88ケ所の順番ばらばらに巡っている、四国お遍路巡り。
子どもと一緒に車での巡礼をしています。
愛媛県西予市にある43番明石寺(めいせきじ)に行ってきました。
米どころ宇和盆地を臨む山の中腹に建つ
標高200メートルほどの盆地に位置する西予市宇和町は、その間を流れる宇和川が肥沃な土地をつくり、一体は県下有数の穀倉地帯となっている。
町中を国道56号線(大洲街道)が通り、街道沿いの卯之町地区には古い建物も残る。1882年(明治15)に建てられた開明学校は国の重要文化財。明石寺はその後ろの山中腹に建つ。
それでは早速、四国88ケ所巡り、愛媛県西予市第四十三番の明石寺(めいせきじ)をみていきましょう。
第43番 明石寺 「あけいしさん」 車でいってみた
明石寺詳細
宗派 | 天台寺門宗 |
開基 | 円手院正澄 |
創建 | 6世紀前半 |
山号 | 源光山 |
本尊 | 千手観音菩薩 |
恒例の43番ポーズ
43を表現してみました。
立派な山門です。子どもが小さく見えます。
コロナ影響で長いことお寺巡りをやっていなかったので、数字の表現を寺に着く前から練習してました。
- 1回目は12箇所、2回目は4箇所のお寺を巡りました。
- 2回目は84-87番です。
- 3回目は46-53番です。
- 4回目は54-59番です。
- 5回目は79番のみ。
- 6回目は65.66.72-76番です。
- 7回目は38-45番です。
子どもと巡るメリット 明石寺
大きいお子さんであれば歴史の勉強にも役に立ちそうですね。
明石寺での子どもの様子
もう定番の手水場での手洗い。というより水遊びでしょうか・・・
とにかく水を触るのが子どもは好きですね。
水の次に決まってやることは、鐘鳴らしです。
お寺の鐘を鳴らす機会というのはあまりない現代で、貴重な経験でしょう。
てきとーる的 明石寺 ベストショット
大きな緑のもみじと、茶色の明石寺の山門の色がなんとも美しい。
夏の朝日をあびて、この季節ならではの景色です。
てきとーる的 明石寺 見どころ案内
駐車場からすぐ階段があり、階段を登ればすぐに境内です。
朝8時頃に向かったので、真夏ですが、涼しく感じました。
それほど長い階段ではなく、植物を見ながら季節を感じているとすぐに到着します。
立派な山門、歴史を感じさせる古さがあります。
山門の看板には【源光山】とあります。
源光山明石寺(43番札所)
本来の名は「あげいしじ」ですが、現在は「めいせきじ」と呼ばれています。土地の古老たちは、この寺を親しみを込め「あげいしさん」または「あげしさん」と呼んでいます。この「あげいし」という名はその昔若くて美しい、女神が願をかけ、深夜に大石を山に運ぶうち、夜明けに驚き消え去ったという話しを詠った御詠歌の「軽くあげ石」からついたと伝えられています。8月の縁日には西日本各地から、多くの人が集まり、終日賑わいを見せています。
境内の様子です。
茶系の建物と緑の植物との色がなんとも美しい。
夏ならではの景色を堪能。
鐘楼も朝日をあびて神々しい姿です。
本堂には千羽鶴がおおく祀られていました。
そして見どころの一つが本堂の天井絵画。
明治に建てられた本堂外陣の天井絵。
色あせていますが、当時はもっと美しかったのでしょう。
天井絵なので太陽の影響をうけないので、今の状態で残っているのかもしれません。
大師堂へと続く道。綺麗に整備されています。
大師堂にも数多くの折り鶴と、飾りがかけられています。
明るい雰囲気が素敵な大師堂です。
大きな2本の夫婦杉が印象的でした。
御朱印とお札 第43番礼所明石寺
納経(動画あり) 明石寺
コロナ対策中で、シールドとマスクは必須。
御朱印を買いてくださる方も大変です。
↓御朱印動画
御朱印してもらうには納経帳を持参しましょう。
納経帳はネットで買う方が、いろいろあり好みのものを選ぶことができます。
納経帳は必須アイテムです。下記より↓
ネットでお気に入のデザインや限定商品を購入して持参するのがおすすめです。
ネットからの購入は下記より↓
鬼滅の刃御朱印帳もあります↓
御朱印と御札(御詠歌札) 明石寺
明石寺の御朱印です。
ちょっと雰囲気にかけます。
朱印が強調されているような印象。もうちょっとダイナミックに書いてもらえるとありがたかったですね。
左は千手観世音菩薩です。
御朱印とは違い、非常に迫力ある雰囲気の本尊のお姿。
令和元年5月〜令和3年12月末まで右側の御札が授与されます。
右側のには歌が記載されています。
聞くならく千手のちかいふしぎには
大盤石も軽くあげ石
まとめ 第43番礼所明石寺
創建は6世紀前半と非常に歴史のあるお寺で、雰囲気も古くからあるお寺であることを見せてくれます。
「あげいしさん」と呼ばれるのもわかるような、非常に親しみやすい雰囲気のお寺でもあります。
気をはらずに気軽に訪れることができるのも良い点です。
コメント