117クーペのレストアがなかなか進まず、未だに車検もとおしておらず乗れません。
車検が無いなら気長にいきます。
40年前の車、いすゞ117クーペ。
旧車の中では価格が安く、手に入れやすい車です。
ただし・・・最低30万くらいは覚悟した方がいい。
普通に考えると、40年前の車に数十万円だして買うかと言われると、まず買いません。
趣味で乗る車じゃないと無理だな
実用的な使用はまずありえない
さて、今回はいすゞ117クーペのシートを修理すべく、取り外し作業を紹介。
すでにリアシートの補修に失敗した記事は紹介済みです。↓
なかなか素人が色の調合を試みても、うまくいきません。
黒でも多少の色の違いもあるので、なかなか同色での調整は難しいです。
シートの外し方は結構簡単です。
ネジ4本くらいで固定されているだけ。
それでは早速みていきましょう。
全シートの外し方紹介
必要な工具
- ソケットレンチ
- コンビネーションレンチ
ソケットレンチだけでいけるかと思っていたのですが、ソケットレンチが入らない場所が1箇所ありました。
全席を固定しているナット部分に高さのあるソケットレンチが入りません。
仕方なく、作業を断念して、コンビネーションレンチを買いました。
一生使うものなのでKTCを購入。
良い道具はやはり良い。
ストレスにならない為にも良い道具を使うべきです。
ソケットレンチも安物を買うと、戻りが悪かったりストレスがたまります。
スナップオンほど高いものは必要ないでしょうが、ある程度の物は買うべきです。
ソケットレンチ↓
フロントシートの外し方
画像手前側(助手席)に金具があります。
4箇所のナットで固定されているだけです。
シートの下を覗くと、見えるので外していきます。
シート下のナットがあります。
このタイプはソケットレンチで外すといいでしょう。
サイズは10です。
ここが狭いポイントです。
高さに余裕がなさすぎて、ソケットレンチが入りません。
ここはコンビネーションレンチで、少しずつ回していくしかありません。
余裕がある場所は本当に楽に外すことができます。
助手席側は上記画像のように、見えやすい部分もあります。
簡単に外せます。
ナット4本を外した後は、上に引き上げるだけで外れます。
もともとのシートにシートカバーがされていました。
リアシートはレザーなのに、フロントはファブリック仕様。
何が純正なのかわからない状態。
フロントシート確認
フェイクレザーのシートカバーがあったので、外してみました。
カバーはボロボロで、ファブリックがキレイであることを期待したのですが・・・
助手席は比較的綺麗な状態。
シートカバーも使えましたが、運転席側の劣化が激しくカバーは捨てることに。
カバーを外す時に裏返しにしたのですが・・・
なじゃこりゃ??
花柄のバスマットのようなものが、入れ込んであります。
シートの劣化防止なのか、異音防止の為か・・・
いらんもん入れるな!
見えないし外す理由もないので、そのままにしておきますが・・・
見えんければいいのかよ
シートカバーを外す為に分解しました。
運転席側は結構劣化がはげしく、ファブリックも使い物にならず・・・
残念。
破れていました・・・
破れているから、シートカバーしてたんですよねー・・・
当然といえば当然です。
シートカバーの再生が必要。
リアシートの外し方
リアシートはかなり綺麗な状態だったのですが・・・
いらんことをして、元のカラーにもどらない状態になりました。
シート補修は素人には難しい。
気を取り直して、シートの外し方です。
リアシート足元部分に、2箇所ネジがあります。
ソケットレンチ等で2箇所外していきます。
見えやすく作業は容易です。
2箇所外すと、リアシートの座る部分を外すことができます。
リアシート座面も上に持ち上げるのみで外れます。
背もたれ部分は床に固定してある部分がありますが、こちらは外すのが難しそうなので、放っておきます。
背もたれを倒した状態です。
外しやす場所にあるので、こちらを外す方が楽です。
両側をはずせば、背もたれが外れます。
リアシートを外した後です。
汚い防音マットらしきものが見えます。
汚いものは全て交換したいですねー。
まとめ 旧車のシート外しは非常に簡単
シートは非常に簡単に外すことができました。
工具さえあれば何でもできます。
工具は一度買ってしまえば、ほぼ一生使える道具なので、安物ではなく良い物を買いましょう。
怪我することを防ぐことにもなります。
日本製ならKTCがおすすめです。てきとーるも持ってます。↓
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