車のDIY作業って車のことを色々知るきっかけになるので、よい経験になるし節約になります。
が、オイル系の交換だけはコスパは微妙だなーと毎回思ってしまいます。
普段ほぼ乗ることがない家族の車、ラパン。
しばらくオイル交換してないことに気づいたので、DIYでやることにしました。
今までは購入したお店で無料でやってくれていたのですが、結構遠くいくのが面倒なのでDIYでやることに。
DIYの方が断然面倒なのですが、DIYでやることが好きなのでチャレンジしてみました。
オイル交換はいつもはオイルチェンジャーを使って上抜きすることが多いのですが、今回はオイルエレメントも併せて交換するので、下抜きでやることにしました。
ラパンのオイルエレメントが下向きなので、交換時にオイルが垂れるのは確実
どうせオイルが落ちるなら下抜きの方が楽です。
オイルを抜いてエレメント交換までは順調だったのですが、まさかのオイル注入時にオイルボトルに穴が・・・
オイルまみれで大変なことになりましたが、なんとか完了。
それでは早速DIYしていきましょう。
下準備編 スズキラパンHE22S 下抜きオイル交換DIY作業
必要な道具
フロアジャッキ、ウマ
オイル交換するにはジャッキアップしないと不可能です。
フロアジャッキがあれば一度のジャッキアップでOKなので持っておくと最高に役に立ちます。
ジャッキだけでなく、ウマも必ずかますようにしましょう。
フロアジャッキ紹介記事↓
オイル受け
オイルを下抜きする場合はオイル受けは必須です。
なるべく大き目のものを持っておくと周りに散ることもなく便利です。
オイルエレメント ラパン 純正品番:16510-81403
オイル交換時に毎回変える必要はないですが、2回に1回は交換がおすすめ。
長らくオイル交換してない場合は確実に交換しましょう。
オイルドレンボルトパッキン ラパン M14 09618-14012 19-17016
下抜きでオイル交換する場合は、ボルトのパッキンも変えておきます。
安いので毎回入れ替えるのがいいでしょう。
オイルジョッキ
オイルを車に入れるときに使います。
缶のままだと難しので、持っておきましょう。
オイル 5W-30 2.9ℓ
ラパンのオイルはエレメントまで交換すると、2.9ℓ入ります。
規格は5W-30でいいでしょう。
交換前準備 ジャッキアップ、場所確認
まずはボンネットのレバーを引いて、ボンネットを開けます。
大きな音と共にボンネットのロックが解除されます。
浮いたボンネットの中央にレバーがあるので、手で左に引きながら、ボンネットを持ち上げます。
ボンネットのダンパーはついてないので、手で引き上げた状態にしておきます。
ボンネットの裏側に固定の棒が付いているので外します。
黄色の丸部分に棒を差して固定します。
エンジンオイルを入れる箇所は、指での箇所です。
車の下をのぞきこみます。
- 赤い丸 ジャッキアップポイント
- 手前黄色丸 オイルエレメント
- 奥黄色丸 オイルドレンボルト
まずはフロアジャッキで中心部分を持ち上げます。
ある程度持ちあがった状態で、ジャッキスタンド(ウマ)を2か所にかまします。
※フロアジャッキだけでの作業は落下の危険性があるので、ウマは確実にかましましょう。
ウマをセットしたら、フロアジャッキを一度下げて、ウマだけで問題なく支えられているか確認します。
その後再度フロアジャッキを上げて、ウマと同じ高さがキープできる位置で固定します。
ウマとフロアジャッキの二つで、落下することの防止策としてます。
これでオイル交換前の準備が完了しました。
いよいよオイル交換の手順です。
実践編 スズキラパンHE22S 下抜きオイル交換DIY作業
14mmのラチェットを準備して、ドレンボルトを緩めます。
オイルエレメントのさらに奥にドレンボルトはあります。
かなり硬く締め付けられていたので、片手では無理だったので、両手で力を加えました。
緩めてすぐにオイルが出てくるわけではなく、ボルトが取れる寸前まで緩めないとオイルは出ません。
オイルを出しているところの動画↓
結構勢いよく流れていきます。
液体なので当然なのですが・・・
オイル受けでしっかりとオイルを受けます。
風が強い日だと、オイルが飛び散るので注意が必要です。
オイルフィルターカップでオイルエレメントを緩めていきます。
ウォーターポンププライヤーでも外せますが、フィルターレンチを持っていると便利です。
レンチにセットします。
オイルエレメントにはめこんで、緩めます。
それほど力を加えなくても緩めることができました。
この時、フィルターレンチを付けたままオイルエレメントを外したのですが、大間違いでした。
外れない場合は、逆方向に回すと簡単に外れます。
オイルエレメントを外す動画↓
フィルターレンチがオイルまみれで大変なことになりました。
真似しない方がよいです。
オイルがある程度止まったら、パーツクリーナー等や布でふき取ります。
新品のドレンボルトのパッキンと、オイルエレメントです。
ドレンボルトにパッキンをつけます。
パッキンを付けた状態で、元の箇所へ戻していきます。
ある程度強めのに締めておきましょう。
続いてオイルエレメント。
一体型のオイルエレメントは手が汚れなくて楽です。
エレメントも元の位置にとりつけてある程度の力で軽く締め付けます。
この後盛大に汚れることになるとは知らず…
オイルキャップを外してオイルを入れる準備をします。
オイルを入れる為、ジョッキを準備したのですが・・・
ここで大惨事。
なんかオイルが漏れてくるなーと思って不思議だったのですが、なんと、ジョッキに穴が開いてました・・・
3ℓちかく入れていたのにみるみる液面が下がって2ℓに・・・
急遽ペットボトルを準備して、なんとか継ぎ足しました。
もう焦って失敗しまくりで、周辺がオイル飛び散りまくりでした。
やっとられません・・・
穴が開いたジョッキで無理矢理いれたので、当然こちらもオイルまみれ・・・
もう本当に嫌になりました・・・
ジャッキを戻して、完了です。
オイルまみれでコンクリが汚い・・・
オイルゲージをチェックしてオイル量を確かめます。
点と点との間であればOKです。
オイルジョッキは穴があいてないかチェックしましょう・・・
普通は穴はあきません。
後で判明しましたが、動物に噛まれた後でした。
まとめ 下抜きオイル交換は楽 汚れることは覚悟してやるべし
下抜きオイル交換は結構汚れます。
まったく汚れずに行うのは不可能なので、ゴム手袋は必須です。
自分でやることで、また一つ成長できて、車のことも知ることができます。
是非試してみてください。
フロアジャッキはあるとかなり便利↓
ラパンDIY整備紹介記事↓
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