88ケ所の順番ばらばらに巡っている、四国お遍路巡り。
子どもと一緒に車での巡礼をしています。
愛媛県にある50番の繁多寺(はんだじ)に行ってきました。
山の斜面にあるため、眺めがよくキレイな景色を見ることができる場所です。
それでは早速、四国88ケ所巡り、第五十番の繁多寺(はんだじ)をみていきましょう。
第50番 繁多寺 大根の絵馬にお願い 車でいってみた
繁多寺詳細
宗派 | 真言宗豊山派 |
開基 | 行基 |
創建 | 天平勝宝年間(749-757) |
山号 | 東山 |
本尊 | 薬師如来 |
恒例の50番ポーズ
50を表現してみました。
0はカラダ全体で表現するのがいいかもしれませんねー。
頭の上で0を表現してもわかりにくいです・・・
- 1回目は12箇所、2回目は4箇所のお寺を巡りました。
- 2回目は84-87番です。
- 3回目は46-53番です。
子どもと巡るメリット 繁多寺
大きいお子さんであれば歴史の勉強にも役に立ちそうですね。
繁多寺での子どもの様子
水がある場所には興味ありますねー。
ちょうど鯉もいたので、楽しく見てました。
てきとーる的 繁多寺 見どころ案内
駐車場はお寺のすぐ目の前です。
山門ですが、よくある山門のように仁王が出迎えてくれることはなく、普通の門です。
形が少し変わってますが、もしかしたら仁王がもともとは入る予定だったのかもしれませんねー。真中の屋根だけ奥行きがあります。
境内の木々は手入れされておりきれいです。とくにこれといって目立ったものはないのですが、静けさを感じさせてくれます。
正面の通路脇にはお地蔵さんと、石が祀られた建物があります。建物といってもかなりこじんまりとしています。
お地蔵さんもかなり寂しそうに静けさの中で佇んでいます。
弘法大師とお地蔵さん。この距離感がなんだかおもしろい雰囲気を醸し出しているようにも感じますねー。
歓喜天堂です。歓喜天、インドでいうところのガネーシャが祀られている建物ですねー。
唯一この建物が珍しいかなというくらいでしょう。
繁多寺の歓喜天は大根が好物のようで、絵馬が大根になっており、「大根を我慢するので・・・」とそのあとにお願いごとをすると叶えてくれるとか。
大根は食べないからこのお願いを聞いてください
ということですね。
なかなかおもしろいですね。
このお寺は何なんだというくらいに、寂しさと静けさをあわせもっています。
お寺の方は非常に優しい雰囲気で、親しみが持てます。子どもにも優しく接してくださりました。
静けさのなかの温かさを感じることができる、独特の雰囲気のお寺だと言えます。
てきとーる的 繁多寺 ベストショット
繁多寺は大きなお寺ではなく、こじんまりとしたお寺です。周りに住宅も少ないので、静かです。
まとまりのあるお寺と静けさを象徴している1枚です。
納経(動画あり) 繁多寺
納経所で折り鶴をもらってました。
お菓子じゃなく折り鶴だったので、子どもからするとちょっと残念だったのかも・・・
御朱印してもらうには納経帳を持参しましょう。
51番御朱印動画↓
納経帳はネットで買う方が、いろいろあり好みのものを選ぶことができます。
納経帳は必須アイテムです。下記より↓
ネットでお気に入のデザインや限定商品を購入して持参するのがおすすめです。
ネットからの購入は下記より↓
御朱印と御札(御詠歌札) 繁多寺
キレイな御朱印ですねー。
文字がつながっており、なんとも印象深い御朱印です。
今回巡った愛媛県松山市の46-53の御朱印は非常に印象的な御朱印が多いです。見ているだけでパワーを貰える気がしますねー。
左には薬師如来が描かれています。
53番圓明寺と同じく、前には別で2人描かれていますねー。
令和元年5月〜令和3年12月末まで右側の御札が授与されます。
よくよく考えると歌のお札がもらえる期間はあと2年いかないです。1年で30か所は巡らないと厳しいです。現在20か所程度なのでまだまだです。(2019年12月現在)
右側のには歌が記載されています。
よろずこそ繁多なりとも怠らず
諸病なかれと望み祈れよ
まとめ
四国88ヶ所の50番繁多寺いかがだったでしょうか。
これといった見どころが無いように思える雰囲気ですが、何もなく静かな雰囲気が逆にいいと思います。
大根は我慢するからお願いごとを聞いてください、と歓喜天様にお願いするのもいいでしょう。
色んなお寺がある88ヶ所、それぞれの良さを見つけながら巡るとまた違った見方ができると思います。
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