![てきとーる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/02/908e5074da228bb028d8dccb21d6a5cc.jpg)
117クーペを購入後、数ヶ月が経過。
内装がひどいレベルだったので徐々にレストア中。
今回はシートカバーに挑戦です。
- シートカバーを自作できるか挑戦
- 元のシートカバーがあれば型取りが可能
- 型取りができれば十分作成可能
車はモノである以上、いつか劣化して、ボロボロになってきます。
シートはまさに良い例で、接触する部分が多い分、劣化も早くなります。
シートのレストアはショップに頼むと結構高額。
運転席・助手席だけでも10万近くはかかる
非常に高価で価値ある車であれば、出す価値はあります。
しかし
それほど価値がない車のシートだけに、高額投資はいただけません。
![てきとーる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/02/908e5074da228bb028d8dccb21d6a5cc.jpg)
なるべく出費を抑える為、シートカバーをDIYすることにしました。
![裏てきとーる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/02/a5c0822a0709f05568e5c8694c61424c.jpg)
価値ある車でもDIYする気だろ・・・
117クーペのシート状態↓
![いすず117クーペの古いレザーシート](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG20200428134019-1024x768.jpg)
乗るのもいやになるくらいひどい状態
実はこれシートカバーで、下には純正シートが眠ってました。
![117クーペの外した破れたシート1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/05/IMG20200504105539-1024x768.jpg)
純正シートも劣化しており、スポンジが見えている
シートカバーは不要なので、裁断して新しく作れると考えました。
というわけで、今回はシートDIYのパート1。
シートカバーを縫うところまで紹介します。
それでは早速みていきまましょう。
シートの裁断 117クーペシートカバー
とにかく撮影しておく
![117クーペの古いシートカバー裁断前チェック1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200513155456-1024x768.jpg)
裁断前にはたくさん撮影しておきましょう
裁断後にどうだったか確認しようと思っても、原型がなくなると困難です。
とにかく無駄にたくさん撮影しておくこと。
![117クーペの古いシートカバー裁断前チェック2](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200513155502-1024x768.jpg)
裁縫をやらない人からすると複雑・・・
筆者てきとーるは裁縫はまったくの素人です。
複雑に見えるだけで、難しそうという印象ばかり。
![117クーペの古いシートカバー裁断前チェック3](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200513155510-1024x768.jpg)
生地は残るので、縫製部分が重要
裁断した生地は残るので、縫い位置等はあとでも確認できます。
シートの裁断
![117クーペの古いシートカバー裁断前](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200513155359-1024x768.jpg)
古いシートカバーを裁断していきます
裁断前に、シートカバー裏に接地している部分に番号を記載すると、分かりやすくなります。
※というよりやっておかないと後で困ります・・・
![117クーペの古いシートカバー裁断中](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200606153243-1024x768.jpg)
英数字を記載して接地面を分かりやすくしておく
形を見ればわかりますが、番号があることで、かんたんに合わせることができます。
![117クーペの古いシートカバー裁断方法](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200606154236-1024x768.jpg)
生地を引っ張りながら、カッター等で糸を切る
裁断は生地間の糸をカッターで切ります。
手と足を利用して、生地を引っ張りながらやると、糸が見えやすいです。
![117クーペの古いシートカバー裁断後](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200606153249-1024x768.jpg)
たくさんのパーツに別れるので印は重要
裁断が終わったら、型取りです。↓
シートの型取り 117クーペシートカバー
型取り前の準備
![117クーペの古いシートカバー裁断後とマーク](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200606162908-1024x768.jpg)
色を分けて、新しい生地に型どる準備
生地が曲がったりしているので、このままでの型取りは難しいです。
![117クーペの古いシートカバー裁断後のアイロン1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200606162918-1024x768.jpg)
裏側からアイロンをかけて生地を伸ばす
裏側は布生地なので、アイロンしてもOKです。
![117クーペの古いシートカバー裁断後のアイロン2](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200606162956-1024x768.jpg)
中温で力をいれて伸ばす
高温で長時間かけるとレザー面がしわしわになり逆効果です。
さっと終わらせましょう。
![117クーペの古いシートカバー裁断後のアイロン完成](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200606170338-1024x768.jpg)
生地伸ばし完了
これで新しい生地への型取りが楽になります。
使用する生地 ビニールレザー
長さを調整して販売してくれるので、必要なサイズを購入します。
型取り開始
![117クーペの新しいシートにすべての形をとる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200606185303-1024x768.jpg)
無駄にならないように配置する
古い型を新しい生地に配置していきます。
セロハンテープ等である程度固定しておいた方が、ズレなくて済みます。
![117クーペの新しいシートに形をとる1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200606181934-1024x768.jpg)
型に合わせてずれないようにテープで固定
マジックでカット位置を書きましたが、結果的にそのままカットしたほうが楽で効率的です。
![117クーペの新しいシートに形をとって裁断](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200606181936-1024x768.jpg)
ゆっくりと慎重にカット
カット後はセロテープで、2枚を固定すると、後半のカットがずれにくくなります。
![117クーペの新しいシート1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200729135001-1024x768.jpg)
カット後縫う場所にマジックで記載
カットした状態でそのまま、元の針穴を利用して、マジックで新しい生地に縫う位置を記載します。
インクの濃いマジックで、縫い穴をグリグリすると新しい生地に転載されます。
あとは、点線をなぞれば、縫い位置の完成です。
縫製
![117クーペの新しいシート2](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200729135007-1024x768.jpg)
記載していた番号同士をあわせて、まち針で固定
画像はすでに縫製後ですが、縫製前に縫う場所をまち針で固定しておきましょう。
最初にすべてやるのではなく、縫製する予定の生地をまち針で固定して縫います。
![117クーペの新しいシート3](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200729135018-1024x768.jpg)
それぞれを縫い合わせて完成
新しいシートはパイピングは無しです。
パイピングの代わりにステッチを2本付ける予定です。
![117クーペの新しいシート5](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200729135108-1024x768.jpg)
2色の生地を折り返して、それぞれ塗う
ある程度長めのステッチができるミシンが必要で、今現在保留してます。
![117クーペの新しいシート4](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG20200729135032-1024x768.jpg)
ステッチ前までは完成
縫製はできる人に頼みましたが、まち針作業までは全然DIY可能。
縫製も少し経験があれば、全然できる範囲です。
ミシンがあるかないかに左右されるので、お直しのお店に縫う作業だけ依頼すると安くできます。
まとめ シートカバーの作成は十分DIY可能
![いすず117クーペの運転席](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG20200501132645-1024x768.jpg)
シートカバー自分でレストアする人はあまり見かけないですが、クオリティをそこまで求めないなら可能です。
型取りも素人で十分できるし、縫製もミシンさえあればなんとかなります。
縫うだけならお直しのお店でも可能なので、安くできるでしょう。
ステッチが完成して、取付ができたらパート2の後編を公開します。
ミシンの購入を検討してます。↓家族でも使えるしあると便利
シートカバー生地↓
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