素人でも意外と簡単 車のバンパー傷DIY塗装修理 前編 ハイエースのリアバンパー研磨作業 

ハイエース修理パテを塗った
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てきとーる
てきとーる

車のバンパー傷を自分で何とかしたい人向けの記事です。

前編では、傷の研磨からパテを使った穴埋めと慣らしまで紹介します。

先日、ハイエースをバックさせている時に、不注意でやってしまいました。

まさかぶつかるなんて思ってませんでした。

ガリッと傷が・・・

ハイエースの車体の傷2
リアバンパー傷

結構広範囲なのと、ささくれが出来ているので、削れています。

こうなると、タッチペンでどうのこうのは無駄です。

タッチペンでやっても色がごまかせるだけ

盛ったりするので、光の加減で目立ちます

今回はDIYで初塗装をやってみました。

塗装は丁寧に作業手順を踏めば問題なくできます。

簡単な手順は下記↓

バンパー塗装修理手順
  1. 傷部分のスクラッチ等をカッターで取る
  2. サンドペーパーで傷を慣らす
  3. バンパープライマーを傷部分に噴く
  4. バンパーパテをのせる
  5. パテを削る
  6. バンパープライマーを噴く
  7. プラサフを何回か塗装する
  8. ボディーカラー塗装をする
  9. クリア塗装をする
  10. 研磨作業
裏てきとーる
裏てきとーる

全然簡単じゃねーだろ、10項目もあるぞ

てきとーる
てきとーる

軽く書いたつもりが、結構ありますね・・・

前編で紹介するのは1〜5までの手順です。

塗装を始める前の下準備ですね。

下準備で手を抜いてしまうと、確実に塗装はうまくいきません。

もちろん塗装はできますが、凸凹や傷後の影響で、塗装面も凹凸ができます。

きっちりとやる為にも詳しく解説していきます。

可能であればバンパーを外して作業するのをおすすめします。

場所によっては体勢がきつく、早くやろうと作業が雑になります。

今回はハイエースなので楽にバンパーを外せました。

バンパーを外したところで、塗装の下準備に入ります。

前編で必要な道具は下記↓

  • 耐水サンドペーパー3種類ほど(荒い、中位、細かい)
    用意したのは(120、240、500、1000)
  • バンパープライマー
  • バンパーパテ
  • ブレーキクリーナー(パーツクリーナー)

道具は紹介途中で画像とともに紹介します。

それでは早速みていきましょう。

この記事の内容
  • バンパーをサンドペーパーで削る手順
  • バンパーにパテを塗る手順
  • パテを削る手順
  • まとめ
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バンパーの傷を削る手順 サンドペーパー

傷を確認 ささくれはカッターナイフで削る

ハイエースの車体の傷7

バンパーが削れており、ささくれも出来ています。

細かいささくれであればサンドペーパーで削れますが、大きなものはカッターで削っておきましょう。

ある程度削れたらサンドペーパー研磨です。

120番サンドペーパーで削る

ハイエース修理サンドペーパー120
120番

※120番のような荒いものは使わなくてもOKです。

傷が荒く、カッターで削らなかったので、いきなり粗目のサンドペーパーで削ります。

サンドペーパーは必ず水に濡らしながら、汚れをとりつつ作業を行います。

削りカスがつくたびに水でゆすいで水とともに磨きます。

ハイエース修理サンドペーパー120で削る1
120番で磨いた

120番である程度磨きました。

ささくれが取れて、均一になりました。

ハイエース修理サンドペーパー120で削る2
120番使用後

また傷の大きさは目立ちますが、ささくれは十分取れました。

もう少し細かくしていきます。

240番サンドペーパーで削る

ハイエース修理サンドペーパー240
240番耐水サンドペーパー

240番で削っていきます。

120番は飛ばしていきなり240番でも十分です。

ハイエース修理サンドペーパー240で削る1
240番で磨く

傷跡が細かく見えていましたが、240番でけずると傷跡だけは目立たなくなりました。

当然、削った範囲は塗装がなくなります。

ハイエース修理サンドペーパー240で削る2
240番の後

線キズはあまり目立たなくなりなめらかになりました。

研磨はギリギリではなく、少し範囲を広くとりましょう。

塗装するので綺麗に仕上がります。

500番サンドペーパーで削る

ハイエース修理サンドペーパー500
500番耐水サンドペーパー

500番で磨いていきます。

ハイエース修理サンドペーパー500で削る1
500番の後

ほぼ表面が綺麗になってきました。

ハイエース修理サンドペーパー500で削る2
500番の後

凹凸はほぼ慣らされたので、深いキズ意外は均一です。

ハイエース修理大きなキズ
深いキズ

深い傷部分はパテを入れていくので、削れていてもOKです。

とにかく表面を綺麗にならすことが目的です。

てきとーる
てきとーる

広範囲をやすりで削る作業は最初結構抵抗があります。

自ら塗装を削っていくので、なんとも言えない感覚です。

裏てきとーる
裏てきとーる

ちまちまやらずに、大胆にやるのがポイントだな

完成とおまけ 傷ならし作業

ハイエース修理削った後
完了

削り作業はこれで完了です。

傷部分だけでなく、広範囲を研磨しておきました。

ハイエース修理削った後の文字
おまけ

記念にてきとーるの名前を刻んでおきました。

ケロリ
ケロリ

・・・・

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パテを塗っていく 深いキズの補修

ハイエース修理パテ作業前のバンパー
研磨が終わったバンパー

使用する道具

ハイエース修理のパテとバンパープライマー
バンパープライマーとバンパーパテ

バンパー用のプライマーとパテです。

バンパー専用品を使いましょう。ボディーの金属とは違い、バンパープライマーを塗布しないとパテがくっつきません。

ハイエース修理バンパープライマーの役割
バンパープライマーの役割

バンパープライマーで塗料が吸着しやすくなります。

特にメーカーは気にしなくていいでしょう。ホームセンターよりネットが安いです。

バンパープライマー購入は下記↓

バンパーパテ購入は下記↓

バンパーパテは白・グレー・黒とありますが、ボディーに近い色を選ぶといいでしょう。

一気に塗装までやらない場合は、パテの色が結構目立ちます。

走行中恥ずかしい思いをしたくないなら、同色系を選ぶべし

パーツクリーナで脱脂清掃する

ハイエース修理ブレーキクリーナー
パーツクリーナ

バンパー脱脂スプレーもありますが、ホームセンターのパーツクリーナで十分です。

余計な油分を除去して、プライマーを塗布しやすくします。

軽く噴いて、タオル等で拭き取って終了です。

バンパープライマー塗布

ハイエース修理バンパープライマーの使い方
説明

プライマーの画像を取り忘れました。

透明な液体で、非常にタレやすいです。

20から30cmほどはなして、軽く1回プシュっとするだけで十分です。

キズ部分に向けて1回1回プッシュしていくイメージです。

研磨した場所以外に付着した場合はパーツクリーナで清掃しておきましょう。

塗布後は15分程度乾燥

てきとーるは乾燥を忘れてすぐパテにいったので、5分くらいしか乾かせてませんでした・・・

パテが吸着しにくくなるので、15分待ちましょう。

パテを塗っていく

ハイエース修理パテの使い方
作業手順
  1. 下地処理
  2. パテの材料を1:1で混ぜる
  3. 少し盛り気味に塗る
  4. 剤っていく
ハイエース修理パテを使う
材料を混ぜる

あまり深い傷ではないので、ちょっとだけ使いました。

1:1で取り出します。

ハイエース修理パテを混ぜる
混ぜる

均一に混ぜていきます。

ムラがないようにしっかり混ぜましょう。

適当でいいと思いますが・・・

ハイエース修理パテを塗った
勢いよく塗る

勢いよく塗っていきます。

後で思いましたが、あまり広範囲にやると削るのが面倒です。

本当に傷が深い部分周辺だけで十分です。

ハイエース修理パテを塗った2
ヘラで慣らす

塗った後はヘラである程度ならしていきます。

深い傷の部分にしっかり塗れているか確認しておきましょう。

広範囲に塗らない

パテ盛り作業は完了です。

30分乾燥させましょう。

余分なパテを削る サンドペーパー

粗目で削っていく 240番

ハイエース修理240でパテを削る
240番

傷を研磨したときと同様のサンドペーパーでOKです。

ハイエース修理240でパテを削ったとこ2
水とともに削る

水と共に削っていきます。

カスが付着するので頻繁に水で洗いながら磨いていきましょう。

端っこから磨いていくこと。

傷部分から磨くとエグれて傷部分のパテが取れてしまいます。

周りから徐々に中心に向かうイメージです。

削れてない例

ハイエース修理1000番だめな部分
浮かんでいる

上記のように浮かんでいる部分はまだまだ研磨が必要です。

完全にバンパー部分と一体化するまで磨いていきましょう。

ハイエース修理240でパテを削るだめな部分
もう少し

もう少し削っていきましょう。

500番でさらに仕上げていく

ハイエース修理240でパテを削ったとこ3
500番

ある程度削れたら500番で磨いていきます。

上記はもう少しの画像です。

細かいもので磨くとだんだん馴染んできます。

1000番で完璧に

ハイエース修理1000番でパテを仕上げる
1000番

最後は1000番で仕上げていきます。

広範囲をこれで念入りに磨くことで塗装も綺麗に仕上がることになります。

ハイエース修理1000番でパテを仕上げた
仕上がり

1000番で磨いて、あとは指でなぞりながら凹凸がないか確認します。

凹凸を感じなくなれば完成です。

少しでも凹凸を感じるなら磨け

これで塗装前準備は完成です。

まとめ 塗装前の下準備が成功を左右する

ハイエース修理パテ完了
研磨後

完成後はなめらかにはなりましたが、塗装してないので、当然目立ちます。

一気にできれば理想ですが、なかなか時間もかかるので、ある程度わけた方が、集中力も続きます。

傷を均一にする下地作業が成功を左右するので、丁寧に行いましょう。

後編では塗装から完成までを紹介します。

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