117クーペ復活に向けて徐々に進めていますが、先日アイドリングしてたらオイル漏れが・・・新たな問題が見つかってやることが増えました。
今回はブレーキパッド編
117クーペを前オーナーから購入した時に、新品の前後のブレーキパッドも付いてました。
当然、ブレーキパッドが摩耗しており、そろそろ交換時期なのだと思ってたのですが・・・
まさかの交換の必要無しな状態だったな・・・
ブレーキパッド交換して、ブレーキフルードも交換予定だったのですが・・・
拍子抜けして、ブレーキパッドチェックのみで終了・・・
交換はしてませんが、ブレーキパッドのチェックと交換方法を紹介します。
旧車だからと言って最近の車とブレーキは変わらないので一緒ですが・・・
それでは見ていきましょう。
ISUZU 117クーペのブレーキパッド交換方法
純正ブレーキパッドのパーツナンバー フロント
フロントブレーキパッド
No.:5-47619038-0
フロントのブレーキパッドセットです。
左がリア、右がフロント フロントの方がパッドが大きい
ブレーキパッドだけではなく、プレートとグリス・ピンも付属しています。
純正ブレーキパッドのパーツナンバー リア
リアブレーキパッド
No.:8-97230775-0
古さを感じさせてくれるパッケージです。
40年も前の車なのに、新品純正パーツ。
歴史を感じさせてくれます。
納豆についているカラシだと言われたら、間違えてしまいそうなくらい似ているグリス。
リアも金具とグリスとパッドがセットになっています。ピンは付属してませんでした。
箱に入っていたので、小さすぎてどこかで紛失した可能性も・・・
フロントブレーキパッド交換
ジャッキアップしてタイヤを外します。
117クーペのジャッキアップ方法については下記記事参照↓
ハイエースにも117クーペにも幅広く使えるアルカンの油圧ジャッキ↓
プレートずれ防止のピンを外します。合計4ヶ所
ペンチのようなもので引っ張ると簡単に取れます。
キャリパーを固定しているプレートを外します。合計2枚
どちらにでもスライドできるので、マイナスドライバー等で押してやると簡単にずれて外れます。
ピンとプレートを外し、キャリパーが外れる状態
キャリパーを外し、ブレーキホースに負担がかからない場所に置く
キャリパーを外したらブレーキホースに負担にならないように、引っ掛けるか台の上に置きましょう。
ブレーキパッドをチェック
なんと・・・
ほぼ新品なくらいにパッドが残ってます・・・・
おそらくてきとーるが所有している間はブレーキパッド交換することは無いでしょう・・・
比較してもほぼ変わらない残量
交換する場合の手順
- ブレーキパッドを両側外す
- 新品ブレーキパッドの接する面にグリスをまんべんなく塗る
- 新品ブレーキパッドを付ける
- キャリパーのピストンを戻す
(専用工具を使うか、ウォーターポンププライヤーで無理矢理挟んで戻す)
※ブレーキフルードが溢れないかチェックしておく - プレートとピンを付けて完成
ピンはウォーターポンププライヤーで挟むか、マイナスドライバーの逆を使って後はハンマーで叩くと簡単に入る。
普通に棒のようなもので押し込むと入ります。
リアブレーキパッド交換手順
リアブレーキパッドはプレート+薄い金物プレートがあり
写真を撮っておけば向き等がわかるので、戻す時に楽です。
DIYでは面倒でも頻繁に写真撮影しておくことが重要
リアを確認すると・・・
なんじゃこりゃー!
ピンが曲がってるからピンが取れないだろ・・・
ふざけたことしやがって!
反対側だけピンを外せば、外した側から押すことでプレートは外れる。
ピンは1本のみ外すだけでもOK
フロントと同じで、ピンをプレートを外します。
キャリパーをフリーにします。
リアも十分残っていた
リアのキャリパーが固くてなかなか外れませんでした。
サイドブレーキも下ろしてやると何故か外れました。関係ないと思うのですが・・・
ピストンを戻さないと入れることができなかったので、微妙にピストンを戻して装着。
当然、ピストンもかなりの硬さ。
専用工具があると便利でしょう。↓
まとめ 交換する必要が無かったがブレーキパッド確認は重要なメンテ
ブレーキメンテは重要
ブレーキは事故防止のためにもきっちりとメンテが必要です。
パッドだけでなくブレーキフルード交換も重要な作業。
次回はブレーキフルード交換にチャレンジしてみます。
117クーペはブレーキフルードタンクが2つあるのですが・・・
2つとも同時に減るのか、フロント・リアに分かれているのか・・・
どちらにしてもやってみるしかないですね。
ハイエースにも117クーペにも幅広く使えるアルカンの油圧ジャッキ↓
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