ネットでタイヤ買って自分で組みたい人に役に立つ記事です。
扁平率が高めのタイヤなら工具無しで組むことができます。
インターネットでタイヤ買っても、結局組むのに高い工賃が必要です。
安く買ったのに工賃で1万円取られると結構痛い出費です。
扁平率が比較的高めのタイヤだと足だけでいけます。
扁平率が60以上ならOK
インチにもよりますが・・・・
今回挑戦してみたタイヤサイズは下記↓
185 70 R13 ヨコハマタイヤ
今どき珍しいサイズ
いすゞ117クーペの純正ホイールサイズのタイヤです。
もちろんタイヤはネットで購入↓
最近はアマゾン等でも取り付け工賃込の販売も行っています。
というわけで、今回はタイヤの手組み方法を紹介します。
それでは早速見ていきましょう。
ホイールにエアバルブをセットする 金属orゴム
いすゞ117クーペ純正ホイール 13インチ
117クーペの純正ホイールです。
汚かった状態を新しくDIYで塗装と研磨しました。
タイヤ交換時は必ずエアバルブも交換すべし
タイヤを新しく交換する場合は必ずエアバルブも交換しましょう。
エアバルブを交換しないとゴムバルブが劣化して、亀裂が入り、エア漏れします。
筆者てきとーるは10年同じエアバルブを使い痛い目に合いました。
突然空気が抜けて、ぺたんこになって走行不可能になります。
エアバルブを取り付ける 金属エアバルブ
タイヤを組む前には必ずエアバルブと取り付けましょう。
当たり前だろ
忘れたら面倒なことになるので・・・
117クーペについていたのは金属タイプのものでした。
ゴムだけの状態にして、裏側から差込ます。
ゴムが劣化して、ボロボロになっている場合は交換しましょう。
虫ゴム(中に入っている押すと空気が抜けるやつ)も劣化しているかもしれないので、外して確認しましょう。
ネジのように回すと外れます。
ゴムがピッタリとフィットしているか確認します。
フィットしない場合は交換が必要です。
安いのでネットで購入するのがおすすめです。↓
差し込んだら、他のパーツを上から取り付けていきます。
今回はパーツを塗装してみました。
ホイールを塗装した時のスプレーが余っていたので、ブラック塗装とウレタンクリアー塗装。
ウレタンクリアー塗装は重要なので、クリアーは必ずウレタン物を使いましょう。
ソフト99のモノがおすすめ↓
フィット感もばっちりです。
あとはナットを付けて締めていきます。
狭くて適当な工具が無かったので、ラジオペンチで締めます。
これでバルブのセットは完了です。
タイヤを組んでいく 手組みの手順とコツ
ホイールとタイヤの位置を確認
13インチのタイヤとホイールです。
取り付けは適当ではなく、決まった場所があります。
- タイヤの裏表の確認
タイヤによっては裏表があるので、タイヤの記載を要確認
走行面の溝が左右異なる場合は裏表があります。 - エアバルブと黄色の位置を合わせる
タイヤの黄色のマークはタイヤが一番軽い部分
表裏とローテーション等があるタイヤは良く確認するのがポイントです。
黄色のマークは、タイヤでもっとも軽い部分を製造元が記してくれます。
黄色部分が一番軽いので、ホイールのエアバルブ部分を合わせるように取り付けます。
組み方手順
※ビードとはタイヤの内側のホイールを設置する部分です。
できればビードクリームを塗る方が簡単に手組みができます。
滑りが良くなるので大きなタイヤや扁平率の低いタイヤには必須です。
実践!手組み手順 ホイール表側を落とす
黄色のマークの位置をおよそ確認して、タイヤを裏返します。
黄色マークの部分にホイールのバルブ位置を確認して、ホイールも裏返します。
初めに入れる場所はエアバルブの反対側から入れます。
ホイールの表側をタイヤの裏側に突っ込んでいきます。
ホイールの一番凹んでいる場所にタイヤのビードを入れ込む感じです。
ホイールの凹んだ部分を常に利用するのがうまく入れるポイントです。
凹んだ部分に入れ込むことで、反対側に余裕ができます。
上記画像のように片側をまずは突っ込みます。
エアバルブの反対側です。
ホイールの一番凹んだ部分に常にタイヤのビードを設置させながら、反対側のホイールに足で乗ります。
簡単にスポッと入ります。
表を入れる場合は手でも十分入ります。
ホイールの表側を入れる手順は完了です。
タイヤをうまく入れるコツ
何度も出てきましたが、ホイールには一番凹んだ部分があります。
ここにタイヤのビードを常に押し込んでおきながら、他の部分を入れ込むのがコツ。
ホイールの表側寄りに必ずあります。
ホイールによっては裏側に近い場合もたまにあります。
表側に凹みが近いことから、まずは表側を突っ込んで、最後にタイヤ表をホイールに落とし込んでいきます。
凹んだ部分を利用すれば、次のタイヤ表を落とし込むのも簡単にできます。
実践!手組み手順 タイヤ表側をホイールに落とす
表に返しました。
タイヤのビードがホイールの外側にいます。
ビードをホイールに落としこんでいきます。
タイヤの片側を踏んでいきます。
両足で踏むことで片側は簡単に落ちます。
落ちたビードをホイールの凹んだ部分に接触させます。
片側に乗った状態で、ホイールを手前に引っ張ると設置させることができます。
足を開いて、ホイールを掴んで、手前に引きます。
ホイールの凹んだ部分にタイヤのビードが接触した状態です。
片側が接触した状態だと、片側のビードは戻ってくることはありません。
足の位置を移動します。
- 片足はホイールの中心に乗る
- もう片方は入っていない部分を踏み込んでいく
じわじわと少しづつタイヤが入り込んでいきます。
片足で体重をかけるように踏むとタイヤが入りやすい
徐々に移動しながら踏んでいきます。
最後はスポッと一気に入り込んでいくので気持ちがいいです。
無事に入れることができました。
今回は70という扁平率だったので、ビードクリーム無しで簡単にできました。
通常はビードクリームを必ず使った方が楽です。
ビードを上げる シガーソケット空気入れ
ビードを上げるとは?
上記写真ではビードが下がっていて、ホイールの内側にきっちりと設置できてません。
ビードを上げる必要があります。
基本的には空気を入れ続けると簡単にビードが自動で上がります。
扁平率が低いタイヤで、どうしても上がらない場合は着火方法がありますが、そこまでやる必要は無いでしょう。
着火方法ビード上げ動画↓
シガーソケット空気入れでビード上げ 動画あり
空気を入れ続けると勝手にポンといって自動で上がってくれます。
なかなかいい音がするので気持ちがいいです。
撮影した動画↓
最近の車はシガーソケット空気入れが付いてます。スペアタイヤが無い場合。
シガーソケット空気入れはDIYには必須です。↓
まとめ 扁平率が高ければ簡単にDIYでタイヤ組み上げ可能
レトロ感があって、いいホイールです。
自分で簡単にDIYすることができました。
バランス等ありますが、正直スポーツ走行でもしない限り必要ないでしょう。
DIYすることで1万円の節約になりました。
また経験値と満足度もアップして最高です。
是非挑戦してみてください。
車への取り付けはアルカンのジャッキが最適です。↓
重たいのでネット購入が便利です。↓てきとーるも使ってます。
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