88ケ所の順番ばらばらに巡っている、四国お遍路巡り。
子どもと一緒に車での巡礼をしています。
高知県室戸市にある25番津照寺(しんしょうじ)に行ってきました。
土佐藩主山内一豊を導き助けた地蔵菩薩
西に極楽浄土があると信じられていた時代、人はその地を求めて人里離れた四国の海岸沿いを歩いた。これが四国お遍路の原型といわれているが、当時の高知は四国でも辺境の地だ。特に室戸は阿波や土佐の国府からも離れている。辺境の地は「辺地」であり、それが「辺路」となり「遍路」になったという。
西からの季節風が直接当たり、強風の吹く場所として知られる室戸。荒波が岩肌を削り、切り立った崖が続く。その荒涼とした海岸沿いの道を歩いたお遍路の先輩たちの姿が偲ばれる。
室戸には札所が三つあり、「室戸三山」と呼ばれている。その一つ、津寺の愛称で親しまれている津照寺は室津港を見下ろす小高い丘の斜面に建つ。
それでは早速、四国88ケ所巡り、高知県室戸市第二十五番の津照寺(しんしょうじ)をみていきましょう。
第25番 津照寺 津寺と呼ばれ親しまれる寺 車でいってみた
津照寺詳細

宗派 | 真言宗豊山派 |
開基 | 弘法大師 |
創建 | 807年(大同2) |
山号 | 宝珠山 |
本尊 | 地蔵菩薩(楫取地蔵) |
恒例の25番ポーズ

25を表現してみました。
いつもの山門のように仁王はいませんが、存在感のある門。
- 1回目は12箇所、2回目は4箇所のお寺を巡りました。
- 2回目は84-87番です。
- 3回目は46-53番です。
- 4回目は54-59番です。
- 5回目は79番のみ。
- 6回目は65.66.72-76番です。
- 7回目は38-45番です。
- 8回目は24-29番です。
子どもと巡るメリット 津照寺

お金の大切さと、挨拶等の練習。
お寺から得るものは多数ある。
恥ずかしがらずに何でもできるように経験させることで、子どもの成長にも役に立つと思ってます。
大きいお子さんであれば歴史の勉強にも役に立ちそうですね。
津照寺での子どもの様子

いつも通り、手水場が大好き。

納経所での御朱印をもらうのも慣れたものです。
てきとーる的 津照寺 ベストショット

住宅や商店が立ち並ぶ中に、馴染むように建っている津照寺。
広い境内はありませんが、狭いながらも親しまれているお寺が印象的。
てきとーる的 津照寺 見どころ案内

生活地域にあるお寺で狭いので、駐車場は港の広場を利用します。
駐車料金は不要。

津照寺(25番札所 津寺)
大同2年(708)空海が海の安全と大漁を祈願して開創したと言う古刹で石段を登りつめたところに本堂、内外陣には88箇所「お砂踏み」周囲には万体地蔵仏が祀られている。
本尊楫取地蔵菩薩については「今昔物語」第17巻第6に津寺の火災の霊兼験談が書かれており、南路誌には慶長7年難波しかかった藩主、山内一豊公の船を救ったという話もある。今も海難よけの楫取地蔵として厚い信仰を集めている。

長い階段を上っていきます。
子どもによると80数段あったとか。

階段の途中には写経大師尊像。

途中鐘楼がある門があります。
門からの景色も格別。

頂上からは海を眺めることができます。

小さな童地蔵。

本堂はこじんまりしており、豪華ではありませんが、庶民に親しまれているお寺を感じることができます。

下りは上りとは違う景色を楽しめる。

門の中には鐘楼があり、鳴らすこともできます。

門からの景色もまた趣があります。

階段の下には納経所と大師堂、階段上が本堂になっています。
御朱印とお札 第25番礼所津照寺
納経(動画あり) 津照寺

津照寺の納経所です。
御朱印を書く光景はほぼ見えないです。
御朱印動画↓
御朱印してもらうには納経帳を持参しましょう。
納経帳はネットで買う方が、いろいろあり好みのものを選ぶことができます。
納経帳は必須アイテムです。下記より↓
ネットでお気に入のデザインや限定商品を購入して持参するのがおすすめです。
ネットからの購入は下記より↓
鬼滅の刃御朱印帳もあります↓
御朱印と御札(御詠歌札) 津照寺

太い字体で迫力のある文字。
面白い御朱印だと思います。

左は地蔵菩薩(楫取地蔵)です。
シンプルであり、楫取地蔵と呼ばれ親しまれている本尊。
令和元年5月〜令和3年12月末まで右側の御札が授与されます。
右側のには歌が記載されています。
法の船入るか出づるかこの津寺
速うわが身をのせて給えや
まとめ 第25番礼所津照寺

津寺という名前で親しまれているいる、弘法大師若き日の修行のお寺の一つ。
規模は非常に小さいですが、生活圏と相まって独特の雰囲気をもっているお寺です。
近くには金目鯛を食べれる食事処もあり併せて訪れてみたいお寺です。
コメント