88ケ所の順番ばらばらに巡っている、四国お遍路巡り。
子どもと一緒に車での巡礼をしています。
香川県の五色台の麓にある80番の国分寺(こくぶんじ)に行ってきました。
国分寺がある場所
高松平野と丸亀平野の間を標高200〜400mの山々(五色台)が横たわり、その低い所を国道と鉄道が走り抜ける場所。
かつて、官道や街道が通っていたところで、今もたくさんの人が往来する狭間の中ほどに寺が建っています。
それでは早速、四国88ケ所巡り、五色台ふもとにある第八十番の国分寺(こくぶんじ)をみていきましょう。
第80番 国分寺 香川県五色台麓 車でいってみた
国分寺詳細
宗派 | 真言宗御室派 |
開基 | 行基 |
創建 | 741年(天平13) |
山号 | 白牛山 |
本尊 | 十一面千手観世音菩薩 |
恒例の80番ポーズ
80を表現してみました。
8と0共に容易に表現することができました。
簡単な表現であるのと、このお寺に行く前にうどんを食していたので、元気いっぱいで下の子もすんなりやってくれました。
上の子は毎回ノリノリですが、下の子はいまいち。
3か所目ということもあり、下の子も少しは理解してきたのか。
子どもと巡るメリット 白峯寺
大きいお子さんであれば歴史の勉強にも役に立ちそうですね。
国分寺での子どもの様子
国分寺では仏像が多く、珍しいものも多かった為か、興味津々で見ていました。
色がついた仏像等には結構興味を惹かれるようです。
逆に石の色だけの仏像にはあまり興味がなさそうでした。
子どもの学習にもなりますが、大人の学習にもなります。
七福神は有名ですが、全ての神の名前を知っているわけではなく、知るきっかけにもなりました。
子どもに教えるのに親が知らないとどうしようもないですよねー・・・
今はスマホがあるのでその場ですぐに説明することもできます。
てきとーる的 国分寺 見どころ案内
五色台の麓にある80番国分寺。
近くには81番と82番の寺がありますが、二つの寺は五色台の上にありまったく違う景色です。
80番の国分寺は平地にあり、松が非常に多く育っています。
松のおかげで、神々しい雰囲気を一層高めてくれているように感じました。
講堂跡の礎石をそのまま利用して たてられている本堂です。
礎石を見ると、以前の本堂は本当に大きかったのだと実感させられます。
納経所の中には1週歩くことができる場所があり、非常に天井が低いですが、全国各地から参拝された方のお札と小さい仏像がありました。
祈りがこめたパワーの感じられる場所です。
通路には折り鶴も祀られていて、平和を願う気持ちも感じることができます。
弁財天が迎えてくれます。
なんとも安らかな顔えおしていて、優しさが伝わってくるので癒されます。
お釈迦様の足のようです。
81番の白峯寺では靴を脱いであがることができるタイプでしたが、この佛足石は手でなでるタイプのものでした。
ご利益を感じれるようになでなでしておきました。
お寺の住職の方なのか、かなりキレイにされておりました。
てきとーるが訪れている間、ずっと掃除されてましたね。
88か所巡りのお寺ともなればそれなりに人が訪れるので、掃除は毎日必須なのでしょう。
もちろん他のお寺でもそうなのでしょうが。
てきとーる的 国分寺 ベストショット
ちょうど0歳の子どももいるので、無事育っていることに感謝しながら、水子地蔵を拝みました。
さみしい場所でもありますが、空は晴れ渡り、慰霊はしっかりと供養されているのではないかと感じました。
錫杖を持ち子どもも持つ水子地蔵
子どもを供養しながら、安産や子どもの成長を見守る、悲しくもあり晴れやかでもある中性的な場所ではないでしょうか。
納経(撮影不可) 国分寺
納経所と大師堂とがセットになっている場所で、中に仏像がまつられている為、室内は全て撮影禁止となっていました。
納経の風景は撮影することができませんでしたが、非常にアットホームな感じでした。
おばあさんのような方が御朱印をしてくださります。
中は礼拝堂のようなイメージで、線香のいい香りがたちこめていて、なんともいえない雰囲気です。
御朱印してもらうには納経帳を持参しましょう。
納経帳はネットで買う方が、いろいろあり好みのものを選ぶことができます。
納経帳は必須アイテムです。下記より↓
ネットでお気に入のデザインや限定商品を購入して持参するのがおすすめです。
ネットからの購入は下記より↓
御朱印と御札(御詠歌札) 国分寺
今回の御朱印は女性の方が担当してくれました。
細い文字からどこか繊細さを感じさせてくれます。
文字からは松が多い国分寺ならではの、松の繊細な印象を文字が表現してくれているように感じます。
令和元年5月〜令和3年12月末まで右側の御札が授与されます。
左側は千手観音ですが、どこが抜けた顔をしていて、親しみやすそうな顔をしています。
親しみやすさとは対照的に千手観音ならではの力強さが全体から感じられます。
右側のには歌が記載されています。
国を分け野山をしのぎ
寺々に詣れる人を助けましませ
番外編 周辺に名店のうどん屋が多い
周辺には人気のうどん屋があります。
お遍路ついでにうどん屋も行ってみると尚お遍路が楽しくなりそうです。
うどんの紹介記事は下記↓
まとめ
3か所目80番国分寺、いかがだったでしょうか。
松が多く風情ある情景を楽しませてくれる国分寺。
境内には多くの仏像があり、子どもと訪れても楽しませてくれることは間違いありません。
五色台の81番82番とは違った雰囲気を味わいながらお参りすると、また違う感覚の讃岐が味わえるのではないでしょうか。
うどんも一つの楽しみとして、80番の国分寺を訪れてみてください。
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