リフォームやプチリフォームに欠かせない、木材用ワックスのブライワックスを紹介します。
塗りこむだけであじわいある見た目、高級感も出て、木材の保護にもなる優れもの。
かなりおすすめです。
リフォームするとなると、木材は必ずと言っていい程使う素材です。
木材価格が高騰しているので、なかなかDIYするにも厳しい環境ですが、古い木材を再利用することで、コストを大幅に抑えることができます。
でも古い木材ってやっぱり見た目が・・・
気になるところですが、表面を研磨して加工すれば素晴らしい素材によみがえらせることができます。
新しい木材を買うのがもったいないと思うくらい、古い木材は素晴らしい役割をしてくれます。
研磨+ブライワックス = 味わいある見た目の木材
とにかくブライワックスさえあれば、安い・古い木材が激変します。
今回はブライワックスと格安木材を使って、棚板を作ったので紹介します。
それでは早速DIYしていきましょう。
ブライワックスの特徴 良い点 悪い点
特徴 カラーが豊富
カラーがとにかく豊富で、自分の好みの色に仕上げることができます。
初めてのDIYで迷うなら、ロングセラーを選んで間違いなしです。
薄めのカラーならラスティックパイン、濃い目ならウォルナット。
中間として無難にいくならジャコビアンです。
BRIWAX 良い点
- 木材の風合いを活かすことができる
- 色味が豊富
- どんな木材にも塗るだけ簡単
- 磨けば磨くほどツヤが出て味わいも増す
なんといっても木材の風合いを活かしながら、好みの色を表現できることでしょう。
普通の塗料だと、木材の風合いは当然ながら無し。
そして色味が豊富なので、好みの木材カラーに仕上げることが可能。
磨けば磨くほどに味わいが増すのも素晴らしい点です。
BRIWAX 悪い点
- ワックスなので、色味が他に移る可能性がある
- 耐水性は無い
- 磨くのが結構しんどい
ワックスで木材の見た目を活かしてくれますが、防水、耐熱性はありません。
あくまで木材の保護と着色、見た目の良さの改善です。
味わいを出そうと思うとどうしても塗るだけではNG。
大きな家具や広範囲を仕上げる場合には磨き作業がかなり大変になってきます。
味わいが深くなっていく様子を楽しむ余裕があるのであれば、メリットになります。
ブライワックス(BRIWAX)の缶の開け方
手で空けようとしても恐ろしく固くて開かない、マイナスドライバーでこじって開けるのが一番。
動画を撮ったので参考にしてください。
蓋を壊してもOKって方には↓
蓋に切れ目を入れておくと次回から手でも簡単にあけれます。
ブライワックスで木材を仕上げてみた DIY
用意したのは30年間使われていた、下駄箱用の棚板。
もともとはもっと黒い汚れが付着しており、長年の靴底の汚れが目立ってました。
サンダーを使って表面を軽く削れば一気にキレイになります。
何かと使えるのでサンダーは持っておいて損なしなDIY工具。
サンダーは必須です↓
30年間使っていたとは思えない木材の見た目。
木材は表面を削ってやればすぐにキレイになるので、古い木材でもいくらでも再生できるのが良い点です。
ブライワックスを塗る準備をします。
手袋は必須です。
どんなにうまくやろうとしても、手に付いてしまうので、軍手を用意しておきましょう。
布類の手袋=軍手、があれば塗ったあとの磨き作業でも軍手でそのまま触れば磨き作業にもなるので便利
今回使用するのはブライワックスの中で、ラスティックパイン。
木材のもともとの色の濃さにも影響されるので、濃い色の木材であれば濃いカラーを使うとものすごくダークカラーになるので注意が必要です。
薄めのラスティックパインですが、開けてびっくり、かなり濃い色のワックスに見えます。
しかし塗ってしまうとまったく濃い色ではないので大丈夫です。
塗るのに使うのはスチールタワシ。
スチールタワシが最も塗りやすく、木材にも浸透しやすいです。
安いので買っておきましょう。
しっかりとスチールタワシを使って塗っていきます。
一度塗りで十分な色合い。
塗り重ねるとさらに濃い色にもできますが、今回は1回塗りのみ。
塗っただけだと、結構微妙な風合いです。
単純に汚れているだけのような感覚。
しかし、磨きをかければ見違えるようにキレイになります。
ブラシかタワシを使って木材の木目に沿って一定方向で磨きをかけます。
このとき円をかいたり、ランダムに磨きはかけないように注意しましょう。
光沢感が出て、かなり風合いのある仕上がりになりました。
素晴らしいの一言。
パインの木材に塗った違いです。
塗ることで木目が一層引き立っているのがわかりますね。
ラスティックパインの見た目です。
飴色に仕上がり、なんともいえない風合いを出してくれています。
今回は机の天板、棚板等すべてに施工しました。
結構大変な作業ですが、磨きをかけていく中でキレイになっていく様子がなんとも嬉しいので、苦になりません。
やはりそのままの木材よりも、ブライワックスを使うことでまったく違う風合いが出るのが最高です。
ラスティックパイン↓
まとめ ブライワックスはDIYでは必須
木材で何かをDIYするのであれば、ブライワックスは必須。
間違いなく良い見た目になるし、木目の美しさをさらに引き上げてくれます。
とにかく味わいある仕上がりにしてくれるので、ワンランク上のDIYを目指すなら必須です。
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