
117クーペのブッシュがボロボロで破れて意味無し状態
純正パーツを発注したら元のパーツと見た目違う・・・
旧車あるあるですかねー。
- スタビライザーブッシュの亀裂確認
- 純正パーツの品番、パーツ場所の確認
- 交換方法
- まとめ
117クーペのレストアは見れば見るほどやることが増えて、いつ終わるのか・・・

なるべく直せる部分は直してから車検に通したい
良い状態を保つためにはやはりこまめな点検と、オイル・パーツの交換は欠かせません。
さて、今回は前回ATF交換時から気になっていた、スタビライザーブッシュの交換。
ATF交換↓
スタビライザーブッシュは現状でいこうか悩んだのですが、ATF交換時にオイルパンのビスを折ってしまい、新品注文。
ビスだけ取りに行くのももったいないので、ついでにブッシュを注文しました。

無いものもありますが、40年前の車のパーツがまだあるのは嬉しい限り
旧車を維持の為パーツを提供し続けると発表したマツダ関連会社もありますねー。
いすゞも同じ用にパーツ提供を続けてくれると嬉しい
それでは早速スタビライザーブッシュ交換を見ていきましょう。
いすゞ ISUZU 117クーペ スタビライザーブッシュ交換の詳細

スタビライザーブッシュの確認

運転席側のスタビライザーブッシュ。
亀裂が入り、かなり劣化していることがわかる。
117クーペのスタビライザーブッシュは劣化しやすい
純正パーツの耐久性があまり無いのだとか・・・

もはや機能していないのが見て分かるくらい、ブッシュが裂けて割れています。
かろうじてついている程度で、意味をなしていないでしょう。
この後、パーツを外して気付くのですが、純正パーツではないものがついていました。

まー、スタビライザーブッシュくらいなら別のものがついてても問題ないでしょう
純正パーツの確認とパーツ番号

わかりにくい画像ですが、62番のボルトをメインにスタビライザーを経て、7個のパーツ
下の2つ(68、69)のナットと62番のボルトは再利用。
注文したのは63〜67までの5つのパーツ。

それぞれ左右合わせて2個購入
価格は約3000円程度。

そこまで高くなくて安心しました。

ブッシュを受ける皿部分
品番:8-97387669-0

上側に付くブッシュ
品番:5-51631004-1

下半分の上部に付くブッシュの上側
品番:8-97170631-0

下側部分のブッシュ
品番:5-51631005-1

下側のブッシュの受け皿
品番;9-51631075-0
正直順番が合っているのかわかりませんが、なんとなくネットの情報と、元のパーツの順番から判断。
スタビライザーブッシュ交換作業 必要な道具
- ハンマー
抜けないボルトを叩いて抜いていく用 - ウォーターポンププライヤー
抜けないボルトと、はまらないボルトをはさみこんで入れていく用 - レンチ 14mm 2本
1本はレンチで、もう1本は固定ようなので、モンキレンチorペンチでもOK - 潤滑スプレー 556

いろんなDIYにかなり役立つのはウォーターポンププライヤー
持っていて損はないです
交換方法 スタビライザーブッシュ

錆びまくった下2つのナット14mmを外す
ナットだけ回すと外れないので、上部のぼるとをレンチ等で固定して外す。

ナットが固い場合は556等のスプレーを吹いておく
固着してそうだったので、最初から吹いておきました。

ナットを緩めて外していく
ナット2つは結構簡単に外れて、下部のブッシュもすぐに取れます。

取れた時点ですでに4つのパーツ
あきらかに純正パーツと異なる部品。
まー、気にしてはいけません。

ブッシュ上側は固いので、ウォーターポンププライヤーかハンマーで叩く
ウォーターポンププライヤーで挟んで力を入れると簡単に抜けてくれます。
残りはハンマーで叩くと簡単でした。

ブッシュの大きさが明らかにおかしい
2個とも同じサイズで、太めのパーツがついていた。

どうみても同じパーツには思えない

逆の手順で上側からはめていく
ボルトを入れるときもウォーターポンププライヤーで挟み込みながら押し込んでいきます。

上側のボルトを固定しながら下のナットを締めていく

ひどく変形してますが・・・
失敗なのかわかりませんが、まー、良しとします。

助手席側も同様の手順で交換
スタビライザーが外したときにずれるので、元に戻すのがちょっと大変です。
力を入れながらボルトさえ差し込めばあとはナットを締めるだけ。
良いのかはわかりませんが、ジャッキをおろして、角度調整が必要かも
ジャッキをおろしてトー角等の調整は後日チャレンジ。
まとめ スタビライザーブッシュ交換はとくにジャッキアップ無しでOK

今回はずっとジャッキアップしていたので、そのまま行いましたが、ジャッキアップ無しでも十分いけます。
ジャッキアップした方が下にスペースができるので作業効率は高いですが・・・
楽に行うならジャッキアップして、下回りを一気にやるのが良いですね。
おすすめ工具↓ ウォーターポンププライヤー
ウォーターポンププライヤーにはよくお世話になります。
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