第41番礼所 龍光寺 子どもと四国お遍路88ケ所御朱印巡り 鳥居をくぐってお稲荷さんで、五穀豊穣と商売繁盛を祈願

41番龍光寺のアイキャッチ画像 遍路四国88ケ所巡り
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88ケ所の順番ばらばらに巡っている、四国お遍路巡り。

子どもと一緒に車での巡礼をしています。

愛媛県宇和島市にある41番龍光寺(りゅうこうじ)に行ってきました。

鳥居や狛犬も残り神仏習合を色濃く伝える

40番から41番の龍光寺までは約50キロも離れている。国道56号線(宿毛街道)を進むが、歩きだと2日はかかる距離だ。56号線は高知と松山を結ぶ、四国の西半分をつなぐ海沿いの道だが、途中、美しい海岸沖に、平安時代に藤原純友の乱(936)で海賊たちが結集した日振唐が浮かぶほか、伊達十万石の城下町だった宇和島も抜ける。

宇和島藩祖・伊達秀宗は正宗の長子ながら仙台藩ではなく新規大名に取り立てられた。側室の子だったからとも、人質として秀吉の下で育ったからともいわれている。その支藩の伊予吉田藩が知行した三間に、「三間のお稲荷さん」の愛称で親しまれる龍光寺は建つ。

それでは早速、四国88ケ所巡り、愛媛県宇和島市第四十一番の龍光寺(りゅうこうじ)をみていきましょう。

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第41番 龍光寺 みんな仏になれる 車でいってみた

龍光寺詳細

41番龍光寺の神社からの景色
龍光時
宗派真言宗御室派
開基弘法大師
創建807年(大同2)
山号稲荷山
本尊十一面観世音菩薩

龍光寺 四国霊場第41番礼所

寺はもともと稲荷大明神が本尊だった。縁起によると、弘法大師が巡錫中、この地で稲束を背負った白髪の老人と遭遇した。大師は五穀大明神の化身であると感得。稲荷明神像を刻み堂宇を建てて安置したと伝わる。

四万十川の支流である三間川が蛇行する三間平野は、南伊予有数の穀倉地帯だ。五穀を司る稲荷大明神は農家の守り神として信仰を集め、商売繁盛のご利益もあると承認からも崇敬された。

だが、明治の神仏分離で本堂が稲荷社となる。その後、今の本堂が建立され、稲荷明神の本地仏である十一面観世音菩薩像を本尊に、また脇侍として不動明王と毘沙門天を祀った。近くには弘法大師勧請の稲荷明神像も一緒に安置されている。

寺には、寺号にまつわる話が伝わる。かつて、川原でうたた寝をしていた庄屋が龍に襲われたとき、腰の刀が自然に抜けてその目玉をくり抜いたという。寺には龍の目だったという直径10センチほどの黒石が伝わっている。

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恒例の41番ポーズ

41番龍光寺での人文字
41の文字

41を表現してみました。

龍光時には山門がなく、神社の鳥居が存在します。

四国88か所の中でも珍しい風景です。

  • 1回目は12箇所、2回目は4箇所のお寺を巡りました。
  • 2回目は84-87番です。
  • 3回目は46-53番です。
  • 4回目は54-59番です。
  • 5回目は79番のみ。
  • 6回目は65.66.72-76番です。
  • 7回目は38-45番です。

子どもと巡るメリット 龍光寺

41番龍光寺での子ども
階段を上る
目的

お金の大切さと、挨拶等の練習。

お寺から得るものは多数ある。

恥ずかしがらずに何でもできるように経験させることで、子どもの成長にも役に立つと思ってます。

大きいお子さんであれば歴史の勉強にも役に立ちそうですね。

龍光寺での子どもの様子

41番龍光寺の手水場での子ども
手水場

いつも通り手水場でまずは手を洗います。

子どもは水が大好きですね。

41番龍光寺の鐘楼を鳴らす子ども
鐘楼

鐘を鳴らします。

子どもなら何度も鳴らしなくなるところですが、1回をしっかりと守っています。

てきとーる的 龍光寺 ベストショット

41番龍光寺の入り口の道
境内からの景色

龍光寺のお寺ではなく、境内から臨む景色が素晴らしいです。

1本にまっすぐのびた道とそのあとに続く街の景色。

非常にのどかな印象で、ゆったりとした時間を感じることができます。

てきとーる的 龍光寺 見どころ案内

41番龍光寺の境内の景色
龍光寺境内

龍光寺の境内は非常にシンプルで、規模は大きくないです。

境内へあがるとまずは珍しい狛犬です。

ほとんどの場合が山門があり、仁王が迎えてくれますが、神社のある龍光寺では狛犬です。

後ろには水子地蔵。

41番龍光寺の赤い鳥居
神社の鳥居

四国88か所を巡っていると、赤い鳥居と遭遇する確率は低いので何か違和感を感じます。

しかし、何かただならぬパワーを感じる画像です。

41番龍光寺の稲荷神社
神社境内

鳥居をくぐると神社の建物が見えてきます。

非常に古い建物で、使われている印象はなく、廃っているように見えます。

41番龍光寺の神社横
神社

神社周辺はひっそりとした雰囲気で、かなり昔にタイムスリップしたような感覚に陥ります。

41番龍光寺の大師堂
大師堂

再び鳥居をくぐって、階段を下り、大師堂の前へ。

41番龍光寺の七福神
七福神

南予地方で七福神霊場となっているようで、龍光寺は恵比寿尊のようでした。

41番龍光寺の本堂
龍光寺本堂

龍光寺の本堂です。

両脇の看板や石碑のおかげで、本堂が豪華に見えます。

41番龍光寺の本堂拡大画像
本堂

本尊は十一面観世音です。

残念ながら扉から覗きみることは難しいようです。

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御朱印とお札 第41番礼所龍光寺

納経(動画あり) 龍光寺

41番龍光寺の納経所
納経所

民家のような建物の一角が納経所です。

龍光寺でもシールドとマスクでコロナ対策がなされていました。

↓御朱印動画

御朱印してもらうには納経帳を持参しましょう。

納経帳はネットで買う方が、いろいろあり好みのものを選ぶことができます。

納経帳は必須アイテムです。下記より↓

ネットでお気に入のデザインや限定商品を購入して持参するのがおすすめです。

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御朱印と御札(御詠歌札) 龍光寺

41番龍光寺の御朱印
龍光寺御朱印

丁寧に書かれた御朱印の文字。

比較的読みやすいですが、全体的なまとまった雰囲気はあまり無いように感じます。

どんな御朱印が良いかは人ぞれぞれでしょうが、オリジナリティがあるとうれしいと感じます。


41番龍光寺のお札
龍光寺お札

左は十一面観世音菩薩です。

三位一体といった本尊の印象です。

穏やかな本尊の菩薩と脇侍の強さの対比がおもしろい構図です。

令和元年5月〜令和3年12月末まで右側の御札が授与されます。

右側のには歌が記載されています。

この神は三国流布の密教を

守り給わむちかいとぞきく

まとめ 第41番礼所龍光寺

41番龍光寺の駐車場からの道
龍光寺へ向かう道

昔は稲荷神社に本尊があった由来で、神社を併せ持つ龍光寺。

いきなり鳥居が見えるので、神社かと思うくらい変わった印象を受けます。

神社は独特の雰囲気をもっており、どこか古いく懐かしさを感じさせてくれるパワーがあります。

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