ハイエースバン貨物登録は家庭用利用で維持費は安いのか？自動車税の安さに惑わされると危険　差額はほぼ無し

ハイエースの積載量と車中泊を経験してしまうと、他の普通車の選択肢がほぼなくなります。

快適に寝ることができて、積載量も考えるとハイエースが最も優れています。

ですが、キャンプと車中泊と積載を考えると最高に使える相棒になってくれます。

そして、自動車税が貨物登録なのでとにかく安い！

毎年の税金が安くなるなら乗り換えて正解。

と思っていたのですが・・・

実際に所有していて、４月、５月に届く自動車税は確かに安く、かなりありがたいです。

通常よりも２〜３万円安いので、税金の季節にきついと思うことはほぼないです。

しかし、他の費用を見ていると自動車税のお得感が相殺されているようでなりません。

それでは早速みていきましょう。

ハイエースバン　各種維持費用徹底比較

自動車税　毎年４，５月に請求が届く

ハイエースバン　４ナンバー　ディーゼル2800cc

ハイエースバンで4ナンバーであれば、排気量に関係なく、一律で16000円です。

普通車を所有した場合です。

普通車　2800cc

同じ排気量で比較した場合、毎年35000円の差額になります。

ここだけみると、ハイエースってものすごくお得！と勘違いしてしまいます。

自賠責保険　車検時毎年更新が必要

自賠責保険が結構やっかいで、車検時じゃないと更新できません。

自賠責保険はまとめて加入したほうが安くなります。

普通車の場合は2年間まとめて加入できるので安くなります。

ハイエースバン　４ナンバー　ディーゼル2800cc

普通車　2800cc

ハイエースは1年毎更新の為、2年で考えると、28560円。

普通車との差額は8550円。

ハイエースの方が2年毎で1万円、1年毎で5千円高くなります。

任意保険　毎年更新が必要

任意保険は車種等により変化があるので、比較が難しいですが、車両保険無しで比較。

筆者てきとーるが普通車を所有していた頃の任意保険比較を行います。

結論から言うと、貨物登録の任意保険は高く、入れる保険会社も限られてきます。

ハイエースバン　４ナンバー　ディーゼル2800cc

普通車

差額で毎年12000円程度。

これはハイエースを所持したときにびっくりしましたが、結構任意保険が高い。

各種割引が適用されず、事故の多い車という認識なのでしょう。

最安値見積もりをしても、どこの保険も結構高額になります。

車検費用　4ナンバーハイエースは毎年必要

筆者てきとーるは持ち込みのユーザー車検を受けてます。

車検時の主な費用は下記↓

重量税については1年だろうが、2年だろうが同等の金額になります。

自賠責保険はすでに検証済み。

検査費用は、毎回1700円、1年毎か2年毎かの違いがあるので、ハイエースのほうが毎年約2000円程度高くなります。

もちろん、毎年車検を受ける時間が無駄になるので、時間給で考えると5000円程度損する感覚です。

　1年毎で計算　総費用比較

実際に掛かる費用ではなく、差額を出す為の費用↓

	ハイエース4ナンバー 2800cc	普通車 想定2800cc
自動車税 １年毎	16000円	51000円
自賠責保険 ２４ヶ月加入	28560円	20010円
任意保険 １年更新	約30000円	約18000円
車検費用 2年間	約4000円	約2000円
合計	78560円	91010円

2年間の費用で考えると、2年で約1万円の差額になります。

1年毎に考えると約5000円。

4ナンバー登録がお得と思いがちですが、年間たったの5000円しか差がありません。

ハイエースの場合毎年の車検が必要になり、手間を考えると正直差額は無いです。

まとめ　普通車と比較しても維持費の差額はない

4ナンバー維持費がものすごくお得だと思ってましたが、毎年の費用を見ているとふと疑問を感じました。

なにかと高くつく貨物登録、自動車税だけはかなりお得ですが、保険等を考えると全然お得ではないです。

単純に自動車税だけ見るのではなく、トータルで比較して、普通車なのか貨物登録ハイエースなのかを選びましょう。

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