あやうくハイエースの新型ディーゼルに普通のディーゼルオイル入れるとこでした。
クリーンディーゼルは正しいオイルを入れないと故障の原因になります。
先日16年連れ添ったMINIとお別れして、新しいクルマ(中古車)VOLVO V40 D4(クリーンディーゼル)の納車した筆者てきとーるです。
初のクリーンディーゼルはMINI クラブマン クーパーSDでした。
トルクがあり、非常に扱いやすくかなり速い車でしたね。
最近はディーゼル車の購入が多いな
ミニクラブマンクーパーSDでディーゼルエンジンの虜になり、その後もハイエース5型、V40 D4と、立て続けにクリーンディーゼル車を購入しています。
ディーゼル続きだったので、まとめてエンジンオイルを交換しようと20L缶を購入。
これがそもそもの間違いでした・・・・
クリーンディーゼルにはそれぞれ企画があり正しいエンジンオイルを入れないと故障につながるのです。
まだ入れる前だったので、良かったですが、交換してそのまま走っていたらいつか故障してたかもしれません。
というわけで、今回はディーゼルエンジンオイルについての知識を紹介します。
間違っても違うエンジンオイルを入れないようにしましょう。
ディーゼルエンジンオイルを間違えると大変
ディーゼルエンジンは短距離街乗りは不向き
最近マツダ車を初め欧州車でもディーゼルエンジンが多数出てきました。
非常に身近なものとなっており、ディーゼルのイメージは↓
トルクがあり街乗りでも扱いやすく、燃費がよく経済的
そう、これがそもそもの間違いです。
トルクがあるから街乗りにいい、低回転から力強い加速ができるので、街乗り向き。
逆に高速道路だと回転が頭打ちするので、気持ちいい走りは期待できない。
イメージからいうと↓
街乗りメインだから経済的なディーゼルを買おう
近距離の買い物や、近距離の通勤だけにディーゼルを使うと後々大変なことになります。
ススが取れなくなり、機器に付着して目詰まりした結果、出力の低下、最悪故障に繋がります。
ススを除去する機器 DPF
DPF = ディーゼルパティキュレートフィルター
クリーンディーゼルの排ガスに含まれる粒子物質を貯めてくれる役割をします。
そしてエンジンが加熱することで、溜まったススを焼き切ってくれるので、排ガス少なくなるという仕組みです。
溜まったススを焼き切るにはエンジンを暖める必要があります。
ということは、片道10分、15分の距離を往復する程度では、エンジンはあたたまらず、粒子物質を処理できなくなります。
- 処理できない
- DPFにどんどん粒子が蓄積
- 結果的にエラー
- ディーラーにお世話になる
- 費用がかさむ・・・・
という図式です。
てきとーる的見解
最近マツダ車のディーゼル不具合が非常に多いそうです。
DPFを取り外しての清掃作業。
ディーゼルエンジンの特性を知らずに買った方々が、今になって不具合を連発している。
マツダがどんな車種にもディーゼルを積んだので、誰でも乗っていいという認識を生んだ。
デミオはコンパクトカーで、街乗りや買い物に使う人も多いのにディーゼルもあります。
勘違いするのも無理はないと思います。
正直てきとーるもディーゼルは中低速最高!って思ってました・・・
クリーンディーゼルのエンジンオイルは3種類
3種類のエンジンオイル クリーンディーゼル
筆者てきとーるが購入したトヨタのガソリンエンジンオイル兼ディーゼルエンジンオイルです。
どちらでもいけるし、価格も安く経済的です。
この兼用オイルが使えるディーゼルは古いディーゼルで、DPF等がない昔ながらのディーゼルエンジンです。
最近のクリーンディーゼルには使えません。
最近のクリーンディーゼル用のエンジンオイルは3種類↓
合ったものを使用しないと排ガスに影響が出る
間違ったオイルを入れることで、排ガスに影響がでます。
結果的にDPF装置に影響が出るので、間違っても規格違いのエンジンオイルを入れてはいけません。
入れてもすぐに影響がでるわけでも、すぐに故障することもないですが・・・
てきとーる的見解
ボルボのV40はO2センサーにススが付着して、エンジン警告灯がつく為、O2センサーがリコール対象となりました。
単純にO2センサーだけなのでしょうか。
てきとーる的にはオイルの影響や、短距離運転が結果的にスス付着の要因となっているようにも思えます。
ディーゼルの中古車を買うときは注意
中古車はどんな状況でオイル交換されていたのか、適切なオイルを入れられていたのか、まったくわかりません。
クリーンディーゼルエンジンの中古車を買うなら、確実に低走行のものを買うのがベストです。
ディーラー以外から中古のディーゼル車を購入した場合は、できるだけ早めにオイル交換をした方が無難です。
交換時期 車ごとのオイルの種類
交換時期
交換時期はもうマニュアルを確認するのが最もベストでしょう。
しかし、人それぞれ走り方、使い方も違い、同じでいいとも思えないです。
シビアコンディションでは早め
そうでもなければマニュアルに従う
ちなみにハイエースは2万キロ、もしくは1年となっています。
MINIも同様です、16年間のったガソリンMINIも同様ですね。
MINIに関しては2万キロ、もしくは2年で交換してました。
16年15万キロ乗ってもエンジンは問題無し。
それぞれのオイル種類 クリーンディーゼル車
ハイエース | DL-1 |
MINI | BMW指定エンジンオイル ACEA C3規格なら1Lまでなら混在可能 |
ボルボ | ボルボ指定オイル ACEA C3規格ならOK |
- 欧州車はACEA C3
- 日本車はDL-1
上記が多いです。
BMW MINI のように厳格に指定しているところもありますが、規格が合っていればある程度は大丈夫だとは思います。
もちろん指定のオイルがいいのでしょうが。
ハイエースは下記オイルの記載がマニュアルにあります。↓
- トヨタ純正キャッスルディーゼルオイル DL-1 0W-30 JASO DL-1,SAE 0W-30
- トヨタ純正キャッスルディーゼルオイル DL-1 5W-30 JASO DL-1,SAE 5W-30
これですね↓
DL-1マークの記載があるものを使用となっています。
てきとーる的ハイエースディーゼルオイル
上記写真は違いますが、てきとーるなら↓
ワコーズ(WAKO’S) MR-DL1 マルチロードDL-1 5W-30
これです↓
普通のエンジンオイルの2倍の価格。
そうワコーズです。
MINIでもお世話になっていた、ワコーズ。
はっきり言ってどう違うのかはわかりませんが、気分は最高です。
ようはプラシーボ効果ってやつですね。
おー、やっぱりワコーズのエンジンオイルは最高だぜ!
みたいな感じです。
もちろん効果はあるのでしょうが、また記事で紹介します。
規格にあったエンジンオイルを選んでディーゼルを楽しもう
ディーゼルエンジンは耐久性がありますが、しっかりとした管理を行ってるからこそ。
エンジンオイルは特に重要で、クリーンディーゼルなら尚更ということが分かりました。
長く乗るならオイルは重要、中古車購入時もできればオイル交換は即実施が無難。
間違っても普通のエンジンオイルを入れないようにしましょう。
欧州車用エンジンオイル↓ボルボやBMW、ベンツにもいけるリキモリオイル。
酷使するハイエースにはワコーズでしょう。↓
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