貨物登録のハイエースは、新車購入後2年目で車検。
その後は毎年車検という結構面倒な仕様。
税金は安いですが、手間はかかります。
早いもので、4ナンバー貨物登録のハイエース5型を購入して3年が経過しました。
貨物登録だと、新車登録後2年で初回車検。
3年後から毎年車検になります。
貨物登録ですが、休みにしか使わない筆者てきとーるとしては、過酷使用ではないので、2年おきにしてもらいたい。
毎年車検は若干面倒。
面倒ではあるのですが、ユーザー車検だと短時間だし、スムーズ。
ディーラーにまかせるとなると、その日のうちに帰ってくることは稀で、なかなか戻ってこないことも。
ユーザー車検だとその日に持ち込んで、その日に車検証が発行。
慣れるとなんてことはなく、毎年自分で点検して、より愛着が湧くようになります。
新車購入したハイエースなら、はっきりいってそんな整備も交換も必要ないです。
エンジンオイルを交換するだけで十分。
さて、そんなわけで、今回は3年目の2回目車検に挑んできました。
2年目の1回目車検は下記↓
車検を受ける前の準備から、車検当日まで、諸費用や時間を紹介します。
それでは早速見ていきましょう。
ハイエース車検事前準備編
ユーザー車検の予約
上記公式サイトから、登録をして、受験したい日で予約します。
登録後IDが発行されるので、IDでログイン後に予約ができます。
これは必須 やっておけば当日焦ることもない
ヘッドレスト
ヘッドレスト取り付け。
当たり前だろ!最初から付いてるわ!
と思われるかもですが、車中泊する人は結構ヘッドレスト邪魔なんでつけないこと多いかと思います。
安全面を考慮すると当然つけておくのがベストですが・・・
車検時にチェックされるのできっちりつけておきましょう。
荷室の棒(バー)
荷室のバー。
名前がわかりませんが、これは必須。
貨物登録車ならこれがないと貨物認定されないので、必ずつけておきましょう。
このバーも、車中泊仕様だと邪魔なので普段は取り除いて倉庫で眠っています。
車検場に行って無い。。。。とならないように事前につけておきましょう。
コンソールボックス内の荷物取り出し
ボックス内に持つの取り出し。
これ、ユーザー車検を受ける人にしかわからないかもですが、エンジンを確認するときに、助手席を開ける必要があります。
その際に中の荷物が傾いたり、最悪飛び出したり、サイドの荷物受けは確実に飛び出ます。
中身を取り出しておくと、車検時に焦ることはないです。
1回目車検の時は、エンジンルーム見せてといわれて焦りました。
エンジンルームをすぐに開ける状態にする
エンジンルームの準備。
これもユーザー車検限定ですが、エンジンルームを開けてと言われます。
このとき、開け方を知らないと焦りますねー。
2箇所のフックでとまっているだけです。
助手席ドア側に一つ。
もう一つは、コンソールボックスの前下側。
2箇所のフックを外せば、助手席ごと持ち上げることができます。
助手席の位置を上記画像のように前よりにします。
リクライニングを上記画像くらいに調整。
これによって、ヘッドレストを外さなくてもそのまま倒せば開けます。
タブレットのホルダーをつけていると、ヘッドレスト外すのが面倒なので・・・
タブレットホルダーは結構使えます↓
エンジンルームが見えました。
点検時にはオイル漏れ等が無いか入念にチェックされます。
軽く漏れがないか、確認しておきましょう。
3年目車検時に漏れてたらよっぽどですね・・・
ディーラーに文句言うレベル。
荷物をある程度減らしておく ヘッドキットは設置しててOK
荷室の整理。
これはどちらでもいいですが、ある程度キレイにしておきましょう。
ちなみに貨物だと、ヘッドキットは取り除く必要はないです。
良い機会なので、ついでに掃除しておきましょう。
きれいな方がいいですよね。
最も注意したいのは、やはり荷室のバー。
忘れたらアウト、取りに戻ることになります。
整備は必要ないですが、ある程度の点検
- ライト類がすべて点灯するかどうか
ウインカー、ポジション、ヘッドライト、ハザード - ウォッシャー液が出るか
ウォッシャー液の補充 - 警告灯がついてないかどうか、問題なく点灯するか
シートベルトのライト等、表示が問題ないかチェックされます
3年目車検だとこのへんは特に問題になることは無いです。
問題あればこれもディーラーに行って文句言うレベル。
車検当日の流れと必要なもの
必要なもの
- 車検証
当然ですが、グローブボックスにあるでしょう。 - 自賠責保険
これも当然入ってますね
点検がOKなら車検証発行前に1年分追加で加入が必要です。 - お金
3万円あれば十分足ります。 - 自動車納税証明書
毎年5月頃にくる憎いやつです。
ちゃんと支払ってればOKです。
車検の検査前に知っておきたいこと
- スピード計測時には横滑り防止機能は切っておく
横滑り機能が動作して、40kmまで速度がだせずに計測できません。 - 4WD車は4駆専用のレーンで点検すること
これは各車検場で異なるので、事前に確認しておきましょう。 - フォグランプは切っておく
フォグランプをつけていると、光軸検査時にフォグランプを拾います。
走行距離を記録(写真を撮っておく)
登録時に必要になるので、車検場に着いたら走行距離を写真に撮っておきましょう。
検査受検前の資料準備 現地で配布される
3枚の用紙に必要事項を記載する
記載例があるので、特に迷うことはありません。
わからないなら、聞けば教えてくれます。
5分くらいで記載OK。
金を払う 自賠責以外
最初に支払うのは、11700円。
重量税が10000円で、検査代が1700円と激安。
準備完了 いざ検査へ出陣
筆者てきとーるは5回くらいユーザー車検を経験していますが、未だにスムーズにできません。
なので、順番が来たら、「初心者です!」ときっぱりと毎回言ってます。
車検場は整備工場の方々ばかりで、ベテランだらけです。
めちゃくちゃスムーズにやってますが、年1回の素人だとまず無理です。
諦めて、毎回初心者というのがおすすめ。
今回の教訓は光軸。
フォグランプ点灯させたままチェックしたので、機械がフォグランプを拾いました。
光軸チェック時にはフォグは切っておきましょう。
教訓2つ目は、スピードチェック時に40km出して合図が必要ですが、横滑りが機能すると、スピードが出ません。
こちらも事前に横滑り機能はオフにしておきましょう。
さらに、4WD車は専用レーンでチェックが必要になることもあるので、事前確認は必要です。
3年目車検んで、まず引っかかることはありません。
普通に通過できます。
総費用はいくら? 自賠責に加入
検査終了後、次回車検までの自賠責保険に加入して、終了。
長く乗るのが確定しているなら、自賠責は長めに加入するとお得。
2年、3年とかけておけば、費用がさらに安くなります。
車検費用(手数料+重量税)11700円
自賠責保険(1年分)14280円
合計:25980円
普通車の2年分だと約52000円程度になります。
と考えるとハイエースはあの大きさからしたら、かなり安い費用で車検を受けれます。
毎年車検で毎回ディーラーに無駄な検査点検費用払うなら、自分で持っていくのがベスト。
当然自分での点検は必要です。
時期に応じては、ディーラーの点検、車屋での点検も必要です。
まとめ 新車購入後数年はユーザー車検で十分
ユーザー車検ではしっかりとした検査はありません。
自分で必要な箇所は整備が必要ですが、正直オイル交換のみで十分です。
オイル交換も自分でやってしまえばかなり安く済ませることができます。
オイル交換方法の記事は下記参照↓
車検費用を抑え多分、エンジンオイルは良いものを使いましょう。↓
コメント
興味深く拝見しました。
私も来月はじめてハイエース 5型ディーゼル4WDの車検をユーザー車検するか業者を使っての車検かを悩んでおります。
そこで質問があります。ネットでユーザー車検を検索すると事前点検の書類が必要みたいな事が記載されてますが、てきとーるさんはそのような書類を用意はされたことがあるかどうかを教えていただけますか?
返信遅くなりました。
事前の書類は私は毎回準備していません。
受付時に点検されてますか?と聞かれますが、
後でやります。
と、毎回答えています。
後から点検したかのはがきも届きましたが、強制力もないので、
特に返答する必要もありません。
もちろんご自身でしっかりと点検さているということで、
ユーザー車検を受けるのがベストかと思います。