117クーペのブレーキパッド交換で、パッドがありすぎて交換する必要なしでした。
作業の流れでブレーキフルードのみDIY交換しました。
ブレーキパッド交換をする予定だったのが、確認するとブレーキパッド残量が十分だったので、交換は必要なしでした。
ブレーキフルードのみの交換。(ラパンと117クーペの2台分交換)
現代の車も、旧車もブレーキ周りは構造が同じ
ブレーキフルード交換手順も同様です。
ただし・・・
117クーペにはブレーキフルードのリザーブタンクが二つ。
交換前はなんで二つあるのか疑問で、ちょっと不安でしたが、交換してみればなるほど・・・・という結果。
40年前の旧車だからと言って、交換方法は特殊なことはありません。
ナットが固着していたり、古さを感じるだけです。
それではさっそく見ていきましょう。
いすゞISUZU 117クーペ ブレーキフルード交換詳細
必要なもの
- ブレーキフルード
- ブレーキフルード交換用タンクとホース
- メガネレンチ
ブレーキフルード 1リットル缶
半分くらいしか使いません。
DOT3以上の指定があったので、DOT3を利用します。
DOT4以上はスポーツ走行しない限りは不要です。
ブレーキフルード交換用タンクとホース(逆止弁付き)
ホースに逆止弁が付いている方が安心です。
交換中に逆流するとエアをかむことになるので、逆止弁付きを準備しましょう。
10㎜メガネレンチ
ブレーキフルードを出すときに、ナットを緩めるために必須です。
交換前のジャッキアップとタイヤはずし
前回ブレーキパッド交換を行ったときにジャッキアップしていたのでそのままです。
ブレーキフルードはリザーブタンクから最も遠い場所から実施
エンジンルーム内のタンクから最も遠い位置から交換していきます。
よってリア側のジャッキアップが必要です。
リアアクスルのジャッキポイントを利用
(ジャッキアップ前にホイールのナットは緩めておく)
油圧ジャッキがあると一気に上げることができるので、DIYするなら必須です。
ジャッキアップ完了後、ホイールを外す
ホイールを外して、ブレーキホースにアクセスできるようにする。
ブレーキリザーブタンクの確認
なぜか二つあるリザーブタンク
最近の車はリザーブタンクは一つです。
117クーペはフロントとリアにリザーブタンクが分かれています。
大きな方がフロント、小さな方がリアです。
ブレーキフルードタンクが運転席側にあるので、交換は助手席側のリア側から行います。
かなり古さを感じさせる
ブレーキフルードを入れるときの、こぼす対策としてタオル等をひいておく
ブレーキフルードは塗装を溶かしたり、危険なので、ほかに付かないように気を付けましょう。
ブレーキフルードを抜く準備
リア助手席側のブレーキから実施
ブレーキホースのすぐそばにキャップ
キャップの栓を取り、フルード交換を行う。
メガネレンチをセットする
セットした角度を覚えておき、その角度まで終わったら戻す
交換用のホースを付けて完了
ホースが取れないように、動かないか確認しておく。
いざ、交換!ブレーキフルード
レンチを緩めるとフルードがゆっくりと出てくる
自然にはなかなか抜けないので、ブレーキを踏んで出す。
※ブレーキは5回くらいで、リザーブタンクのフルード量を確かめましょう。
一度に踏む回数を増しすぎると、リザーブタンク内のフルードが無くなり、エアをかむことになります。
ひたすら作業を繰り返し、古いフルードを出す
新しいフルードが出てきたら交換完了
最後はブレーキを踏んだ状態で、固定して、ホースを外します。
固定できるもので、ブレーキを踏みこみ固定する
なんでもいいので、ちょうど良い長さのものでブレーキを固定します。
踏み込んだ状態で、レンチを締めて、ホースを取り外す
終わったら、固定した棒を外して完了。
助手席リア
↓
運転席リア
↓
助手席フロント
↓
運転席フロント
上記順番で同じ作業を行えば完了。
最後にブレーキフルードリザーブタンクを確認し、適量か確認。
固着してナットが緩まないときの対処法
長いパイプ等をにレンチを入れて、力を増強してゆっくりと回す
折れるか回るかどちらかです。
軽く潤滑剤を吹いてからやるとより簡単に回るようになります。
まとめ ブレーキフルード交換DIYはコスパはあまりよくない
店でやると4,5千円くらいです。
1時間くらいかかるし、店でやる方が楽だし確実かもしれません。
自分でやったという自己満足度は高いですが、あまりコスパが良い作業とは思えないDIYです。
DIYで十分できる範囲で、ほとんどの車が共通なので、一度やるとどの車でも対処できるようになります。
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