![てきとーる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/02/908e5074da228bb028d8dccb21d6a5cc.jpg)
旧車のレストアって一気にやろうなんて思ってはいけません。
のんびりやるのが一番です。
1つ進んで期間が空いて、放置して・・・
仕事しながらだとなかなか進みませんが、それも良し。
- ガソリンタンクのホース交換の方法紹介
- 必要な工具と道具
- まとめ
レストアってやってると、途中からいろんな問題が出てきて、思うように進まない。
いつもの考えでいくと、ここまでできるなーって思っていても、想定外に進まない。
なんとなく分かってきたので、最近は欲張らない。
1つに特化して、満足できるまでやるのがポイント
![てきとーる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/02/908e5074da228bb028d8dccb21d6a5cc.jpg)
欲張るとたいてい他の作業がいい加減になって良い結果にならない。
今回はガソリンタンクホースの入れ替え。
古くなったホースは結構劣化が進んでいて、亀裂が入っていたり、危険も多い。
ガソリンタンクを外すタイミングでホースは交換しておくべし
一回も交換したことがないのであれば
それでは早速見ていきましょう。
モトコンポ ガソリンタンクホース入れ替え
必要な工具とパーツ
- 入れ替え用のホース(耐油) 内径3.5 外径7.5
- クリップ サイズ6.0
- ペンチ
- パーツクリーナー
- 潤滑スプレー(KURE556等)
耐油ホース 内径3.5mm 外径7.5mm
サイズは上記サイズでOKです。多少太くなりますが、同じ太さのものを探す方が困難。
純正パーツは高いので、汎用品でOK。
ホースクリップ 6mm
耐油ホース外径7.5mmに合うクリップ。
外径と同じサイズを選ぶとユルユルなので、小さめを選ぶのがGOOD。
ラジオペンチ
これは定番中の定番、普通に家庭にあるでしょう。
作業用なら良いものを持っておくほうがよいです。
パーツクリーナー
まずはパーツクリーナー、これはもう必須ですね。
これがあれば、油汚れを一掃できるので必須、結構な本数使うこともあるので多めに持っておきましょう。
潤滑スプレー
ホースを入れるのに、新品だとなかなか入りません。
潤滑スプレーですんなり入るようになります。
古いホースを取り除く
![モトコンポガソリンタンクホース抜き取り1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528112048-1024x768.jpg)
前期型と後期型があり、筆者てきとーるのものは後期型。
ホース取り回し形状が違います。
ホースがかなり硬いので、カッター等でカットして、ペンチで引き抜くのがベスト。
![モトコンポガソリンタンクホース抜き取り2](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528112052-1024x768.jpg)
ひどい状態ですねー。
ガソリンタンクは徹底的に錆を取っておくべきだったと今更後悔。
![モトコンポガソリンタンクホース抜き取り3](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528112056-768x1024.jpg)
ホースが固着しているので、力を入れて引っこ抜きましょう。
金属部分のホースが細いので、折れたりとか潰れそう。
慎重にいくのが良いですね、潰れたり壊れると無駄な出費と時間が必要になります。
![モトコンポガソリンタンクホース抜き取り4](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528112058-1024x768.jpg)
結構硬かったので、無理やり引っこ抜いたり、カッターでカットしました。
![モトコンポガソリンタンクホース抜き取り5](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528112618-1024x768.jpg)
耐油ホースを取ると、金属ホースが外れるようになりました。
この際取り除いて、ついでに塗装しておきます。
![モトコンポガソリンタンクホース塗装1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528114750-768x1024.jpg)
この部分は耐熱スプレーの必要はないですが、マットな質感なので耐熱スプレーに。
![モトコンポガソリンタンクホース塗装後取り付け](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528121626-1024x768.jpg)
マットな質感が結構雰囲気出ますねー。
ガソリンタンクもマットにしておくべきでした。
![てきとーる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/02/908e5074da228bb028d8dccb21d6a5cc.jpg)
またいつか気が向いたらやろ・・・
ホースのカットと取り付け
![モトコンポガソリンタンクホースのサイズ2](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528131814-1024x768.jpg)
フューエルホースは、外径7.5、内径3.5。
内径が3.5であれば外径はある程度許容範囲でしょう。
![モトコンポガソリンタンクホースカット](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528114012-1024x768.jpg)
古いホースと合わせて、同じ長さにカットしていきます。
ホースなので、きっちり同じ長さにしなくても、多少はOK。
足りないより長めが良いので、少し長くするのが良いでしょう。
![モトコンポガソリンタンクホース取り付け1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528114020-1024x768.jpg)
ホースを取り付けるときは、潤滑スプレーを吹いておくと滑るように入っていきます。
![モトコンポガソリンタンクホース取り付け2](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528114024-1024x768.jpg)
取り付ける側にもスプレーしておきましょう。
![モトコンポガソリンタンクホース取り付け3](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528114300-1024x768.jpg)
カットしたホースを準備して、あとは慎重に取り付けていきます。
モトコンポあるある↓
リリーフバルブを折ってしまう。
リリーフバルブは生産停止かつ在庫無し。
折れたら自力で修理するか、高額なパーツをヤフオクで買うしかないです。
![モトコンポガソリンタンクホース取り付け4](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528120346-1024x768.jpg)
折れたリリーフバルブの先端をカッターで切って取り出します。
プラスチックなので、ペンチ等で無理に引っ張らない方が良いです。
![モトコンポガソリンタンクホース取り付け5](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528120357-1024x768.jpg)
折れたリリーフバルブの先端にも新しいホースを取り付け。
リリーフバルブの修理はまた別記事で紹介します。
![モトコンポガソリンタンクホース金具](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528120639-1024x768.jpg)
ステンレスクリップで、ホースを固定します。
古いクリップがまだ使えそうであれば再利用しても良いでしょう。
![モトコンポガソリンタンクホース取り付け6](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528123021-1024x768.jpg)
リリーフバルブはくっつけれないので、DIY修理しかないですねー。
![モトコンポガソリンタンクホース塗装ホース取り付け完了](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528123014-1024x768.jpg)
ホースを取り付けました。
これにて完成。
ホースが太いので7.5mmではなく6mmくらいがベストでしょう。
ホースが新しくなれば気分も上がる
まとめ ホースは一新しておけば安心かつ見た目も良し
![モトコンポガソリンタンクホースのサイズ1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG20210528131810-1024x768.jpg)
新しいホースは安価なので、タンクを外す機会があれば一新しておくのがベスト。
簡単で満足度も高い作業。
是非ともやっておきましょう。
ラジオペンチは良いものを↓
モトコンポのレストア記事↓
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