不動産競売で中古ゴミ屋敷マンションを落札しました。
不動産には完全など素人ですが、素人1人で十分手続きも行えます。
しかも、普通に不動産経由で購入するより手続きは楽です。
さて、人生初の競売入札で、人生初の落札を行ってしまった、筆者てきとーる。
不動産については初物件で、不動産についても超ド素人です。
おそらく初で落札ということは、高値で落札しちゃったんですよねー・・・
合計で9者の入札があって、まさかの最高額。
どのくらい価格が乖離していたのか、気になるところです・・・
不動産競売の入札時の記事↓
落札額は良いとして、落札したので、もう後戻りはできません。
やっぱり辞めます!というのはできるのですが、入札申込みの保障額は返金されません。
今回で言うと116万円。
116万円いらないから、今回は辞めとくわ!
なんて、カッコいいことはできません・・・
今回は落札後の手続き編です。
書類さえ準備しておけば、実際の手続きは1時間程度で終わる。
正直、不動産を通して物件を購入するより、ものすごく楽です。
それでは早速やり方をみていきましょう。
不動産競売 落札後の手続きやり方 必要な書類等
落札通知書を待つ
競売で最高入札額となった後は、裁判所から通知を待ちます。
通常だと2週間程度で通知が届くようですが、筆者てきとーるが落札した管轄では1ヶ月近く待ちました。
地域によって、何日後に決定し通知するというのがまちまちなようです。
内容はというと、1ヶ月以内に残りの金を払って、必要書類を出せ!
これだけです。
郵送でも完結するのですが、登録免許税の収入印紙や、落札後に引渡命令の手続きが行えるので遠方でない限り、裁判所に行くのがベスト。
必要な書類とは
ざっとこんなとこです。
1、3は市役所で即時発行できます。
2は法務局で即時発行できますが、オンラインで取得して郵送が便利です。
4,5、6は1,2,3を準備して裁判所へ出向いてその場で支払い、受領します。
ややこしそうですが、どれも驚くほど簡単に入手できます。
不動産競売落札後の必要書類の準備方法 詳細
まずは残りの落札金額を支払う
指定の銀行に出向いて、振込を行い、受領印のついた紙をもらいます。
+で提出する紙に内容を記載しておきます。
受領証と用紙+1〜3までの書類を準備して裁判所に出向きます。
1,住民票
言わずもがなです。
市役所で本人の住民票を取得しましょう。
300円で即時発行してくれます。マイナンバー等不要な情報は一切いりません。
シンプルな住民票1枚でOKです。
2,登記簿謄本 オンライン申請が便利
ほとんど隠れてますが、登記簿謄本の全部事項証明書です。
法務局で取得できるので、裁判所ついででも良いですが、オンラインで簡単に取得できます。
上記ボタンよりHPにアクセスし登録を行います。
初期登録は若干面倒ですが、一度登録すれば以降いつでもオンラインで登記簿謄本が取得できます。
価格は500円でネット決済もでき、郵送で送ってくれるのでかなり便利。
取得方法は、購入した物件の住所をオンラインで一つ一つ入力して検索していくと、登録物件にたどり着けます。
指定の番地まで見つけたら、そのまま申請し、支払いするだけ。
3,固定資産税評価証明書
住民票と同時に申請すると同時に取得できます。
落札通知書をもっていき、納付書と物件が記載された用紙を渡すと、受け付けてくれます。
通常は、他人の物件は委任状でも無い限り取得できませんが、競売だと普通に取得できます。
こちらも300円で取得可能。
4,登録免許税額の収入印紙
4,5,6項目は直接裁判所申請時での購入が便利。
落札金額意外に唯一とられるお金。落札額によっては結構な金額になります。
今回は700万円で落札しましたが、12万円ちょっと必要でした。
計算は裁判所の方が固定資産税評価証明書を元に計算してくれます。
結構痛いですね。。。
減税措置があり、本人が住む目的であれば税金がかなり安くなる
住宅家屋証明証を市役所から入手することで、減税措置が受けれます。
ただし、木造だと20年以内、マンションだと25年以内の物件に限り、さらには本人が住居として住むことが必須。
なので、転売や家賃収入を得る場合だと減税措置はできないので、そのままの金額が必要です。
筆者てきとーるの場合は築28年だったので、適用外。
一応、耐震証明や瑕疵保険等を取得すると、25年オーバーでも適用になるのですが、
その手間を金額を考えると普通に支払った方が楽ということが分かり、断念しました。
そもそも住むつもりはないので、適用外なのですが・・・
安くなるならと思い一応調べてみました。
あとは言われるがままの金額を、収入印紙購入できる場所に出向き購入します。
こんな金額の収入印紙を購入したのは初めてでした。
もちろん現金払いなので、現金をあまり持ち歩かない身をしては結構ドキドキする金額でした。
5、郵便切手
郵便切手は登記完了後、裁判所から登記簿を送ってくるので、その為に使うもの。
これも言われるがまま、収入印紙と一緒に購入できます。
6,保険金受領証書
1から5までの書類を切手等を私、手続きが完了したら、受領証書がもらえます。
これを裁判所に提出すればすべての手続きが完了。
この時点で購入した物件が自分のものになります。何も証明書はありませんが、この時点から物件に対して大きな顔して出入りできるようになります。
結構あっさりと登録手続きが終わるので、びっくりします。
1時間もかからずに手続き完了です。
あとは購入物件に人がいるなら、対処が必要、すでに何もない状態なら楽ですねー。
まとめ 落札後手続きはものすごくスピーディー 競売は結構楽かも
競売は結構ハードルが高そうですが、実際にやってみるとものすごく楽です。
もちろん落札後に物件に人がいれば対処が必要ですが、だいたいの場合は素直に応じてくれることが多いようです。
もちろん債務不履行になった人なので、普通の人ではないことは確かなのですが。。。
この程度であれば、激安物件を落札して、楽しむのが良いなーと思えました。
今後は落札した物件への立ち入り、ゴミ屋敷マンションの片付け、リフォームという手順で記事を買いていきます。
BIT参考記事↓
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