ハイエース車中泊で旅行をしていて不満に思うことがあって、車内での食事がうまくできてないこと。食べる場所がないし、椅子に座ってこぼさないように食べてるだけ。
温かい時期は外で椅子を出して食事してます。
なんとか車内で食事やPC作業ができるようにしたいので、今回リアテーブルを作ることにしました。
ハイエースは普通車並のサイズでありながら、とにかく室内が広く、運転もしやすいのが最高です。
車内の広さを利用して車中泊を行うことも余裕。
最近車中泊をしていて思うのですが、寝る機能においては十分すぎるくらい満足してます。
しかし、車内で食事やPC作業等をする場合、まったく作業スペースがなく、実現できていない。
温かい時期は外に椅子とテーブルを出して、アウトドア満喫しながら食事できるのですが、寒い時がなんせ辛い。
車内でテーブルを利用して、食事やPC作業を行いたいです。
所有して5年、重い腰をあげて、リアテーブルを作ることにしました。
筆者てきとーるが目指す理想のリアテーブルは↓
- テーブルとして、違和感なく食事ができ、十分なスペースがあること
PC作業も楽な姿勢で長時間行えること - 家族が使えるだけの十分なスペースとして利用できること
- 使わない時には簡単に取りはずしができ、邪魔にならない収納が可能なこと
- 車内だけでなく、外で使うアウトドアテーブルとしても使えること
ちょっと理想が多すぎますが、理想を満たせないテーブルを作っても結局使わないってなったらもったいないので、きっちり理想どおりになるように格安でDIYします。
とにかく格安でDIYするので、1万円以下を目指します。
今回はDIY作成前の考察編です、それでは早速みていきましょう。
理想のリアテーブルとは
よくネットである市販品のリアテーブルは上記画像のようなテーブルです。
しかし・・・
これってテーブルではなく、単純に足置きですよね・・・
テーブルとしては何かをちょっと置くだけで作業はできないし、食事もほぼ不可能です。
自分の用途に合うテーブルがないので、DIYで自作するしかないです。
DIYで自作する時によくあるパターンが↓
ハイエースの荷室仕切り棒を利用して、真ん中にイレクターパイプを使って支柱として支える。
このタイプが理想です。
サイズは皆さん自分の用途に合うように自作しているようで、決まったサイズはありません。
- 新幹線や飛行機のように簡易的なテーブルにするのか
- がっつり作業もできる広いテーブルにするのか
- 常設しておくのか、取り外すのか
十人十色で様々な仕様をネットでみることができます。
ネット情報を参考いさせてもらいながら、自分にあった仕様をDIYします。
筆者の場合はとにかく広く、テーブルとして使った場合に違和感がないかどうかです。
使い勝手のよいサイズを計測しながら考察
家にあった資材のあまりをとりあえずテーブルとして見立ててみました。
必要にして十分なサイズで、これでも全然いいのでは?と思えるサイズです。
ですが、板の厚みが25mmあるのでちょっと重たい。
簡易的なテーブルとしては厚みがありすぎるのと、天板に重たいものを置くこともまずありません。
別途必要なサイズの木材を購入して作る必要があります。
縦の長さ(奥行)は何センチまでいける?
セパレートバーからセカンドシートを倒した状態での幅を図ってみました。
シートまでは45㎝~50㎝になってます。
ジョイントを設置した状態で、椅子をたたむ場合を想定して測ってみました。
ギリギリ50㎝です。
奥行は最大で50㎝程度に抑えておくと使い勝手が良いです。
大人 身長175センチでの使用感
座ってテーブルの使い勝手を見てみました。
セカンドシートの背もたれに座ってみると、若干テーブルとしては位置が遠いかなという印象。
問題なく使える範囲ですが、理想はもう少し長いほうが良さそうです。
座席の高さですが、普通に座った状態で、約12センチ程度の余裕があります。
家のダイニングテーブルだと8センチ〜9センチ程度だったので、少し高いくらいで問題ない範囲です。
まー、この高さはセパレートのバーを利用するので変更できないのですが・・・
PCを置いてみました。
奥行きが40センチある板なので、PC作業には十分な広さ。
背もたれに寄りかかって楽な姿勢で作業しようとすると、ちょっと手を伸ばし気味な印象。
背もたれでリラックスしてPC作業をしようとすると、もう10センチ程度はほしいなーという印象でした。
子ども140センチ程度での使用感
子どもだとやはり少しテーブルが遠く、背もたれによりかかって何かするのには向いてないです。
食事をすることを想定すると、イスぎりぎりに座ることで、ちょうどいいテーブルになります。
ハイエースの座席が先端が一番高くなっているのでちょうどよいです。
食事をするには全然問題ないですが、やはりもう少し奥行きがあると、使い勝手は向上しそうです。
幼児 身長100センチ程度の使用感
まー、無理ですね・・・
さすがにテーブルが高すぎます。
ジュニアシートや、クッションを置かないと普通には使えません。
しかし、セカンドシートを折りたたむと、ものすごく最高の高さになります。
食事する際の理想のポジションはセカンドシートを折りたたんだ状態です。
こぼさずにちゃんとした姿勢で食べようとする場合、やはりもう10センチ程度はあるのが理想です。
ちなみに175センチの筆者がセカンドシートを折りたたんだ状態で座っても、食事するにはちょうどよい高さです。
天井に頭が当たることもなく、まさに理想のスタイル。
リアテーブルの利用は子どもメインを想定しているので、食事時はシートを折りたたんで使うのがベスト
横幅の長さを考える
横幅を計測してみました。
横幅のマックスは143㎝程度です。
よって約140㎝くらいが最大で設置できるサイズです。
110㎝での見た目です。
横幅のスペースには余裕があります。
大人一人が端っこによって使ってみると、使う範囲はほぼ中心よりまでとなります。
(110㎝幅の場合)
どうしても端っこが短いと中心に寄ってしまうので、実質二人でしかテーブルを共有できません。
筆者てきとーるの場合後ろ席に3人想定で使いたいので、ギリギリの140㎝まで伸ばすのが理想に思えます。
ギリギリまで伸ばして有効利用するには140㎝
他の使い勝手を考える
車中泊を考えると板でリアシートの足置き部分を埋めれそうです。
足を延ばすのに板があると、支えにもなってちょうど良い。
まずは50㎝にしておくと良さそうで、不満ならカットするのがベストです。
使わない時はぶら下げておくこともできるよう、ジョイントが動くようになってます。
一番下まで垂れ下がった状態だと、50㎝はカバーの下あたりまできます。
特に不都合はないですが、フロントシート下と、フロントシート後ろのスペースにアクセスできなくなるので、基本はどこかに収納しておくのがベストです。
旅行中にしか使わないので、旅行以外は他の場所に収納しておくのが良い
収納スペースを考える
収納場所はDIYで作ったイレクター天井収納がベストです。
イレクター収納の紹介記事↓
現在はアウトドアチェアと窓のサンシェードを置いています。
テーブル程度の厚みであればそれほど場所を取らないので、まだ天井に置けそうです。
サンシェード上部に余裕があるので、ここを使おうと思います。
幅は最大50㎝であれば十分入ります。
高さは6㎝程の余裕があるので、テーブル天板だと2㎝くらいを想定しているので十分でしょう。
端っこも3㎝程度あるので、十分入ります。
縦はイレクターパイプが横に渡している部分だけでいうと70㎝です。
端っこにそれぞれ35㎝でることになります。(140㎝天板の場合)
固定方法は別途考える必要がありますが、十分天板が入るスペースがあります。
ただ、あまり重たい天板になるとイレクターパイプ全体の落下に繋がるので、天板はなるべく軽くなるように選ぶ必要があります。
結論 140㎝×50㎝でまずは作る
結論としてサイズギリギリ横幅140㎝、縦50㎝で作ります。
そんなぎりぎりで作ると乗り降りが大変では?となるかもしれませんが、天板は上に簡単に上げることができます。
ちょっとした乗り降りが必要になっても、問題ないです。
また、天板をキャンプ等の屋外で脚を付けて使う予定なので、なるべく大きい方がスペースを有効利用できます。
サイズは大きくしておき、不便であればカットする方針。
丸ノコは必須です
初心者がDIYで買うべき3つの電動工具紹介記事↓
(筆者てきとーるが持っているおすすめの3選)
まとめ 色んな使い方ができた方がいい ハイエースセカンドテーブル
室内のテーブルだけでなく、アウトドアでも使えるテーブルとなれば大活躍です。
室内だけだと旅行時にしか使わないので、キャンプやBBQの時にも活躍できるテーブルとして使いたいです。
ハイエースに収納しておけばいつでも使えるので、ものすごく便利なの間違いなしです。
第2段では実際のDIYで作成したセカンドテーブル設置を紹介します。
セカンドテーブルDIY作成編↓
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