![てきとーる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/02/908e5074da228bb028d8dccb21d6a5cc.jpg)
不動産競売で落札した物件のゴミの片付けに1ヶ月。
かなりの時間を要しましたが、結果的にほぼ費用をかけることなく、片付けが完了。
本来なら片付け費用と引越し費用を負担しないといけないこともありますが、自分でやれば費用ゼロ。
- 壁紙と巾木の剥がし方
- 必要な道具
- まとめ
初めての競売で、所有者が出ていってくれるのかめちゃくちゃ不安でしたが、無事に退去。
本来だと、引越し費用の負担や、新しい新居の最初の家賃等、場合によっては負担が必要です。
今回は全て自分でゴミを撤去して、引越しも市の福祉課の紹介でうまくいったので、費用はほぼゼロ。
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15回くらいゴミ施設に持ち込んだガソリン代くらいでしょうか。
1万円も費用的にはかかってません。
とにかく自分でやることで、うまく費用をうかすことができます。
やっとのことで、ゴミとその他家具を撤去できました。
すっきりとした部屋をみると嬉しい気分です。
が、ここがスタート地点なんですよねー。
不動産屋から購入すると、何も無いキレイな状態で引き渡されるのが普通。
もちろん不具合もなく、あっても不動産屋に文句を言えば何とかなります。
1ヶ月でまずは何もない状態にもってこれたのは良しとしましょう。
さて、ここからまたスタートですが、まずはリフォームするにあたり、汚いものを全て撤去しないといけません。
色々と見てみましたが、ゴミ屋敷だっただけにものすごい汚い。
さらにタバコを吸っていたのか、壁紙が異常に汚いです。
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30年未満なのに、もう50年くらいの家のような感覚。
さて、やるべき箇所は盛りだくさん。
![部屋の間取り](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/10/60548d517949aaf5d2a6f5f7047f911c-725x1024.jpg)
- 全室の壁紙と巾木の撤去
- リビングと和室をフラットにする為、床の撤去
- リビングを和室の壁を撤去
- 洋室2部屋のカーペットの撤去
- 水回り設備の全交換(予定)
正直汚すぎて、全部交換しないと使う気になれません。
結局一部だけ交換しても、他の汚さが目立ってしまいます。
見える部分はほぼ交換するのがベスト。
![てきとーる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/02/908e5074da228bb028d8dccb21d6a5cc.jpg)
業者に依頼したら最低500万円からでしょうねー・・・
こだわると余裕で1000万円は超えます。
ま、そこまでやる予定もないので、自分でなんとかがんばって費用を抑えながらDIYしていきます。
今回は壁紙と巾木の撤去を進めていきます。
壁紙巾木の撤去方法 必要な工具
![BIT落札後の物件の和室たたみ撤去](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG20210907140534-1024x768.jpg)
必要な工具
- スクレーパー
- カッターナイフ
- 防塵マスク
- 手袋
スクレーパー
これは必須中の必須。
リフォーム全般に渡って、ものすごく活躍してくれる必須工具です。
僅かな隙間に入って、隙間を拡大できるしあらゆるものを剥がすのに便利。
カッターナイフ
こちらもリフォーム全般に活躍してくれるカッターナイフ。
筆者てきとーるは5本くらい購入しました。100金ではなくちゃんとしたやつ。
有名どころで言うとオルファでしょう。
カッターの替刃は黒が長持ちしておすすめ。
防塵マスク
これも必須アイテムです。
何が飛んでくるかわからないのでしっかりしたものを使いましょう。
手袋
これも必須ですね。
壁紙を剥がすときは軍手だと、細かい作業がしにくいので、密着する薄手のタイプがいいですね。
壁紙と巾木剥がし 実践
いきなり壁紙を剥がしたくなりますが、先に巾木を剥がすことで、作業の効率がアップします。
巾木が一番下で壁紙を押さえているので、巾木を外さないと壁紙は全てはがせません。
まずは巾木を外す
![不動産競売部屋の巾木撤去1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG20210904115453-1024x768.jpg)
まずはスクレーパーで巾木を外していきます。
スクレーパーを巾木に差し込むことで、巾木を浮かすことができます。
まったく難しくなく、力で差し込んでいく感じです。
![不動産競売部屋の巾木撤去2](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG20210904115456-1024x768.jpg)
あとは手前に強く引くと剥がれます。
![不動産競売部屋の巾木撤去3](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG20210904115458-1024x768.jpg)
あとは巾木を引っ張れば外れます。
結構接着剤が強力なので、壁紙ごと引っ張られます。
あとで壁紙の時に説明しますが、壁紙は張り替えるのであれば、下地を残した状態で剥がすのが最適です。
![不動産競売部屋の巾木撤去6](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG20210904115512-1024x768.jpg)
巾木は引っ張ることで簡単に外れますが、接着剤によってはかなり力がいります。
![不動産競売部屋の巾木撤去5](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG20210904115510-1024x768.jpg)
接着剤の跡がかなり残っていて、汚くなってますね。
ソフト巾木と木材の巾木がありますが、要領は同じ。
壁紙を剥がす
![不動産競売部屋の壁紙撤去2](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG20210904120612.jpg)
壁紙は軍手を使うと端っこがつかみにくいです。
軍手でやりましたが、結構やりにくかったです。
まずはカッターナイフの先端を使って、壁紙の一部を浮かせていきます。
![不動産競売部屋の壁紙撤去1](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG20210904120621.jpg)
浮かすと、指でつかめるので、その後ゆっくりと剥がしていきます。
壁紙には表面と裏地があり、裏地を残して剥がすと新しい壁紙を貼るときに貼りやすくなります。
壁紙の下の石膏ボード表面を剥がしてしまうと、パテの補修が必要になり面倒です。
が、、、そう思いながらやってもうまくいかないときもあるので、ある程度は諦めましょう。
![不動産競売部屋の壁紙撤去3](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG20210904133707-1024x768.jpg)
壁紙を剥がすと下地だけになり、かなりすっきりとした印象になります。
![不動産競売部屋の壁紙撤去4](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG20210904133713-1024x768.jpg)
結構な量が出てくるので片付けるのが大変です。
壁紙は燃えるゴミで捨てることができるので、普通の家庭ゴミとして捨てましょう。
![不動産競売部屋の壁紙撤去5](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG20210904143845-1024x768.jpg)
廊下部分も壁紙をはぎます。
石膏ボードについている壁紙簡単に剥がすことができます。
が、マンションはコンクリート壁もあり、このコンクリート壁が結構厄介です。
下地を残すならいいですが、コンクリートを出すとなるとかなり厄介です。
まだやってませんが、スチームクリーナーを使うと簡単に壁紙の下地が剥がれます。
壁紙剥がしの為に購入しておきました↓清掃にも使えるし便利です。
壁紙剥がし失敗例
![不動産競売部屋の壁紙撤去7](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG20210903151912-1024x768.jpg)
上の画像の右側が失敗例です。
石膏ボードの表面を剥いで、グレーの部分が見えてます。
こうなると下地部分とグレー部分が段差になる為、パテ埋めが必要になります。
最初の頃は勢いでオラオラと剥がしていたのですが、失敗しましたね・・・・
慎重にいくのがベストです。
壁紙剥がしは慎重に、下地が残るように剥がすのがベスト
まとめ 時間はかかるが慎重にゆっくりと進める
![不動産競売部屋の壁紙撤去6](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG20210904143848-1024x768.jpg)
当然ですが、業者のプロみたいにスムーズにはいきません。
ただ、慎重にやることで、プロに近づくことはできます。
雑にやってしまうと、どうしても素人の失敗が目立ってしまいますが、ゆっくりとコツを掴んでいくのがいいでしょう。
壁紙も巾木もまだまだたくさんありますが、徐々に進めていきます。
解体系DIY記事↓
前回までの記事は↓
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