88ケ所の順番ばらばらに巡っている、四国お遍路巡り。
子どもと一緒に車での巡礼をしています。
愛媛県今治市にある56番の泰山寺(たいさんじ)に行ってきました。
しまなみ海道の終着点である今治インターチェンジ近く、山裾迫る市街地の外れに泰山寺は建つ。
寺の南を、高縄川が流れ、燧灘(ひうちなだ)へと流れ込んでいる。今治平野を形成するこの川は、かつて毎年のように氾濫した。田畑や家屋を流し、人の命を奪うため、土地の人たちは「人取川」と呼び、悪霊のたたりと恐れていた。
それでは早速、四国88ケ所巡り、五色台ふもとにある第五十六番の泰山寺(たいさんじ)をみていきましょう。
第56番 泰山寺 駐車場200円 車でいってみた
泰山寺詳細
宗派 | 真言宗醍醐派 |
開基 | 弘法大師 |
創建 | 815年(弘仁6) |
山号 | 金輪山 |
本尊 | 地蔵菩薩(伝弘法大師作) |
田舎の無駄に広い土地に整備された駐車場があります。
何故か駐車場料金200円が必要です。
愛媛県今治市のお寺はケチなのか、駐車場料金を取るところがおおいです。
しかも田舎の何もないところに限って多いです。
恒例の56番ポーズ
56を表現してみました。
泰山寺は山門がありません。石碑の前でポーズ。
幾度と消失し荒廃した泰山寺なので山門がないのは仕方ないですね。
- 1回目は12箇所、2回目は4箇所のお寺を巡りました。
- 2回目は84-87番です。
- 3回目は46-53番です。
- 4回目は54-59番です。
子どもと巡るメリット 泰山寺
大きいお子さんであれば歴史の勉強にも役に立ちそうですね。
泰山寺での子どもの様子
いつものように水で遊び、鐘をならす、恒例の行事となっています。
あまり見どころが少ない泰山寺なので、子どもも微妙だったのかもしれません。
てきとーる的 泰山寺 ベストショット
石像が並んだ姿がなんとも迫力がありました。
RPGでいうところの、ボスキャラが同時に出てくるという修羅場のイメージです。
はっきり言ってまずこのメンツが出てきたら勝てそうにない感じがひしひしと伝わってきます。
てきとーる的 泰山寺 見どころ案内
泰山寺は消失や荒廃が多かった寺なので、お寺自体はかなり新しいものとなっています。
古い歴史があるお寺ではありません。
水子地蔵も新しく配置された雰囲気で、きれいな状態で置かれています。
本堂のみが古い外観のまま残っているようでした。
本堂の横にはお賓頭盧様がいます。
真っ赤ではなく赤紫のような色でした。
山門が無いですが、仁王は室内に置かれていました。
ガラスの反射で撮影できたのは下部のみ。
弘法大師が植えたとされる松。
これは3代目とのこと。
鐘の上に魚が祀られていました。
今治城の太鼓楼の木材で再建された、鐘楼。
鳴らすのは禁止されているようでした。
無駄に豪華なトイレ。
四国88箇所巡りではきれいなトイレが多いです。
奥の院龍泉寺 11面観音菩薩
奥の院がお寺から少し離れた場所にあり、歩いていくことができます。
奥の院の建物はかなり古臭くなっており、なぜか古くて汚い椅子とテーブルが・・・
朱色の丸額が鏝絵で作られており、日本でも珍しいらしいです。
御朱印とお札 第56番礼所泰山寺
納経(動画あり) 泰山寺
泰山寺の納経所です。
かなり新しいもので、あまり風情は感じられません。
↓御朱印動画
御朱印帳を持ちながらの記載だったので、ほぼ撮れず。
持ちながら書いて、うまくかけるのか?という疑問が・・・。
御朱印してもらうには納経帳を持参しましょう。
納経帳はネットで買う方が、いろいろあり好みのものを選ぶことができます。
納経帳は必須アイテムです。下記より↓
ネットでお気に入のデザインや限定商品を購入して持参するのがおすすめです。
ネットからの購入は下記より↓鬼滅の刃の御朱印もあります。
御朱印と御札(御詠歌札) 泰山寺
泰山寺の御朱印です。
オヤジが御朱印帳を持ちながら書いていたので、期待はしてませんでしたが。
やはりオヤジの道楽レベルですね・・・落書きのようにも見えます。
左は地蔵菩薩です。
穏やかな印象で、地蔵ですが華やかな見た目もありおもしろいですね。
令和元年5月〜令和3年12月末まで右側の御札が授与されます。
右側のには歌が記載されています。
みな人のまいりてやがて泰山寺
来世のいんどうたのみおきつつ
まとめ 第56番礼所泰山寺
四国88箇所の56番泰山寺いかがだったでしょうか。
きれいなお寺で、あまり見どころが少ない場所ですが、歴史上色んなことがあり、お寺が荒廃したので仕方ないですね。
川の氾濫から多くの人が救われた寺でもあるので、歴史を感じながら見るとまた見方が変わりおもしろいのではないでしょう。
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