ディーラーでやると費用も高くつくので、自分で購入してサクッと交換しましょう。
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