117クーペを購入後、数ヶ月が経過。
内装がひどいレベルだったので徐々にレストア中。
今回はシートカバーに挑戦です。
車はモノである以上、いつか劣化して、ボロボロになってきます。
シートはまさに良い例で、接触する部分が多い分、劣化も早くなります。
シートのレストアはショップに頼むと結構高額。
運転席・助手席だけでも10万近くはかかる
非常に高価で価値ある車であれば、出す価値はあります。
しかし
それほど価値がない車のシートだけに、高額投資はいただけません。
なるべく出費を抑える為、シートカバーをDIYすることにしました。
価値ある車でもDIYする気だろ・・・
117クーペのシート状態↓
乗るのもいやになるくらいひどい状態
実はこれシートカバーで、下には純正シートが眠ってました。
純正シートも劣化しており、スポンジが見えている
シートカバーは不要なので、裁断して新しく作れると考えました。
というわけで、今回はシートDIYのパート1。
シートカバーを縫うところまで紹介します。
それでは早速みていきまましょう。
シートの裁断 117クーペシートカバー
とにかく撮影しておく
裁断前にはたくさん撮影しておきましょう
裁断後にどうだったか確認しようと思っても、原型がなくなると困難です。
とにかく無駄にたくさん撮影しておくこと。
裁縫をやらない人からすると複雑・・・
筆者てきとーるは裁縫はまったくの素人です。
複雑に見えるだけで、難しそうという印象ばかり。
生地は残るので、縫製部分が重要
裁断した生地は残るので、縫い位置等はあとでも確認できます。
シートの裁断
古いシートカバーを裁断していきます
裁断前に、シートカバー裏に接地している部分に番号を記載すると、分かりやすくなります。
※というよりやっておかないと後で困ります・・・
英数字を記載して接地面を分かりやすくしておく
形を見ればわかりますが、番号があることで、かんたんに合わせることができます。
生地を引っ張りながら、カッター等で糸を切る
裁断は生地間の糸をカッターで切ります。
手と足を利用して、生地を引っ張りながらやると、糸が見えやすいです。
たくさんのパーツに別れるので印は重要
裁断が終わったら、型取りです。↓
シートの型取り 117クーペシートカバー
型取り前の準備
色を分けて、新しい生地に型どる準備
生地が曲がったりしているので、このままでの型取りは難しいです。
裏側からアイロンをかけて生地を伸ばす
裏側は布生地なので、アイロンしてもOKです。
中温で力をいれて伸ばす
高温で長時間かけるとレザー面がしわしわになり逆効果です。
さっと終わらせましょう。
生地伸ばし完了
これで新しい生地への型取りが楽になります。
使用する生地 ビニールレザー
長さを調整して販売してくれるので、必要なサイズを購入します。
型取り開始
無駄にならないように配置する
古い型を新しい生地に配置していきます。
セロハンテープ等である程度固定しておいた方が、ズレなくて済みます。
型に合わせてずれないようにテープで固定
マジックでカット位置を書きましたが、結果的にそのままカットしたほうが楽で効率的です。
ゆっくりと慎重にカット
カット後はセロテープで、2枚を固定すると、後半のカットがずれにくくなります。
カット後縫う場所にマジックで記載
カットした状態でそのまま、元の針穴を利用して、マジックで新しい生地に縫う位置を記載します。
インクの濃いマジックで、縫い穴をグリグリすると新しい生地に転載されます。
あとは、点線をなぞれば、縫い位置の完成です。
縫製
記載していた番号同士をあわせて、まち針で固定
画像はすでに縫製後ですが、縫製前に縫う場所をまち針で固定しておきましょう。
最初にすべてやるのではなく、縫製する予定の生地をまち針で固定して縫います。
それぞれを縫い合わせて完成
新しいシートはパイピングは無しです。
パイピングの代わりにステッチを2本付ける予定です。
2色の生地を折り返して、それぞれ塗う
ある程度長めのステッチができるミシンが必要で、今現在保留してます。
ステッチ前までは完成
縫製はできる人に頼みましたが、まち針作業までは全然DIY可能。
縫製も少し経験があれば、全然できる範囲です。
ミシンがあるかないかに左右されるので、お直しのお店に縫う作業だけ依頼すると安くできます。
まとめ シートカバーの作成は十分DIY可能
シートカバー自分でレストアする人はあまり見かけないですが、クオリティをそこまで求めないなら可能です。
型取りも素人で十分できるし、縫製もミシンさえあればなんとかなります。
縫うだけならお直しのお店でも可能なので、安くできるでしょう。
ステッチが完成して、取付ができたらパート2の後編を公開します。
ミシンの購入を検討してます。↓家族でも使えるしあると便利
シートカバー生地↓
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