第50番礼所 繁多寺 子どもと四国お遍路88ケ所御朱印巡り 大根食べないから・・・

50番繁多寺のアイキャッチ画像 遍路四国88ケ所巡り
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てきとーるの四国88ケ所お遍路巡り とは?

旅とキャンプ・車中泊が大好きなアラフォー雑記ブロガーのてきとーるです。

節約しながら旅に関連することを実体験から得て書き続けています。

子どもと共にお遍路巡りを始め、旅(キャンプと車中泊)とお寺巡りを通して子どもに旅の素晴しさを知ってもらうことを目的としています。

88ケ所の順番ばらばらに巡っている、四国お遍路巡り。

子どもと一緒に車での巡礼をしています。

愛媛県にある50番の繁多寺(はんだじ)に行ってきました。

山の斜面にあるため、眺めがよくキレイな景色を見ることができる場所です。

それでは早速、四国88ケ所巡り、第五十番の繁多寺(はんだじ)をみていきましょう。

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第50番 繁多寺 大根の絵馬にお願い 車でいってみた

繁多寺詳細

50番繁多寺の本堂景色
繁多寺の景色
宗派真言宗豊山派
開基行基
創建天平勝宝年間(749-757)
山号東山
本尊薬師如来

繁多寺 四国霊場第50番礼所。

松山市で5番目の礼所となる繁多寺は、市街地を西に臨む山の斜面に建つ。境内からの眺望はよく、右手に松山城、正面遠くに瀬戸内を望む。

寺伝によると、孝謙天皇の勅願により行基が3尺(約90センチ)の薬師如来立像を刻み、これを本尊んい開基したとされる。寺号は光明寺と称した。弘仁年間(810-824)に弘法大師が巡錫し霊場に定めたという。東山・繁多寺と改まり、その後、時宗の開祖、一遍上人(1239-1289)もここで修行した。

一遍は伊予の豪族、河野一族の一人として生まれた。祖父である通信が承久の乱(1221)で後鳥羽上皇側に付いたため所領のほどんどが没収され、うまれた頃には没落していた。父の道広(?-1263)は出家し如仏と名乗り、一遍も10歳のときに出家する。

青年期を太宰府、その後は各地で修行する。熊野に参龍し踊念仏を感得し、以後、阿弥陀名号の算(札)を配りながら諸国を遊行(行脚)した。それゆえ「遊行上人」「捨聖」と呼ばれる。一遍は晩年、亡父所蔵の浄土三部経を繁多寺に奉納したという。

寺では元寇の頃の1279年(弘安2)に、後宇多天皇(在位1274-1287)の勅命で豪古撃退の祈禱を行っている。このとき、弘安の役(1281)で活躍し、後に伊予国守護となる基礎をつくった。

室町時代に、後小松天皇(在位1382-1412)の意向で、天皇の菩提所である京都東山の泉涌寺から快翁和尚が住職に赴く、その後も高僧が住職を務め、江戸時代には4大将軍徳川家綱の念持仏であった歓喜天を祀るなど隆盛を誇った。しかし明治の廃仏毀釈で、寺領は大幅に削られる。

現在、厄除けと商売繁盛のご利益を求め多くの人が訪れている。

恒例の50番ポーズ

50番繁多寺の人文字
50の人文字

50を表現してみました。

0はカラダ全体で表現するのがいいかもしれませんねー。

頭の上で0を表現してもわかりにくいです・・・

  • 1回目は12箇所、2回目は4箇所のお寺を巡りました。
  • 2回目は84-87番です。
  • 3回目は46-53番です。

子どもと巡るメリット 繁多寺

50番繁多寺の山門と子ども
勝手に進んでいく子ども
目的

お金の大切さと、挨拶等の練習。

お寺から得るものは多数ある。

恥ずかしがらずに何でもできるように経験させることで、子どもの成長にも役に立つと思ってます。

大きいお子さんであれば歴史の勉強にも役に立ちそうですね。

繁多寺での子どもの様子

50番繁多寺の子どもと池
鯉をみる子ども

水がある場所には興味ありますねー。

50番繁多寺の鯉と池

ちょうど鯉もいたので、楽しく見てました。

てきとーる的 繁多寺 見どころ案内

50番繁多寺の外側の景色
山門

駐車場はお寺のすぐ目の前です。

山門ですが、よくある山門のように仁王が出迎えてくれることはなく、普通の門です。

形が少し変わってますが、もしかしたら仁王がもともとは入る予定だったのかもしれませんねー。真中の屋根だけ奥行きがあります。

50番繁多寺の景色
繁多寺の景色

境内の木々は手入れされておりきれいです。とくにこれといって目立ったものはないのですが、静けさを感じさせてくれます。

50番繁多寺の地蔵堂
地蔵が迎えてくれる

正面の通路脇にはお地蔵さんと、石が祀られた建物があります。建物といってもかなりこじんまりとしています。

50番繁多寺の地蔵
お地蔵さん

お地蔵さんもかなり寂しそうに静けさの中で佇んでいます。

50番繁多寺の弘法大師
弘法大師

弘法大師とお地蔵さん。この距離感がなんだかおもしろい雰囲気を醸し出しているようにも感じますねー。

50番繁多寺の横のお寺
歓喜天堂

歓喜天堂です。歓喜天、インドでいうところのガネーシャが祀られている建物ですねー。

唯一この建物が珍しいかなというくらいでしょう。

繁多寺の歓喜天は大根が好物のようで、絵馬が大根になっており、「大根を我慢するので・・・」とそのあとにお願いごとをすると叶えてくれるとか。

大根は食べないからこのお願いを聞いてください

ということですね。

なかなかおもしろいですね。

このお寺は何なんだというくらいに、寂しさと静けさをあわせもっています。

お寺の方は非常に優しい雰囲気で、親しみが持てます。子どもにも優しく接してくださりました。

静けさのなかの温かさを感じることができる、独特の雰囲気のお寺だと言えます。

てきとーる的 繁多寺 ベストショット

50番繁多寺のお寺の景色
繁多寺の風景

繁多寺は大きなお寺ではなく、こじんまりとしたお寺です。周りに住宅も少ないので、静かです。

まとまりのあるお寺と静けさを象徴している1枚です。

納経(動画あり) 繁多寺

50番繁多寺の折り鶴
納経所でもらったおりづる

納経所で折り鶴をもらってました。

お菓子じゃなく折り鶴だったので、子どもからするとちょっと残念だったのかも・・・

御朱印してもらうには納経帳を持参しましょう。

51番御朱印動画↓

納経帳はネットで買う方が、いろいろあり好みのものを選ぶことができます。

納経帳は必須アイテムです。下記より↓

ネットでお気に入のデザインや限定商品を購入して持参するのがおすすめです。

ネットからの購入は下記より↓

御朱印と御札(御詠歌札) 繁多寺

50番繁多寺の御朱印
繁多寺御朱印

キレイな御朱印ですねー。

文字がつながっており、なんとも印象深い御朱印です。

今回巡った愛媛県松山市の46-53の御朱印は非常に印象的な御朱印が多いです。見ているだけでパワーを貰える気がしますねー。

50番繁多寺のお札
繁多寺のお札

左には薬師如来が描かれています。

53番圓明寺と同じく、前には別で2人描かれていますねー。

令和元年5月〜令和3年12月末まで右側の御札が授与されます。

よくよく考えると歌のお札がもらえる期間はあと2年いかないです。1年で30か所は巡らないと厳しいです。現在20か所程度なのでまだまだです。(2019年12月現在)

右側のには歌が記載されています。

よろずこそ繁多なりとも怠らず

諸病なかれと望み祈れよ

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まとめ

50番繁多寺の絵馬
繁多寺

四国88ヶ所の50番繁多寺いかがだったでしょうか。

これといった見どころが無いように思える雰囲気ですが、何もなく静かな雰囲気が逆にいいと思います。

大根は我慢するからお願いごとを聞いてください、と歓喜天様にお願いするのもいいでしょう。

色んなお寺がある88ヶ所、それぞれの良さを見つけながら巡るとまた違った見方ができると思います。

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