仕事しながら趣味のレストアってなかなかうまくいきません。一気にやってしまいたい気持ちがたくさん。
焦っても良い結果は出ないので、のんびりがいいですね。
一つ一つ確実にがベスト。
レストアで重要なのは見た目をキレイにするのと、作業時には扱いやすくすること。
そう、見た目がオイルでドロドロ、錆でボロボロの状態だと作業する気が失せます。
作業するならキレイな状態が良いですよねー。
今回はモトコンポのレストア第5段。
オイルタンクのホース類の交換です。
オイルタンクは当然オイルが入っているので、ヌルヌルでドロドロ。
作業する前にはまず、キレイな状態にしておくのがベスト。
洗剤等を使って、触れる部分はキレイにしておきましょう。
それでは早速みていきましょう。
モトコンポ オイルタンクホース入れ替え
必要な工具とパーツ
- 入れ替え用のホース(耐油) 内径3.5 外径7.5
- クリップ サイズ6.0
- ジョイント オイルストレイナー (品番:55107166010)
- ラジオペンチ
- パーツクリーナー
- 潤滑スプレー(KURE556等)
耐油ホース 内径3.5mm 外径7.5mm
サイズは上記サイズでOKです。多少太くなりますが、同じ太さのものを探す方が困難。
純正パーツは高いので、汎用品でOK。
ホースクリップ 6mm
耐油ホース外径7.5mmに合うクリップ。
外径と同じサイズを選ぶとユルユルなので、小さめを選ぶのがGOOD。
ジョイント オイルストレイナー (品番:55107166010)
オイルタンクからオイルが出る部分のジョイント。
劣化で結構ちぎれやすくなってます、40年間無交換であれば・・・
価格も安いので交換がベスト。
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ラジオペンチ
これは定番中の定番、普通に家庭にあるでしょう。
作業用なら良いものを持っておくほうがよいです。
パーツクリーナー
まずはパーツクリーナー、これはもう必須ですね。
これがあれば、油汚れを一掃できるので必須、結構な本数使うこともあるので多めに持っておきましょう。
潤滑スプレー
ホースを入れるのに、新品だとなかなか入りません。
潤滑スプレーですんなり入るようになります。
状態確認
オイルが入っているので、ヌルヌル、そしてタンクは劣化で色あせてます。
まー、普通に使える状態ですが。
タンクのホースジョイントがちぎれてます。
正確には・・・・
レストア中取り外そうと引き抜こうとしたら、軽くちぎれました・・・
めちゃくちゃ簡単に。
劣化していた、ということにしておきましょう。
オイルレベルセンサーです。
特に問題はなさそうで、キレイな状態です。
オイルに浸かっていたので、劣化はなさそう。
フィルターは多少汚れている程度。
パーツクリーナー等で汚れをキレイにしておきましょう。
それより、黒いオイルキャップがスカスカで閉まらない。
モトコンポあるある↓
キャップがスカスカですぐに抜ける。
シールテープを巻くと密閉できるので、シールテープで補修しておきましょう。
ゴム系パーツ以外は問題なし。
ゴム系パーツは劣化するので替えておくのがベスト。
パーツ類の交換
新品のジョイントパーツ。
価格は300円程度なので交換しておきましょう。
ジョイントは+ドライバーで簡単に取り付けできます。
ジョイントを付けるのに新品だと難しので、潤滑スプレー等で、入れやすくしておきましょう。
ジョイントより下の部分のホースはそのまま流用しました。
ガソリンタンクに接続するケーブルも一新。
ガソリンタンクのホースと同時に、オイルタンクホースも交換しておきましょう。
ガソリンタンクホース交換記事↓
ガソリンタンクとオイルタンクの接続
ガソリンタンクとオイルタンクを接続していきます。
接続といっても、2本のホースが接続しているだけ。
あとはナットで固定するのみ。
両サイド2本のホースを接続して終了。
ホース下にナットがあるので、左右二箇所を固定して終了。
まとめ ゴム系パーツはすべて交換しておくのがベスト
40年経過するとそれなりに劣化するし、ゴム系パーツは確実にだめになります。
ばらしたタイミングですべて交換しておくのが良いでしょう。
ホース類交換は難しい作業ではないのと、価格も安いので、是非。
ラジオペンチは良いものを↓
モトコンポのレストア記事↓
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