ものすごく手がかかる家電、パナソニック洗濯乾燥機VR5600を使って12年程になります。まー、そろそろ寿命なのですが、なんせ洗濯乾燥機は高いので、なんとかこの先も使いたい。
20年くらいはもってほしいなーと願いながら頻繁にメンテして延命してます。
延命し続けてなんとか使えているパナソニック洗濯乾燥機、NA-VR5600L。
はっきり言って欠陥品であることは間違いないです。
使っていると普通に取り除くことができない部分に、大量の衣類のホコリが蓄積して、故障に繋がります。
分解しないと取り除けないので、普通に使っている人にはまず無理です。
DIYで分解清掃できる人ならいいですが、説明書には分解して清掃しろとは一言もないです。
分解して壊したら、あたなの責任です・・・ってなっちゃいますよね。
とにかく手間がかかる洗濯乾燥機、過去何度もメンテ・部品交換してきました。↓
もう慣れましたが、やはり毎回分解しないといけないので、結構な労力です。
壊れて新品を買うにしてはちょっと早すぎるので、今後もがんばります。
さて、今回は以前からわかってはいたのですが、補修で延命していた、ダクトホースの破損です。
乾燥時の空気をドラムから外側に排出する際につながっているゴムのダクトホースなのですが、ボロボロになって破損しました。
おそらく乾燥の熱と、振動にやられて経年劣化で破れました。
最近洗濯機がえらいうるさいなーと思っていたら、ダクトが外れて、固定バンドが洗濯機内で振動して接触していたようです。
再度取り付け後は静かになったので、安心しました。
ただ、破損したホースは新品交換したいので、このブログ記事と共に、パナソニックに部品をくれ!と言うことにしました。
追記:問い合わせましたがいつもどおりの対応でNG
やっぱりクソなパナソニックでした・・・
ネットで調べても品番も不明で、購入もできなさそうなパーツ
それではダクトホース破損による悲惨な現状を確認しながら、清掃メンテしていきたいと思います。
DIYは時間も労力も費用もかかるので、どうしても直せないなら修理より新品がおすすめ↓
分解・清掃・メンテ ダクトホース破損 パナソニック洗濯乾燥機
手慣れた作業ですが、下記項目を実施↓
- 電源コードを抜く
- 止水栓を締めて、水道ホースを抜く
(洗濯機側は水が漏れるので雑巾必須) - 右上面のフィルターを外す
- 左の洗剤入れケースを外す
効率重視でドリルを用意しましたが、普通に+ドライバーだけで作業した方が早いし、取り回しが楽です。
下記ネジをそれぞれ外していきます。
- 手前左:洗剤ケースの1本
- 両左右サイド:カバーをマイナスドライバーでこじって外し、奥のネジをそれぞれ1本外す
- フィルター部分:4本止まっているのですべて外す
続いて背面のネジを外すのですが、このとき洗濯機を自分の方向に倒して、お腹あたりで支えながら作業すると楽にネジが外せます。
広い場所を確保しているなら問題ないですが、両脇が壁なので、いつも傾けるか倒して作業すると楽です。
背面にある3本のネジを外す
これで、上面のパネルを外すことができます。
上面を確認してびっくりですが、ホコリだらけで洗濯機内全体が大変なことになってました。
確実に故障の原因になりそうです。
軽く清掃して、後ろ側の鉄板を外していきます。
- 左右赤丸:それぞれ4本のネジを左右計8本外す
- 背面黄色3つ:下側の鉄板と共有しているネジ3本を外す
- 上面黄色1つ:給水タンクを固定しているネジを外す
これで背面の上部にある鉄板が外れます。
続いて右側にある排気用のケースを外していきます。
赤丸8つ:8本のネジを外す
ネジを外すと排気ケースが外れます。
排気ケース内も結構ホコリがたまる場所なので、清掃しておきましょう。
フィルターがある場所から除くと、見事にゴムダクトホースが外れています。
この金属の結束バンドが接触しているせいで、ものすごい音がしていました。
ホースが外れているせいで、ドラム内の乾燥後のホコリ等が全て排気ケースに行くことなく、洗濯機内に散らばります。
大惨事ですね・・・
このまま使うと短期間で故障するのは間違いなしです。
新品のダクトが無く、どうしようもないので、清掃して、穴があいたままの古いダクトをとりあえず連結しておきます。
手に入るまでの延命措置です。
キレイだったのですが、今回のダクト外れでほんとえらいことになってます・・・
洗濯パンが最近汚れているなーと思っていたのですが、今回のダクト外れの影響で、ゴミがとにかく大量にいろんな箇所に散らばったのも原因でしょう。
ものすごく汚いのですが、このまま放置するのも嫌なので、清掃します。
12年で初めて清掃します。
さすがにやりすぎなくらいに汚れが蓄積してますね。
キレイになってかなりすっきりしました。
周辺箇所のホコリ汚れをある程度まで取り除いていきます。
全て取り除くのはごちゃごちゃしていて、掃除機では対処できないので、ある程度にして満足しておきます。
ダクトをなんとか取り付けようとしますが、結構苦戦しました。
そもそもダクトが熱や劣化で変形しているので、まともに付けることができません。
経年劣化した12年物のダクトです。
もうタクトとして機能していません。
なんとか接続はしましたが、穴が空いているので意味がありません。
新品が手に入るかどうかも不明ですが、入らなかったら違う方法を検討しないといけません。
ある程度キレイにできたので、戻して終了とします。
試しに洗濯してみましたが、ダクト金具が触れることがないので、ものすごく静かになりました。
新品ダクトをなんとかするために、パナソニックの問い合わせセンターに今回の記事とともに、パーツの手に入れ方を確認してみます。
結果はまたこの記事か別記事で投稿しようと思います。
問い合わせ結果
問い合わせフォーム↓
回答↓
パーツを確定して、これだと言っているのに、修理センターで確認してからの対応とか意味不明ですぎます。
マニュアル通りの対応しかできないパナソニック、やはりクソでした。
チャットボットと同類です。
同じような素材を探して対処してみようと思います。
排気ホースをDIYで作成・修理してみた
換気扇等で使われるアルミダクトを購入してきました。
内径がちょうど75mmだったので、ぴったりだと思い購入。
使うのはほんの少しだけで、ほぼほぼ余ってます。
曲げることができて、耐熱性もあるので最適です。
ボロボロのダクトを外します。
よくここまで劣化したなーと思います。
ネットで検索しましたが、このゴムダクトがここまでなっているのはありませんでした。
だいたいキレイな状態でしたね・・・
接続は強力アルミテープを使います。
結構強力なので、しっかりと固定できます。
金属の固定バンドは付けてみましたが、あまり固定あれてない感じだったので、付けていません。
ピッタリとアルミホースが覆ってくれるわけではないので、アルミテープで内側から固定します。
外側から固定するのは結構難しいので、内側からのみで固定しています。
片側のみ外側から固定しています。
バンドはまったく意味をなしていないので、固定する必要はないです。
しっかりと固定できました。
ダクトが完成しました。
ドラムが揺れるので、ゴム程融通が効かないので結構早めに外れたり、破れたりする可能性もあります。
様子をみながら対応していこうと思います。
デメリットとして、一度固定すると解体清掃がやりにくくなるのが難点です。
すでにドラム清掃を終えたので、当分は清掃する予定はないので大丈夫でしょう。
ドラム清掃記事↓
まとめ 12年経過しても延命しながら使うパナソニック洗濯乾燥機
本当に手間がかかる洗濯乾燥機ですが、ここまできたら20年は目指したいです。
いや、ここまで時間と費用をかけてきたので、絶対に使い続けます。
どうしても高額なパーツが必要になった場合には諦めるかもですが、がんばります。
パナソニックさん、パーツの提供期間の延期をお願いします。
どうしても直せないなら最新モデルが安心です↓
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