パナソニック洗濯乾燥機が10年を超えて色んなさすがに老朽化が激しくなってきました。
今回はHA0の排水異常が起こったのでDIY修理で対応。
パナソニック洗濯乾燥機を購入から10年が経過しました。
洗濯乾燥機は快適すぎて手放せません
人数の多い家庭では重宝します。タオル類は乾燥すると柔らかいし気持ちがいい。
オシャレ用の服は乾燥できないからクリーニングモードだな
毎日乾燥と、1日に1回以上通常洗濯で使用。
毎日フル稼働でかなり酷使してます。
10年の間にそれほどトラブルはありませんでしたが、筆者てきとーるの持っている機種の持病が8年目あたりで発生。
無理言ってなんとか無料修理で対応してもらいました。
ネットでみんな無料対応だったので、お願いしたらOK。
ただし、パナソニックの最初の対応は良いものではありませんでした。
詳細は↓
前回は基盤異常で、うんともすんともいわなくなりました。
今回の異常はエラーコードHA0。
LINEでエラーが出たとメッセージが・・・
ヒートポンプ内の排水異常のようでした。
故障の構図はこれ↓
- 乾燥時のゴミが内部に蓄積
- ヒートポンプにゴミが付着して、乾燥機能ダウン
- 乾燥できないので、水が溜まりやすくなる
- 排水ポンプで排水しきれない
- 異常発生
対処方法:ヒートポンプ内を清掃で対応可能。
今回はHA0の対応方法を詳しく紹介します。
それでは早速みていきましょう。
エラーコードHA0の対処前準備 パナソニック NA-VR5600L
給水ホースを抜く
給水ホースを抜きます。
元栓を止めるにしてから、抜きましょう。
水が入った状態なので結構硬い。
※硬いようなら取水栓を止めるにしたまま、洗濯機を少し稼働すればOK。
(水が少しでたらすぐ止める)
洗濯機を倒す 作業し易い場所へ移動
外れる蓋を全て外しておくと便利。
洗剤入れ部分は外しておいた方がいい。
(洗剤入れ部分からは必ず水が漏れます、タオル準備要!)
洗剤入れ部分に手を入れて、もう片方はサイドの持ち手部分を持って倒す。
※倒す部分にはマットか厚手のタオルを敷いて、洗濯機を保護する
排水ホースは抜いておいた方がベスト。
倒すついでに勝手に抜けるので問題はない。
※倒した本体から残り水が出てくるので、タオル数枚必須。
下に敷いたマットを利用して、引きずって移動する。
底面と背面をいじるので、作業し易い場所を確保。
タオルは結構使うので5枚くらいあると便利。
作業環境はこれで整いました。
背面パネルを外す
背面の真ん中の大きなパネルと下部の小さいパネルを外します。
プラスドライバーで全て外すことができます。
プラスドライバーは良いものを持っておいた方がいいです。
ネジやドライバーが削れない為にも。↓
- 大きなパネル ネジ10個
- 小さなパネル ネジ8個
(ヒートポンプボックスを固定するネジ2本含む)
手前のグレーの大きなボックスがヒートポンプがあるボックス。
ヒートポンプを固定していたネジは無くさないようにボックスに付けておく。
ヒートポンプボックスへのアクセスが可能になりました。
これからヒートポンプボックス内への作業へ取り掛かります。
ヒートポンプボックスを外し清掃作業 パナソニック NA-VR5600L
HA0 HA2のエラー原因箇所
エラーコードの原因箇所
- 赤丸 センサー2か所
こいつが排水エラーを検知してエラーコードを出す - 排水モーター
こいつがボックス内の水を排水する役目
センサーをキレイにすればエラーは復旧しますが、モーターも清掃しないと再発。
ボックス内とヒートポンプを清掃しないと根本は解決しない。
センサーを外す 状態確認と清掃
センサーはネジ2本で止まっています。
プラスドライバーで外す。
ついでにモーターの透明なホースも抜いておきます。
(センサーの右側の外してはる細いホース)
汚れてはいないが、水分が付着している。
水につかり続けることでエラー発生。
センサー部分をタオルで拭いて清掃しておきます。
ヒートポンプボックスを外す
ボックス内にヒートポンプがあり結構重たいです。
ヒートポンプボックスの底面に設置している箇所をマジックで印しておく。
ヒートポンプボックスは底面に置いてあるだけ。
印をつけておくと戻すときに楽。
手前の透明ホースと奥の黒いホースを外します。
透明のホースは力で、無理矢理片方ずつ外します。
作業し易いようにヒートポンプボックスを立てます。
安定できる場所に立てるようにしましょう。
ボックスのネジを8本外します。
外したネジを分かる場所に置いておく。
ボックスサイドのファンを固定しているネジ3本を外す。
ネジを外すとファンとボックスを離すことができます。
ヒートポンプをボックスから取り出す 清掃
ヒートポンプを取り外す前に配線を外します。
- ヒートポンプの配線1本(赤青白のコード)
- ヒートポンプの配線1本(黒系のコード)
- 排水ポンプのコード(黄色のコード)
配線を保護しているカバーが割れました。
あまり重要なパーツではないので、気にしなくてOK。
配線はテープで保護しておけばOK。
金属の網はつぶれやすいので触らない方がGOOD
網部分は歯ブラシで軽く磨いて、間のゴミを全て落とします。
ボックス底面もキレイに清掃します。
排水モーターも清掃
ボックス内の水を排水するモーターです。
排水汚れが付着しているので清掃しておきます。
磁石でくっついて、歯車(見えない部分)を回して排水する仕組み
ヒートポンプとボックス、排水モーターの清掃でエラーは解決します。
後はもとに戻して完了。
修理後1,2回は同じエラーが出る可能性があるが、数回使用後は完治します。
ついでに他のホース類も清掃しておく
底面から見える部分で、外せる箇所のホースを外し清掃します。
洗濯槽に直結しているホースや器具類の汚れはすごい
おそろしいほどの汚れがあるので、歯ブラシ当で清掃しておきます。
できる範囲でやりましょう。無理矢理外して破損させると大変です。
外せるゴム系だけでも十分です。
まとめ エラーコードHA0,HA2は十分対処可能
排水異常は乾燥機能に大きな影響を及ぼします。
ヒートポンプの網目にゴミが付着することが原因で、乾燥機能が大幅に低下。
ヒートポンプボックス内を清掃することで全て解決できます。
DIYで十分対処可能です。(自己責任)
パナソニック洗濯乾燥機には寿命があります。(回数指定)
10年以上使ったなら買い替えがGOOD↓
コメント
おかげさまでウチの同じ洗濯機が復活できたようです
ありがとうございました
お役に立ててよかったです!
コメントありがとうございました。