ソニー(sony)テレビリモコン RMF-DJ006を分解清掃は覚悟必須 ボタンの効きが悪いのは解消されたが本体はボロボロ

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃アイキャッチ LIFE(Gadget/Goods)
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てきとーる
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テレビリモコンの電源ボタンの効きがどうも悪く、思いっきり強く押さないと効かない。私だけではなく家族も結構苦労しているようで、小さい子どもにはさらに厳しい。

ということで改善すべくリモコンを分解清掃してみました。

結論:得るものも大きいが、失うものも大きい

この記事の内容
  • ソニーブラビアのテレビリモコン RMF-JD006の分解清掃方法
  • 効きを改善させる為の施策
  • 失うものが大きいので覚悟が必要
  • まとめ

ソニーブラビアのテレビを使ってかれこれ12年が経過しました。

なんのトラブルもなく快適に視聴できているのがすごい。

筆者てきとーるの所有しているのはワイヤレス伝送でチューナーとモニターが別々のタイプ。

ブラビア46ZX5 チューナレスのTV↓

壁掛けテレビのDIYの写真2
てきとーる
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壁掛けテレビとして、すっきりしたデザインを10年以上前から実践していたすごいモデル。

そして伝送技術を使っているにも関わらず12年間も壊れることなく使えています。

購入当初は壊れるか心配で、どうしようか悩みましたが、結果的には買ってよかったテレビ。

しかし

さすがに12年も使っていると不具合は無いですが、テレビのリモコンの効きが悪化してきました。

普通に使えるのですが、電源ボタンをかなり強めに押し込まないと効かない。

電源ON時にはチャンネルの数字ボタン等でもONできますが、OFF時には電源ボタンが必須。

小さい子どもがOFFできないから、モニターの物理ボタンで消していました。

モニター側でOFFすると主電源だから、次回使う時にリモコンが使えなくなる不便。

てきとーる
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さすがに面倒になってきたので、リモコンの分解清掃をすることにしました。

当然DIYにはなれているので楽勝!と思ってましたが・・・

分解するのがものすごく難しく、一筋縄ではいかない。

分解するのに相当な覚悟と代償が必要、ということを理解して望むべきでした。

苦労の多かったリモコン清掃、ポイントをおさえながら紹介していきます。

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ソニーブラビアリモコン RMF-JD006の分解清掃紹介

ソニーの46zx5ブラビア
46zx5

分解方法 実践 RMF-JD006

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃1
分解

とにかくこのRMF-JD006のやっかいなところは、がちがちに固定されていて、簡単に開くことができない。

ネジ外してパカっと外れるのを想像していましたが、超ハードモードで途中で投げ出しそうになりました。

そして、注意点として余程慎重にやるか、傷をつけない工具がないと、リモコンがボロボロになります。

てきとーる
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容易な気持ちでやるとかなり後悔するので、最後まで絶対にやるという気持ちと、リモコンがどうなってもいいので、ボタンの効きさえよくなれば良い、という割り切りも必要です。

それでは分解していきます。

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃2
電池

まずはバッテリー部分の蓋を外して、電池を取り外しておきます。

バッテリー内部にあるネジ1本を外します。

使うドライバーはトルクスだったりプラスだったり、結構細めが必要になります。

耐久性はイマイチですが最高に使えます↓

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃3
2ヶ所

裏側最下部の2本のネジも外します。

こちらもバッテリー部分同様にトルクスネジになっています。

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃4
難関

ここからが超難関です。

はっきりいって壊す勢いじゃないと、外れません。

小さめのマイナスドライバーで、隙間をこじりながら徐々に矢印方向に向かって開いていきます。

とにかくマイナスドライバーを差してねじって隙間を広げる感覚。

傷ついても気にしない

ボロボロになっても気合で開いていく

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃5
ボロボロ

正直、もうやめようかと思うくらいなかなか開きませんでしたが、一度傷がついてしまうとどうでも良くなります。

傷つけたのだから、ただで終わるわけにはいきません。

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃6
ツメ

ツメが数か所に分かれてあるのですが、ツメ部分をピンポイントで開くのは無理です。

徐々に開いていくしかないです。

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃7
矢印

最初に開いた1の矢印から2の方向に開いていきます。

やり方は1と同様で、とにかくマイナスドライバーを突っ込みながらぐりぐりするしかないです。

もう傷だらけ・・・

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃8
反対側

そして反対側です。

2辺が開いているので、3辺目はずらして外していくイメージ。

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃9
スライド

外れた2辺を利用して、3辺目は外れている方へスライドさせながら外すと、簡単に外れます。

要領がわからずマイナスドライバーでぐりぐりした後がありますが、スライドさせる方が断然良いです。

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃10
ラスト

最後の4辺目は、上に引っ張って外すだけです。が、、、結構硬いのでここも壊すイメージで力を入れて引っ張ると外れます。

felica用のケーブルがあるので、外れます。

そして、外すと取り付けるのが厄介です。

筆者てきとーるはfelicaは一度も使ったことがないので、引きちぎって使えないようにしました・・・。

てきとーる
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もうここまでくるとヤケクソです

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃11
基盤

これでやっとにっくき蓋部分が外れたので、基盤が見えてきます。

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃12
基盤

基盤のアルミテープをはがして、ツメ部分から基盤をフリーな状態にします。

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃13
基盤

基盤の下にあるステーを外します。

3か所プラスドライバーで外すことができます。

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃14
ゴム

基盤を外すとゴム部分が見えてきました。

結構汚い・・・

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ホコリ

ボタンの隙間からここまでゴミが入るもんなんですねー。

そりゃボタンの効きも悪くなるはずです。

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カバー

カバー部分はより一層ホコリが蓄積しています。

全てキレイに清掃していきます。

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パーツクリーナー

清掃にはパーツクリーナーを使います。

面倒なので、これが一番便利、短時間ですっきり。

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清掃

清掃後パーツを戻して完了します。

あとはボタンの効き問題の解決。

ボタンの効きを改善させる方法

  • ボタンが接する部分の基盤を鉛筆で軽くこする
  • ボタン部分にアルミテープを貼る
ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃20
アルミテープ

今回は両方とも試してみました。

鉛筆で基盤をこすったあと、アルミテープを貼りました。

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃21
テープ

強力タイプのテープなのですが、結構簡単に剥がれてきます。

何度か貼りなおして完成。

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃22
戻す

戻して完成です。

かなりの代償を追うことになりましたが、劇的に電源ボタンの効きが改善。

ボタンってこんな軽く押すだけで効くのか、と思うくらいに嬉しい結果でした。

が、代償は大きい・・・

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃23
代償
  • felica用のケーブルを断線
  • 本体傷だらけ
  • パーツクリーナーのせいで本体が白くなる
  • 固定のツメが何か所か折れる

ツメが何か所か折れたおかげで、次回から分解が楽になりました。

プラスに考えると全然OKです。

ソニーブラビアテレビリモコンの分解清掃24

12年も使っているから納得できますが、これが3、5年以内なら許せない傷なので、やはり覚悟は必須です。

気になるなら代替リモコンを買うのもいいでしょう。

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まとめ 壊す覚悟があるならボタンの効きは改善する

正直かなり舐めてました。

ここまで難しい作業になるとはまったく思っておらず、軽ーく考えてました。

一度傷をつけてしまうと後戻りできなくなるので、気合でなんとかする覚悟は必須です。

あきらめずに分解すればボタンの効きは確実に改善します。

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