![てきとーる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/02/908e5074da228bb028d8dccb21d6a5cc.jpg)
ホイールのガリ傷補修ついでにホイールキャップのガリ傷も修正してみました。
深い傷はパテがあれば完璧に補修可能です。
深い傷の補修について工程を紹介します。基本的にどんなものでも同じ手順で行うことができます。
いすゞ117クーペ購入時に純正ホイールに大きな傷が。
DIYでホイールはキレイにレストア完了。
実はより深い傷で深刻なのはホイールキャップ。
かなり深い傷があり、到底そのまま使うにはありえない状態。
そこで
深い傷を埋めて塗装まで行うことに
やり方はホイールのガリ傷補修とまったく同じ。
- パテで穴を埋める
- 不要なパテを削る
- プラサフで下地を作る
- 塗装する
- 完了
傷埋め作業を覚えてしまえば、どんな傷でも直せるようになります。
車だけでなく、いろんな物に応用できます。
それでは早速みていきましょう。
作業前確認 道具準備 ホイールキャップガリ傷
![117クーペのホイールキャップ](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200424171320-1024x768.jpg)
今どき珍しいかぶせるだけのホイールキャップです。
旧車はかぶせるタイプが多いです。
![117クーペのホイールキャップの傷画像拡大](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200424171331-768x1024.jpg)
ガリ傷どころじゃない、ガッツリ傷。
かなり深いし、ぱっくりとホイールキャップが割れてます。
![117クーペホイールキャップ裏](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200424171344-1024x768.jpg)
裏側は無理やりテープで補修された後。
これはひどい・・・
道具準備
![117クーペホイールキャップのやすり](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200502164951-1024x768.jpg)
- パテ
- やすり(サンドペーパーでも可能)
- プラサフ
- 塗料
今回は金属ヤスリを準備。
不要な場所を削るのには金属ヤスリが早い。
もちろんサンドペーパーでも可能。
実践 パテ埋めから塗装まで
パテ埋め
![117クーペホイール用のアルミパテ](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG20200423155135-1024x768.jpg)
パテで穴埋め。
ホイールの穴埋めついでなので、アルミパテ。
もちろん普通のパテでもOK。
![117クーペホイール用のアルミパテ準備](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG20200423163036-1024x768.jpg)
練ったあとはホイールキャップに盛ります。
![117クーペホイールキャップのパテ](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200502163206-1024x768.jpg)
深い場所にはかなり盛り気味で。
乾くと痩せることがあるので、平面より凹んでしまうことも。
深い部分にはかなり盛り気味パテを入れる
パテを削る 1回目
![117クーペホイールキャップのパテ横](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200502163149-1024x768.jpg)
やすりで平行になるように削ります。
この時点で傷の箇所が平面より凹む可能性もあります。
![117クーペホイールキャップを削る1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200502163200-1024x768.jpg)
もし凹んだ部分があっても、気にせず他の箇所を削っていきます。
傷の周辺から削る
傷の部分から削ると深くなってしまい、凹んでしまう
![117クーペホイールキャップを削る3](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200502164836-1024x768.jpg)
サイドはOK。
ただ最終的には上記画像のように線が見えていると塗装しても残ります。
線が見えないくらいパテを盛って見えないようにすること。
パテを削る 2回目
![117クーペホイールキャップのパテ追加1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200503150541-1024x768.jpg)
1回目で表面を削り過ぎたので2回め。
2回めはある程度うっすらと盛る。
![117クーペホイールキャップのパテ追加2](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200503150546-1024x768.jpg)
金属やすりではなくサンドペーパーで削っていきます。
サンドペーパーなら薄く優しく削ることができます。
![117クーペホイールキャップを削る4](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200504083225-1024x768.jpg)
2回目は完璧。
深い傷が完全に消えました。
![117クーペホイールキャップを削る5](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200504083243-1024x768.jpg)
縦の割れラインは見えたまま。
凹凸はなくなったのでOKとしましたが、ラインが見えなくなるまでやるべきでした。
割れの線がまったく見えなくなるまでやる
塗装工程 下地偏 プラサフ
![117クーペホイールキャップのプラサフ1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200510102445-1024x768.jpg)
塗装前にプラサフを噴いておきます。
![117クーペホイールキャップのプラサフ2](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200510102504-1024x768.jpg)
割れのラインがプラサフで消えるかと思ったのですが、消えず。
合計で3回塗り重ねました。
![117クーペホイールキャップのプラサフ3](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200510102614-1024x768.jpg)
フラサフをしっかりと重ねることで、塗装もしっかり定着します。
![117クーペホイールキャップのプラサフ4](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200510103042-1024x768.jpg)
3回塗装しましたが、ほんの少し割れのラインが残りました。
ブラック塗装
![117クーペホイールキャップの黒ペイント1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200510104212-1024x768.jpg)
メッキ塗料が無かったので、ホイールを塗装した時のブラック。
ブラックでも似合いそうだったので、試しでやってみました。
![117クーペホイールキャップの黒ペイント2](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200510104215-1024x768.jpg)
ブラック塗装も3回塗り重ね。
面倒なので、ヒートガンで乾かしながら連続で塗装しました。
ヒートガンはDIYには欠かせないので持っておくと便利です。↓
完成 取り付けと見た目の比較
![117クーペホイールキャップ完成](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200510105301-1024x768.jpg)
ホイールキャップのいすゞマークはの傷ついていなかったので、あえてシルバーのまま残しました。
![117クーペホイールキャップの比較1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200510105929-1024x768.jpg)
純正のままのメッキキャップです。
周りのシルバーのカラーと合うので、やはり純正カラーはかっこいい。
![117クーペホイールキャップの比較2](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200510105940-1024x768.jpg)
色は合っているのですが、どうもパッとしません。
シルバーメッキの方が中心に存在感があり、迫力もあります。
というわけで・・・
純正メッキ仕様に再塗装決定。
メッキ塗装は再度記事にする予定。
まとめ 深い傷でも手順を踏めば確実に直せる
![117クーペのホイールキャップの傷画像拡大](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200424171331-768x1024.jpg)
深い傷でもパテと削り作業で、穴は埋めることができます。
後は再塗装で新品のように戻すことも可能。
応用すれば様々な傷に対応できるので、覚えておくといいでしょう。
ショップに頼むと高額作業ですが、自分でやると節約+経験値UPになります。
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