第72番礼所 曼荼羅寺 子どもと四国お遍路88ケ所御朱印巡り 仏教の宇宙観 曼荼羅空間

72番曼荼羅寺のアイキャッチ画像 遍路四国88ケ所巡り
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88ケ所の順番ばらばらに巡っている、四国お遍路巡り。

子どもと一緒に車での巡礼をしています。

香川県善通寺市にある72番の曼荼羅寺(まんだらじ)に行ってきました。

西行もたびたび訪れた 大師祖先の佐伯家氏寺

善通寺市は弘法大師の生まれた故郷。それもあって市内には5ヶ所の礼所が建つ。その最初となる72番曼陀羅寺は。讃岐と伊予をつなぐ主要街道、国道11号線を臨む場所に建つ。

それでは早速、四国88ケ所巡り、香川県善通寺市第七十二番の曼荼羅寺(まんだらじ)をみていきましょう。

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第72番曼荼羅寺 88箇所で最古の寺 車でいってみた

曼荼羅寺詳細

72曼荼羅寺の景色2
曼陀羅寺
宗派真言宗善通寺派
開基弘法大師
創建807年(大同2)
山号我拝師山
本尊大日如来

曼荼羅寺 四国霊場第72番礼所。

縁起によれば、曼陀羅寺の創建は596年(推古4)と古い。大師の祖先である讃岐の領主、佐伯家の氏寺として創建され、当初は世坂寺と称したと伝わる。

大師が寺を訪れたのは唐から帰朝した翌年のこと。宝祚(皇位)の無窮を祈り、万民の厄災を除き、亡き母、玉依御前の菩提を弔うためだった。唐から持ち帰った金剛界と胎蔵界の両曼荼羅を安置し、本尊の大日如来を勧請した。そして、唐の青龍寺を模した伽藍を3年かけて建立し、曼陀羅寺に改めたとされる。

平安末期には西行(1118〜1190)がしばしば寺を訪ねている。寺の南、火上山中腹の「水茎の丘」というところに庵を結び、しばらく暮らした。「山里に憂き世は厭わん友もが悔しく過ごし昔語らん」と詠んでいるが、武士ながら無常を感じ僧となった西行が偲ばれる一首である。

西行は寺に通っては本堂前の石の上でよく休息をとったという。その「西行の昼寝石」は今も残り、横には「笠掛桜」が立つ。同行の者が形見に笠をかけたのを見て、西行が「笠はありその身はいかになりぬらんあわれはかなきあめが下かな」と詠んだとされる木である。境内には西行の句碑も立ち、参拝者を平安の頃に誘っている。

恒例の72番ポーズ

72曼荼羅寺の人文字
72の人文字

72を表現してみました。

同じ数字に見えないこともないですが・・・

山門から本堂が見えていて、雰囲気のあるお寺です。

  • 1回目は12箇所、2回目は4箇所のお寺を巡りました。
  • 2回目は84-87番です。
  • 3回目は46-53番です。
  • 4回目は54-59番です。
  • 5回目は79番のみ。
  • 6回目は65.66.72-76番です。

子どもと巡るメリット 曼荼羅寺

72曼荼羅寺の手水場
手水場にて
目的

お金の大切さと、挨拶等の練習。

お寺から得るものは多数ある。

恥ずかしがらずに何でもできるように経験させることで、子どもの成長にも役に立つと思ってます。

大きいお子さんであれば歴史の勉強にも役に立ちそうですね。

曼荼羅寺での子どもの様子

72曼荼羅寺の鐘楼
鐘をならす

兎にも角にもまずは鐘を鳴らすことが目的になっているようです。

この年齢で88ヶ所巡りをする子どもはあまりいないでしょう。

これだけ鐘を鳴らすと飽きてきそうですが・・・

てきとーる的 曼荼羅寺 ベストショット

72曼荼羅寺の景色1
本堂を臨む

本堂と桜の共演が素晴らしい1枚。

満開の少し前ですが、綺麗な景色を見れたのは良かったです。

桜が満開のときに訪れると88ヶ所どこでも素晴らしい景色を見ることができそうです。

てきとーる的 曼荼羅寺 見どころ案内

72曼荼羅寺のお寺の境内
境内

曼陀羅寺はそれほど規模が大きくなく、こじんまりしたお寺です。

綺麗に整備されているお寺です。

72曼荼羅寺の延命地蔵
延命地蔵

延命地蔵です。

かなり雰囲気のある地蔵で強そうです。

NARUTOに出てきそうな見た目と格好ですね。

72曼荼羅寺の大師堂
本堂

本堂と桜が素晴らしい景色を見せてくれます。

ちょうどいい季節だったので曇っていましたが華やかな雰囲気でした。

72曼荼羅寺の二つの塔
2本の塔

印象的な2本の石碑の塔と桜。

72曼荼羅寺の大日如来
大日如来

本尊の大日如来が本堂以外にも祀られています。

72曼荼羅寺の笠松大師
笠松大師

笠松大師

平成14年(2002)春、松くい虫のため枯死した名松「不老の松」(通称:笠松 香川県自然記念物指定)の幹部にお大師さんのお姿を刻み、お手植ご縁の名残を留めました。南無大師遍照金剛

笠松はものすごく横幅が広く、HITACHIの宣伝で有名なこの木なんの木を低くした感じです。

枯れたのは残念ですが、大師の姿で残るのはいいことです。

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御朱印とお札 第72番礼所曼荼羅寺

納経(動画あり) 曼荼羅寺

72曼荼羅寺の納経所
納経所

曼陀羅寺の納経所は観音堂の横になります。

曼陀羅寺 観音堂

平安時代後期の作品と伝わる聖観音像が安置されている。その檜の一本造りの像は、外から拝観することができる。

御朱印動画↓

御朱印してもらうには納経帳を持参しましょう。

納経帳はネットで買う方が、いろいろあり好みのものを選ぶことができます。

納経帳は必須アイテムです。下記より↓

ネットでお気に入のデザインや限定商品を購入して持参するのがおすすめです。

ネットからの購入は下記より↓

鬼滅の刃御朱印帳もあります↓

御朱印と御札(御詠歌札) 曼荼羅寺

72曼荼羅寺の御朱印

曼荼羅寺の御朱印はさっぱりとしています。

文字よりも朱色の印の方が目立っているようにも感じます。

もう少しオリジナリティがあふれるといいのですが。


72曼荼羅寺のお札
曼荼羅寺のお札

左は大日如来です。

本尊よりも下の2体が目立っているようにも感じます。

変わっていておもしろい本尊の御札です。

令和元年5月〜令和3年12月末まで右側の御札が授与されます。

右側のには歌が記載されています。

わずかにも曼荼羅拝む人はただ

ふたたびみたびかえらざらまし

まとめ 第72番礼所曼荼羅寺

72曼荼羅寺の花と子ども
曼荼羅寺の木々と花

仏教の宇宙観を表す曼荼羅。本堂には弘法大師の心を表したという曼荼羅の空間が広がっているとか。

曼荼羅の世界観をまったく感じさせない落ち着いた雰囲気のお寺です。

春と秋の彼岸に公開しているようなので、合わせて訪れてみるのもいいでしょう。

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