ケルヒャーの水圧がおかしくなったので、修理することにしました。
症状としては下記。
本体からの水漏れが多少ある。
水圧異常で電源が入ったり切れたり不規則に動く
症状を改善するべく調べた結果DIYで修理することに決定。
が・・・
結果的に壊してしまい、新品を購入することに。
DIYをする方に注意喚起として、今回この記事を書く決意をしました。
みなさんはこの記事を参照にして、壊さないように注意してください。
おそらくやらないと思いますが・・・
それでは早速みていきましょう。
ケルヒャーK3サイレントを詳しく紹介した記事は下記↓
ケルヒャー K2 サイレントの修理詳細
KARCHER K2.900 Silent の弱点
購入時期は2013年の12月でした。
かれこれ6年近くの付き合いになります。
一度故障し、保証期間を過ぎていたので、有償で修理してもらってます。
ケルヒャーの最大の弱点は寒さです。
水をホース、本体内に残したまま真冬に放置すると、氷になり膨張して、内部破損が起こります。
ドイツ製ですが、ドイツも寒いのでそのくらい対策して欲しいものですが、相変わらずだめなようですねー。
もう一つ、使用上の注意点としては下記。
使用途中で電源ON&水も出しっぱなしで、圧力がかかり自動ストップ状態で長時間放置はだめです。
長時間放置すると圧力がかかり続けて、経年劣化してくると動作がおかしくなります。
急にモーターが作動し、動き続けることで、本体が高温になりモーターや内部ホースが熱でやられます。
てきとーるは一度これをやって修理に出して、さらに今回またこれをやってモーターが不規則に動くようになりました。
結果的に水漏れで水圧がおかしくなってました。
普通に使用するなら全く問題なく、ものすごく使えるやつです。
家庭で洗車程度なら、あまり上位機種は必要ないかなーと思います。
ただ下の機種はモーター音がかなりうるさいのです。
買うならサイレントがおすすめ。音が気にならないなら下の機種でも十分です。
購入は下記が便利です↓
絶対に必要な工具
トルクスのねじ回し
コンプリートセットは必要ないですが、今後海外製品を扱うならトルクスネジ回しは必須です。
てきとーるはMINIをいじるのに必要なので、昔から持っています。
六角レンチ
六角棒があれば十分ですが、ケルヒャーで一番力が必要な場所なのである程度力が入りやすい工具が必要です。
ケルヒャーの分解と修理
ホイールをマイナスドライバーでこじ開けて、芯を取り除きホールを引っ張って取り外します。
マイナスドライバーを入れる溝があり、溝にマイナスドライバーを入れて、上に引っ張ります。
芯が抜けると、あとはホイールを力づくで引っ張って外します。
ここは特に注意点はないので、力いっぱいやっても大丈夫です。
本体裏面のネジ7本を外します。
てきとーるは無駄に11本外しましたが、中央部分の6本はカバー用のネジなので外す必要はないです。
外側周辺の7本を外しましょう。
DIYあるあるですが、よくわからないままやると無駄な作業が多くなります・・・。
ちゃんと調べてからやれよ!
カバーを外し、本体を取り出します。
黒いカバーを外して、本体を引き上げていきます。
特に注意する点もないですが、重たいので両手でしっかりと持ち上げましょう。
本体を取り出して、広い場所に置きます。
置き方は上記画像のように置くのが作業しやすいです。
ここも特に注意点はないですが、重たいので身長にやりましょう。
上から見てシルバーの六角ネジがあるので、4本外していきます。
結構な力がいるので、ある程度しっかりした工具で行いましょう。
小さい工具でやると力が入らずに壊れてしまいました。
DIYあるあるですねー。無駄に他のものが壊れる・・・
やり方が悪いんだよ
緩めるならある程度大きな工具を使いましょう。使っている工具はホームセンターの安物でいいものではないです。
スイッチの修理
白いカバーの爪を一つずつ外していき、カバーを取り外す。
ケルヒャーはスイッチも弱いようで、スイッチで電源が切れなくなることもあります。
スイッチの金具が焼け付くので、接触不良になります。
スイッチが焼け付く原因も長時間電源を入れて、水圧をかけ続けると不具合が置きて、ショートしたりします。
焼け付いた金具を紙やすりで削る。
上記画像の先端が少しやけついています。
紙やすり等で削って電気が流れるようにしします。
スイッチを元に戻してカバーをしめます。
元に戻すときにバネがどの位置かによって、スイッチが自動できれなくなります。
戻した後は、スイッチが片方に戻るかどうかしっかりと確認しておきましょう。
水圧・水漏れのチェック修理
水漏れ系はパッキンが原因でない限り、修理は難しいです。
本体のカバーを外した状態で、水道ホースをつなげ水を出してみます。
水漏れがある場合は途中の箇所から水が出てきます。
てきとーるの場合はみ上記写真の黒いパーツの横から水漏れしてました。
三角形の上部分の内側に亀裂が発生していた。
おそらく水の凍結で破損したのでしょう、ここから水が漏れて外側からちょろちょろと水漏れしてました。
さらに・・・高温状態で放置した為、中で白いパーツが溶けていたるところにくっついていました。
パーツの溶け出しが原因で、水圧が不安定になり、モーターが不規則に動いていたようです。
そのままでもモーターが不規則に動くだけで、水をだしている間は問題ないので、そのまま使うことに。
しかし・・・・
DIYあるあるでこのあとさらに悪化させてしまうことに。
戻すときは慎重に
シルバーの六角ネジを締めるときに、上記のパイプも入るように調整して締めていきます。
てきとーるは何回かばらしていたのと、電動ドリルで締めていたので、スピーディーかつ適当に作業してました。
そのせいで・・・・ホースが入っているのを確認せずに締め付けた結果・・・
がーん・・・
やってしまいましたねー。
力が加わりホースがおかしな曲がり方をしていると思ったら。
さらにはホースの付け根が破損。
これはもう終了したとすぐに分かりました。
水道ホースをつないで水をだしてみると、もうシャワー状態ですねー。
水漏れまくり・・・
ケルヒャーはご臨終となりました。
まとめ ケルヒャーはDIYで修理できるけど慎重に
作業は丁寧かつ慎重に
結果的に水漏れとモーターの不規則な動きは内部が破損していた為、直すことは不可能でした。
結果として下記を得ることができました。
- 工具の破損
- ケルヒャー本体の再起不能
- 作業はやはり慎重に確認しながらやること
- 新しいケルヒャーを買う資金を失う
- 貴重な経験値を得ることができた
ま、いい経験になりました。
何事も経験ですね、まずはやってみてだめなら次に活かせばOK!
毎回DIYしたら何か壊してるだろ!
それを言われると辛い・・・
DIYは趣味です、楽しくできたらそれでいいのです。
みなさんは同じ目に合わないように気をつけてください。
DIYして節約するための記事は下記↓
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