軽自動車ラパンのブレーキフルードを5年以上まったく交換してなかったので、DIY交換しました。
車ってとにかくお金がかかる、普通に言われるがしてると・・・・
知識がないことで、ディーラー等に勝手にお金を吸い取られてしまいます。
何が必要で、必要でないか知っておくことが大事
知るにはDIY実践が一番ためになる
さて、今回はブレーキフルードの交換。
ブレーキを踏み込んだ時に、油圧の力で強力にブレーキをかけることができる重要な箇所。
ブレーキフルードの劣化はブレーキ不動の原因となり、事故につながる重要な箇所
新車購入後数年で交換する必要はないですが、5年以上経過したら一度は交換しておいた方がよいかも。
ディーラーで点検ついでに交換すると3000円〜5000円
それほど高額ではないので、DIYしてもあまり金銭的メリットは無いです。
知識と経験値を得るには最高のDIY
それでは早速みていきましょう。
スズキ Lupin(ラパン)ブレーキフルードDIY交換 詳細
必要な道具
- ブレーキフルード DOT3 1リットル缶(半分くらいしか使わない)
- 10mm,8mmのメガネレンチ
- ブレーキフルード受け取りボトル(逆止弁付き)
- ボロ布、雑巾等
全部そろえても5000円くらいでしょう。
メガネレンチ等の工具は長く使うので良いものがおすすめ。
交換前作業 ジャッキアップ ブレーキフルード交換は一番遠い駆動箇所から
ブレーキフルード交換はタンクから一番遠い箇所の駆動箇所から開始。
エンジンルーム内(おそらく運転席側)にあるブレーキフルードリザーブタンクから遠い、助手席側後輪から開始。
ホイールをはずす為、ボルトを緩めておく
ボルトが簡単に回るくらいにゆるめます。
フロント・リアのジャッキポイントを確認
一度覚えてしまうとどの車もほぼ同じです。
市販のガレージジャッキがあるとジャッキアップ回数が少なく楽です。
- 車載ジャッキ:各箇所4回のジャッキアップが必要
- 市販ジャッキ:前後2回のジャッキアップでOK
市販品のほうがパワーもあり、安心感があります。
ハイエースにも外車にも旧車にも使えるガレージジャッキ紹介記事↓
リヤアクスルの部分にジャッキをあてる
ジャッキアップして左右のホイールを外す
ボルトを緩めておかないと、ジャッキを下ろして再度緩めることになるので、最初に緩めておきましょう。
ブレーキフルードの準備とリザーブタンクの確認
ラパンのブレーキフルードタンクの位置
タンクは一つで4輪をまかなっています。
前後に分かれているタンクもある
DOT3規格のブレーキフルード指定
DOT4はスポーツ走行する車など、一般的な車はDOT3でOK。
新しい缶を準備
古いブレーキフルードを出しながら、新しいものをついでいく。
※雨の日や湿気の多い日に交換はやめておきましょう。ブレーキフルードは湿気を吸いやすく、ブレーキ性能に影響してきます。
リア側 ブレーキフルード交換方法
リアはドラムブレーキ
内側に取り出し口があるので、キャップを外す
リアは8mmナットを緩めるのでメガネレンチを準備
安心のKTCです。
タンクをセットして準備
タンクが倒れたりしないよう、ぶら下げるか地面で固定しましょう。
レンチをセットして、ホースを接続
ホースが外れないか確認しておきましょう。
緩める前のレンチの位置を記憶
元に戻すときにこの位置まで戻せばOK。
レンチを緩めるとフルードがゆっくりと出てくる
リア側 ブレーキフルードを出して新しいものと交換
ブレーキフルードをこぼすことを想定して、ボロ布等をしいておく
5回程度強く踏み込む
5回程度踏み込んだら、リザーブタンクを確認し、新しいフルードを継ぎ足しましょう。
新しいフルードが出たか確認
新しいフルードが出てきたら交換OK。
ボルトを締める前に、ブレーキを思いっきり踏んだ状態で締める
誰かいれば踏み込んでもらえばOKですが、1人だと、棒などで固定しましょう。
メガネレンチを元の位置に戻して完了
結構な量が出る
最も遠い場所から行うので一番量が出ます。
あと3輪はすぐに交換できます、特にフロント側ははやいです。
フロント側 ブレーキフルード交換
フロント側をジャッキアップ
ホイール2本を外します。
フロントはディスクブレーキ、黄色丸のキャップを外します。
フロント側は10mmのメガネレンチを使用
緩める前のセッティング位置
緩めるとブレーキフルードが出てくる
同様の手順で、新しいフルードが出るまで繰り返して終了。
4輪全てが終わったら、ブレーキフルードの量を確認して終了
エンジンを掛けて、数回ブレーキを踏みましょう。
最初はブレーキが抜ける感覚がありますが、すぐに元にもどるので大丈夫
Dレンジに入れ軽く動かしてブレーキの効き具合を確認して終了。
まとめ 1時間くらいの作業 費用対効果は低いが得るものは大きい
ブレーキの構造は数十年も同じで、一度知ってしまえば、後は同じです。
ブレーキの状態を知ることにもなり、無駄なディーラーからの頻繁な交換にお金を出す必要もなくなります。
手間ですが簡単な作業なので、十分DIY可能。
ブレーキパッドやローターの交換もできるようになります。
DIYに必須なガレージジャッキは持っておきましょう↓
3トン対応だとほぼ全ての一般車に対応できます。
ラパンDIY整備紹介記事↓
コメント
ワンウェイバルブ使うって書いとかないと
普通のホースでやってエア入りまくりマンが出てくる可能性が
ほんとですね。。。記載忘れてました
ご指摘ありがとうございます。