第65番礼所 三角寺 子どもと四国お遍路88ケ所御朱印巡り 江戸の俳人が感銘を受けた山桜 愛媛最後の寺

65番三角寺のアイキャッチ画像 遍路四国88ケ所巡り
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88ケ所の順番ばらばらに巡っている、四国お遍路巡り。

子どもと一緒に車での巡礼をしています。

愛媛県四国中央市にある65番の三角寺(さんかくじ)に行ってきました。

三角寺は四国中央市を北に臨む、標高400メートルの山中に建つ。2004年に川之江市や伊予三島市などが合併してできた四国中央市は、全国屈指の製紙業の盛んなところだ。燧灘(ひうちなだ)に面し大きな煙突が何本も立つ風景はこの辺りの象徴となっている。

川之江は交通の要所でもあり、ここから南へと向かう土佐北街道も通る。寺はその街道を少し上がったところにある。

それでは早速、四国88ケ所巡り、愛媛県四国中央市六十五番の三角寺(さんかくじ)をみていきましょう。

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第65番三角寺 子授けの寺 車でいってみた

三角寺詳細

65番三角寺の景色
三角寺
宗派高野山真言宗
開基行基
創建天平年間(729~749)
山号由霊山
本尊十一面観音菩薩

三角寺 四国霊場第65番礼所。

縁起のよれば、聖武天皇の勅願によって行基が、弥勒の浄土を具現するために開いたという。弥勒菩薩の住む兜率天は阿弥陀仏の極楽浄土とともに浄土思想における二大聖地だ。院号の慈尊も弥勒菩薩の別名である。

815年(弘仁6)には弘法大師が巡錫し、本尊の十一面観音菩薩を刻んで安置した。不動明王像もつくり、三角の護摩壇を築いて国家安泰と万民福祉を祈念し、降伏護摩の秘法を修したとされる。これが寺号の由来であり、大師がこの秘法を修めたのは三角寺だけで、その護摩壇跡とされる場所が、境内にある「三角の池」の中に残る。時の嵯峨天皇からも篤い帰依を受け、七堂伽藍を備え寺は大いに栄えたという。

その後、天正の兵火で堂宇を焼失、今の本堂は、1849年(嘉永2)に建て替えられたもの。本尊は開運厄除けの観音、安産子安の観音として篤い信仰を集めている。

寺には、安産を願う人とともに子宝を願う人も多く訪れる。「子宝杓子」という、子どもを願う夫婦がその杓子で仲良く食事をすると子宝に恵まれるといわれ、成就すると、その杓子とともに新しい杓子を奉納するのが習わしとなっている。

恒例の65番ポーズ

65番三角寺での人文字
65の人文字

65を表現してみました。

ちょっと微妙な数字で6と5の区別が難しいです。

山門は鐘楼とセットになっている珍しいタイプ。

  • 1回目は12箇所、2回目は4箇所のお寺を巡りました。
  • 2回目は84-87番です。
  • 3回目は46-53番です。
  • 4回目は54-59番です。
  • 5回目は79番のみ。
  • 6回目は65.66.72-76番です。

子どもと巡るメリット 三角寺

65番三角寺の階段を上がる子ども
目的

お金の大切さと、挨拶等の練習。

お寺から得るものは多数ある。

恥ずかしがらずに何でもできるように経験させることで、子どもの成長にも役に立つと思ってます。

大きいお子さんであれば歴史の勉強にも役に立ちそうですね。

三角寺での子どもの様子

65番三角寺の山門
鐘を鳴らす

最初に鳴らすことにこだわりがあるのか、いつも走って鐘楼に向かいます。

65番三角寺の鐘楼と子ども
鐘楼をみつめる

鐘楼を見つめています。

気になるものがあるのか。

65番三角寺の大師堂と子ども達
一緒に拝む

大師堂に一緒に向かいます。

65番三角寺の下る階段
急な階段

階段の数を数えますが、毎回違っていたりと、面白いです。

数を数えるいい機会にもなります。

てきとーる的 三角寺 ベストショット

65番三角寺の大木の桜
山桜

ものすごく大きな山桜があります。

江戸の俳人も感銘を受けたとあるので、かなり昔からあることが分かります。

満開の時に訪れると最高の景色が味わえるのでしょうねー。

小林一茶が残した句

「是でこそ 登りかひあり 山桜」

1795年(寛政7)にこの寺を訪れた小林一茶が残した句。滞在中の日記に書かれていたものだという。句のとおり本堂の前にある樹齢300年~400年の山桜をはじめ、静かな境内が満開の桜で彩られて華やぐ。

てきとーる的 三角寺 見どころ案内

65番三角寺の階段
三角寺の階段

いきなり目にするのがおそろしく急な階段。

お年寄りいはなかなかきつい急角度。

息を切らせながら登っておられる方や、恐る恐る下っている方もいました。

65番三角寺のお寺と庭
お寺の家

大木の桜はまだ咲いていませんでしたが、小さな桜はもうすぐで満開といったとこでした。

65番三角寺の御賓頭盧様
御賓頭盧様

桜と御賓頭盧様が美しい景色。

65番三角寺の弁財天
弁財天

三角寺の三角池がある弁財天です。

65番三角寺の手水場
手水場

キレイなお寺というよりか、昔ながらの景色を大事にしているというお寺。

88か所はキレイに再建している施設も多いですが、三角寺は昔ながらのお寺という印象。

65番三角寺の大師堂
本堂と大師堂

本堂と大師堂の間には大きな延命地蔵菩薩が祀られています。

65番三角寺の延命地蔵菩薩立像
延命地蔵菩薩地蔵

写真では伝わりにくいかもですが、結構な大きさです。

迫力があります。

65番三角寺の本堂
三角寺本堂

子宝と子安にご利益のある本尊が祀られている本堂。

みんなで覗きこみます。

65番三角寺の山へと続く道
山へと続く道

山へと続く道。

先は長い88か所巡礼を思わせてくれる道です。

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御朱印とお札 第65番礼所三角寺

納経(動画あり) 三角寺

65番三角寺の納経所
納経所

こじんまりとした納経所です。

よく見かけるベンチがありますねー。88か所では必ずといっていいほど見かけるベンチです。

御朱印動画↓

御朱印してもらうには納経帳を持参しましょう。

納経帳はネットで買う方が、いろいろあり好みのものを選ぶことができます。

納経帳は必須アイテムです。下記より↓

ネットでお気に入のデザインや限定商品を購入して持参するのがおすすめです。

ネットからの購入は下記より↓

鬼滅の刃御朱印帳もあります↓

御朱印と御札(御詠歌札) 三角寺

三角寺御朱印

三角寺は真ん中を貫く文字が印象的な御朱印です。

四国88か所の御朱印は毎回楽しみです。


三角寺のお札

左は十一面観音菩薩です。

非常に細かなタッチで描かれている本尊、十一面観音菩薩の御姿です。

令和元年5月〜令和3年12月末まで右側の御札が授与されます。

右側のには歌が記載されています。

おそろしや三つのかどにもいるならば

心をまろく慈悲を念ぜよ

まとめ 第65番礼所三角寺

65番三角寺のお地蔵様
三角寺

歴史を感じさせてくれるかなり大きな山桜の大木が印象的な三角寺。

安産を願う人、子宝を願う人も多く訪れるお寺でもあります。

道中は山道ですが、車だと景色を感じながらドライブを楽しむことができます。

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