117クーペのホイールキャップを補修して、純正と同じ銀メッキ塗装してみることにしました。使ったのは染めQのメッキ感覚。
117クーペのレストアを徐々に再開しています。
シートカバーを作成していますが、ミシンが無いので、最後の仕上げができず。
古いシートのまま他の場所を復活させて、車検に通すことにしました。
さて、今回はホイールキャップ塗装。
ボロボロでヒビ割れてたホイールキャップを補修して、試しにブラック塗装したところ
が・・・
ホイールキャップのブラック塗装が、117クーペにまったく似合わず。
単体で見ると問題ないように見えますが、メッキと比べるとやはり似合わない
旧車はメッキの方がよく似合う、雰囲気も明るくなる
というわけで、前回塗装したブラックから銀メッキに変更。
ホイールキャップの補修した時の紹介記事は↓
それでは早速銀メッキ塗装の工程を見ていきましょう。
ISUZU 117クーペホイールキャップの銀メッキ塗装
必要な物
- サンドペーパー 100番と200番と500番くらい
- プラサフ(塗装前の下地)
- メッキ感覚(染めQ)
現状確認 117クーペホイールキャップ
ブラックに塗装された状態
サンドペーパーの荒目で簡単に除去可能
パテで埋めている部分があるので、削り過ぎに注意
ですが・・・結果的に削りすぎました。
左下部分に割れがあったので、パテで補修している
まずは塗装を削っていきます。
塗装の削り取り サンドペーパー100番
サンドペーパーの100番くらいの粗めで塗装を削る
勢いよくガシガシいきましょう。
取れやすい部分と取れにくい部分あり
気合をいれて削ります
凹んだ細かい箇所にはサンドペーパーを折り曲げると対応しやすくなる
凹んだ部分に入れ込むように削っていきます。
塗装を完全に落とした
続いて研磨作業です。
研磨作業 サンドペーパー500番
500番で磨いていく
ホイールキャップなのでそれほど丁寧にやるというより、簡単に整えるのみ。
削りすぎて、パテを埋めた部分が剥がれた場所も・・・
まー、良しとします。
塗装前準備 マスキングテープ
ISUZUロゴはザラついた箇所なので、マスキングテープ施工
ザラツイた質感が塗装によって無くなる可能性があるので念の為。
カッターナイフで整えて終了
マスキングテープは後々を考えると楽なので、面倒でもやっておきしょう。
塗装系DIYには必須です。
プラサフで下地処理
塗装前には下地は必須
塗装の乗りを良くするためにも必ずやっておきましょう。
銀メッキ塗装の場合はあまり効果が無いかもしれませんが・・・
塗料が付着してもいい場所で行いましょう
芝生は枯れるし、すぐ生えるので塗装には便利。
1回目の塗装、軽く吹き付けて10分ほど放置
まんべんなく塗れるように、向きを変えながらスプレーする。
2回目吹付け、パテ部分の盛り具合がちょっと失敗
穴に入り込んで、塗料が溢れたような感覚になってます。
3度目の吹付け、割れ部分はパテ処理が甘く、ヒビが若干目立つ
3度塗れば十分でしょう。
最終工程 銀メッキ 染めQメッキ感覚
塗装前には1分ほどよく振って、シャカシャカしておく
塗料がまんべんなく吹き付けるように、準備は重要。
軽く吹き付けただけで、十分なほどに銀メッキっぽくなる
一度軽く吹き付けるだけで結構それっぽくなります。
染めQの細かい粒子がいい仕事をしている
一気に染まるので、徐々にやるのがおすすめ。
2回目で十分な塗装具合になる
手で触れるとすぐに取れるので、絶対に触らないように。
24時間の乾燥が必要なので、丸1日は放置しておきましょう。
染めQメッキ感覚のレビュー
メッキ感覚というだけで、完全にメッキになるわけではない
シルバーの光沢が少しあるようなイメージ。
アルミ箔に近い感覚です。
きれいなメッキとはちょっと違う印象。
それほど目立たない部分のメッキとして使うなら全然OK
バンパーのグリル等で使う場合には、面積も大きく目立つのでおすすめできません。
塗装後乾燥しても、手で触るとくっつくようです。
また、クリアーを吹くと色の輝きが無くなるとか。
あまり頻繁に触る部分には使えない。
まとめ ちょっとした箇所には銀メッキスプレーがおすすめ
初めて銀メッキスプレーを経験しましたが、すぐ染まるし、用途によっては使えます。
色具合もそれほど光沢感が無いので、逆に落ち着いたシルバーに塗装したい部分にはおすすめ。
家の中や、外などあまり触れない部分にまた試してみようと思います。
劣化した箇所がキレイになるので良さそうです。
簡単に使える染めQのメッキ感覚はおすすめです。
ホイールキャップの補修した時の紹介記事は↓
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