88ケ所の順番ばらばらに巡っている、四国お遍路巡り。
子どもと一緒に車での巡礼をしています。
高知県安芸郡安田町にある27番神峯寺(こうのみねじ)に行ってきました。
土佐の関所寺は神仏習合の霊場
神峯寺は太平洋に臨む急勾配の山の斜面、標高403メートルのところに建つ。「真っ縦」と呼ばれる、車でもきつい坂を上っていかなければならず、遍路ころがしの一つに数えられる。各道場に一つある土佐の関所寺でもあり、お遍路には特別な札所である。
歴史の古さも特別で、3世紀頃に朝鮮半島にまで兵を進めた神功皇后が、戦勝祈願のために天照大神などの諸神を祀ったのが始まりと伝わる、寺の位置する山の名は神峯山といい、神々とのゆかりを感じさせる。その後、聖武天皇の勅を受けた行基が十一面観音像を彫り神仏の合祀を行った。
それでは早速、四国88ケ所巡り、高知県安芸郡安田町第二十七番の神峯寺(こうのみねじ)をみていきましょう。
第27番 神峯寺 土佐の関所寺 車でいってみた
神峯寺詳細
宗派 | 真言宗豊山派 |
開基 | 行基 |
創建 | 730年(天平2) |
山号 | 竹林山 |
本尊 | 十一面観世音菩薩 |
恒例の27番ポーズ
27を表現してみました。
立派な山門、赤い仁王がチラリと見えています。
- 1回目は12箇所、2回目は4箇所のお寺を巡りました。
- 2回目は84-87番です。
- 3回目は46-53番です。
- 4回目は54-59番です。
- 5回目は79番のみ。
- 6回目は65.66.72-76番です。
- 7回目は38-45番です。
- 8回目は24-29番です。
子どもと巡るメリット 神峯寺
大きいお子さんであれば歴史の勉強にも役に立ちそうですね。
神峯寺での子どもの様子
きつい階段も数を数えながらすいすいと上っていきます。
仏足が気になるようでした。
下の子に関しては、「これ臭いん?」と・・・足=汚いの印象なのでしょう。
姉妹でそれぞれ鐘を鳴らします。
てきとーる的 神峯寺 ベストショット
急な坂と美しく整えられた植物。
ものすごくキレイに剪定されていました。ちょうど刈った後だとは思いますが、キレイでした。
上から見る景色は良いものです。
てきとーる的 神峯寺 見どころ案内
車で向かう道が、かなりハードです。
すれ違うのはほぼ無理な急な坂を車で上ります。歩きだともっとキツイでしょう。
真っ赤で迫力のある仁王が待っています。
便所の守護神でしょうか。
本堂へと続く階段途中の植物がキレイに整備されています。
大木があったのか、切断されているものもありました。
途中には不動明王が、かなり迫力があります。
弘法大師と後ろの建物は聖観音菩薩の建物。
歴史を感じさせてくれる建物の本堂、龍の飾りが印象的。
途中にはお地蔵サマが多数、様々な表情。
大師堂。
御朱印とお札 第27番礼所神峯寺
納経(動画NG) 神峯寺
神峯寺では撮影禁止でした。
御朱印してもらうには納経帳を持参しましょう。
納経帳はネットで買う方が、いろいろあり好みのものを選ぶことができます。
納経帳は必須アイテムです。下記より↓
ネットでお気に入のデザインや限定商品を購入して持参するのがおすすめです。
ネットからの購入は下記より↓
鬼滅の刃御朱印帳もあります↓
御朱印と御札(御詠歌札) 神峯寺
連続した文字と一体感のある御朱印、素晴らしい雰囲気です。
左は十一面観世音菩薩です。
ほっそりとして、空白が何かを物語ってきそうなお姿。
文字の位置も横にあり、他とは違う印象。
令和元年5月〜令和3年12月末まで右側の御札が授与されます。
右側のには歌が記載されています。
みほとけの恵みの心神峯
山も誓いも高き水音
まとめ 第27番礼所神峯寺
土佐の関所寺というだけあって、かなりの急斜面を上らなければならない神峯寺。
急斜面危険箇所の看板もあり、大雨等で災害に合う可能性もある場所です。
危険な場所でもお遍路巡りをする人にはありがたい場所であることには間違いないです。
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