第57番礼所 栄福寺 子どもと四国お遍路88ケ所御朱印巡り 海陸安全、病気平癒の信仰

57番栄福寺のアイキャッチ画像 遍路四国88ケ所巡り
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88ケ所の順番ばらばらに巡っている、四国お遍路巡り。

子どもと一緒に車での巡礼をしています。

愛媛県今治市にある57番の栄福寺(えいふくじ)に行ってきました。

1977年(昭和52)生まれの白河密成住職は時代に合わせた方法で仏の教えを伝えたいと、いろいろな活動をしている。

空海の言葉をわかりやすく解説する『空海さんに聞いてみよう』(徳間書店)など執筆活動やTV番組でのトーク、また近所の子供たちと一緒にお勤めするなど、親しみやすい仏教の伝達に力を入れている。

海から現れた本尊を祀る会場安全祈願の霊場

今治沿岸は海の事故が絶えなかった。特に日本3大急潮の一つでもある来島海峡は瀬戸内でも有数の難所。

それでは早速、四国88ケ所巡り、愛媛県今治市第五十七番の栄福寺(えいふくじ)をみていきましょう。

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第57番 栄福寺 おしゃれデザイン住宅の寺 車でいってみた

栄福寺詳細

57番栄福寺の入口
栄福寺
宗派高野山真言宗
開基弘法大師
創建弘仁年間(810〜824)
山号府頭山
本尊阿弥陀如来

栄福寺 四国霊場第57番礼所。

嵯峨天皇の勅願を受け、弘法大師が今治近郊の府頭山山頂で海上安全祈願の護摩法を修し、その満願の日に、光輝きながら海から阿弥陀如来が現れた。大師は堂宇を建立、本尊に安置したのが寺の始まりとされる。

その後の859年(貞観元)のこと。行教上人が豊後の宇佐八幡宮の分社を京都の男山(後に石清水八幡宮が創建)に建立するため瀬戸内を航行中、暴風雨に遭いこの地に漂着する。驚いたことに、府頭山が男山に似ており、しかも本尊は八幡神の本地仏である阿弥陀如来という。そこで行教上人はこの地に八幡神を勧請し、社殿を建立。以後、伊予の岩清水八幡宮と呼ばれるようになる。

神仏習合時代には、栄福寺は八幡宮の別当寺として信仰を集めた。寺に伝わる1800年(寛政12)の納経帳にも「八幡宮別当栄福寺」と記されている。この納経帳は横書きと珍しく、現存例が少ない江戸中期のものの中でも大変貴重なものといわれている。

明治の神仏分離令で寺は山中腹の現在地に移され、そのとき大師堂も山頂から移築された。神社の別当寺は明治の神仏分離で少なからぬ困難を体験し、栄福寺も一時、無柱の寺となった。しかし、近隣の人々の支えもあり何とか持ちこたえる。

57番栄福寺の駐車場情報
おしゃれな栄福寺

栄福寺の看板もおしゃれです。

駐車料金が納経所で100円必要のようです。

わざわざおばさんが100円入れろと言ってくるので、ちょっと雰囲気が台無しな気がします。

恒例の57番ポーズ

57番栄福寺の人文字
57の人文字

57を表現してみました。

山門がないので、石碑のそばでポーズ。

数字の表現はもうこなれてきましたねー。

  • 1回目は12箇所、2回目は4箇所のお寺を巡りました。
  • 2回目は84-87番です。
  • 3回目は46-53番です。
  • 4回目は54-59番です。

子どもと巡るメリット 栄福寺

57番栄福寺のお砂ふみ
お砂ふみ
目的

お金の大切さと、挨拶等の練習。

お寺から得るものは多数ある。

恥ずかしがらずに何でもできるように経験させることで、子どもの成長にも役に立つと思ってます。

大きいお子さんであれば歴史の勉強にも役に立ちそうですね。

栄福寺での子どもの様子

栄福寺での子供たち
遊ぶこども

お寺で行きたいところへ自由に行っていろんな体験をしています。

普段見ることもないようなものも多いので、いい刺激となると思っています。

てきとーる的 栄福寺 ベストショット

57番栄福寺の本堂
本堂

本堂が非常に印象的でした。本当はおしゃれなデザイン住宅が一番目を引きますが・・・

仏足跡が両側にあります。

下から見るとただならぬ迫力とパワーを感じてしまいます。

てきとーる的 栄福寺 見どころ案内

57番栄福寺のデザイン住宅
デザイン住宅

駐車場から真っ先に目をひくのがデザイン住宅です。

窓が数多くあり、奥まっている窓もあり、非常におもしろい建物です。

57番栄福寺のデザイン住宅2
デザイン住宅近くから

窓からは57の文字も見えます。

デザイン住宅なので当然ですが結構なお金がかかっているのは言うまでもないでしょう。

かなり儲かっっているのが伺えます。

57番栄福寺のトイレ
トイレ

トイレです。

トイレもおしゃれなデザインとなっており、頼んだのかもしれませんねー。

57番栄福寺のお願い地蔵
お願い地蔵

駐車場から進むとお願い地蔵があります。

57番栄福寺の景色
大師堂と本堂

手前が大師堂で奥が本堂です。

張り紙にボクは坊さんという張り紙がありますが、これが映画のチラシですね。

住職が出た映画でしょう。

57番栄福寺の大師堂1
大師堂

大師堂です。

古いですが、新しいものはモダンを取り入れているような印象です。

57番栄福寺の大師堂2
文字がおしゃれ

文字がおしゃれになってますね。

最近はこういった細い文字でごちゃごちゃしていないシンプルなデザインが多いですね。

57番栄福寺の古い箱車
箱車

本堂の端っこに箱車があります。

箱車

昭和8年、足の不自由だった少年が奉納した箱車。連れていた犬に引っ張られ転倒した際、歩けるようになったそう。

歩けるようになったため、奉納した。

饅頭屋がおすすめ 栄福寺周辺

57番栄福寺近くの八幡饅頭1
八幡饅頭

栄福寺に向かう途中に八幡饅頭があります。

57番栄福寺近くの八幡饅頭2
店内

非常に素朴なおまんじゅうですが、何個でも食べれるすばらしい味わいです。

店員のおばちゃんも親切で会話もうまいので、行くだけで楽しい雰囲気にしてくれます。

57番栄福寺近くの八幡饅頭3
饅頭

薄皮にしっかりとあんこがつまっている。

味もさっぱりしていて甘すぎずうまい。

できたてをくれることがありますが、蒸しパンのような生地の味で非常においしいです。

ぜひとも立ち寄ってもらいたい饅頭屋です。

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御朱印とお札 第57番礼所栄福寺

納経(動画あり) 栄福寺

57番栄福寺の納経所
右側が納経所

上記写真の右側が納経所になります。新しい建物でおしゃれなイメージです。

↓御朱印動画

タイミングが悪く撮影できませんでした・・・

納経所では強引におばさんから駐車料金を払えと言われます。

建築士のデザイン住宅を建てれるくらい儲かっているのでしょうから、駐車場料金を取る必要があるのかと思います。

山間の田舎で周辺には何もない場所です・・・

御朱印してもらうには納経帳を持参しましょう。

納経帳はネットで買う方が、いろいろあり好みのものを選ぶことができます。

納経帳は必須アイテムです。下記より↓

ネットでお気に入のデザインや限定商品を購入して持参するのがおすすめです。

ネットからの購入は下記より↓鬼滅の刃御朱印帳もあります。

御朱印と御札(御詠歌札) 栄福寺

57番栄福寺の御朱印
栄福寺御朱印

栄福寺の御朱印です。

中心にかけて集中したような描き方が印象的です。

特徴もあってなかなかいいのではないでしょうか。


57番栄福寺のお札
栄福寺のお札

左は阿弥陀如来です。

豪華な見た目でまったくスキが感じられない印象ですね。

令和元年5月〜令和3年12月末まで右側の御札が授与されます。

右側のには歌が記載されています。

この世には弓矢を守る八幡なり

来世は人をすくう弥陀仏

まとめ 第57番礼所栄福寺

57番栄福寺の境内の庭
栄福寺の庭

四国88箇所の57番栄福寺いかがだったでしょうか。

住職は有名な人で、映画にも出ています。お寺もきれいに整備されており、デザイン住宅も建てられています。

儲かっているのに駐車場の100円はきっちり徴収するというやり方に疑問を感じるお寺でした。

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