![てきとーる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/02/908e5074da228bb028d8dccb21d6a5cc.jpg)
もう何回このパナソニックの洗濯乾燥機を分解したでしょうか。
人生の中でこれほど家電を分解修理清掃した機種は、このクソ洗濯乾燥機くらいです。
- パナソニック洗濯乾燥機の給水不良状態
- 洗濯乾燥機の給水量が少ない症状を修理
- 分解方法紹介
Panasonicの洗濯乾燥機、NA-VR5600Lを購入して11年が経過。
もう充分使っているので、そろそろ買い替えでも良い頃ですが、洗濯乾燥機ってとにかく値段が高い。
![てきとーる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/02/908e5074da228bb028d8dccb21d6a5cc.jpg)
平気で20万、30万もする家電をホイホイと買える余裕はありません。
ただ、洗濯乾燥機の良さを知ってしまうと、もう無い生活には戻れませんね。
とにかく便利な洗濯乾燥機ですが、高額なのでなんとか修理して使い続けたいですよね。
筆者てきとーるはもう何度もパナソニックの洗濯乾燥機を分解しているので、分解は苦ではないし、ある程度なら対処できます。
クソ洗濯機ですが、なぜか愛着が湧きつつあるのも事実。
DIYで修理したり内部清掃して分解していると、愛着が湧きます。
さて、今回は給水不良。
いきなり水の供給量がおかしくなり、明らかに水が給水されてないのがわかりました。
水が供給されないので、当然洗濯できません。
対処方法を紹介していきます。
![てきとーる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/02/908e5074da228bb028d8dccb21d6a5cc.jpg)
早速見ていきましょう。
Panasonic洗濯乾燥機記事は下記↓
Panasonic洗濯乾燥機 NA-VR5600Lの給水不良 状態確認
![パナソニック洗濯機本体NA-VR5600L](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2019/07/2fecc15f9561a0c78622e91ab4e768f1.jpg)
水が少ない現象 供給不良の現象確認 動画
洗濯開始後、勢いよくいつもなら水が流れるのですが、明らかに水が出てない。
チョロチョロとした音が永遠と流れて、なかなか洗濯機が動きません。
おそらくこのまま放置するとエラーコードU14で停止します。
![てきとーる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/02/908e5074da228bb028d8dccb21d6a5cc.jpg)
音が小さいし、明らかにおかしいのがすぐに分かりました。
夜中にいつも洗濯乾燥しているのですが、夜に壊れたことを確認したため、寝る時間が削られました・・・・
まったく、手間のかかる野郎です。
故障の原因は何? エラーコードU14とは
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の給水機器](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213204734-1024x768.jpg)
エラーコードU14
給水できない。
エラーコード一覧は下記記事で紹介しています。
Panasonic洗濯乾燥機 エラーコード一覧
洗濯機は給水ホースから常に開放された状態で、接続されています。
水栓は当然ですが、問題ありません。
問題は、洗濯機の給水接続部分の先に給水弁というものがあるのですが、その給水弁の故障により水がうまく供給できなくなります。
Panasonicだけなのか、結構この現象があるようで、パーツが普通にネットで販売されてます。
NA-VR5600Lの給水弁は、AXW29A-2170のパーツです。
そして、パーツ交換は意外にも結構楽です。
要は、最初から壊れる設定で作られている可能性もありますね。
![てきとーる](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2020/02/908e5074da228bb028d8dccb21d6a5cc.jpg)
まー、家電なのでいつかは壊れるし、壊れやすい部分もあるでしょう。
Panasonic洗濯乾燥機 NA-VR5600L 分解修理
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の本体](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213202954-1024x768.jpg)
さあ、見慣れた洗濯機を分解していきます。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の給水ホース](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213203001-1024x768.jpg)
まずは水栓部分の止水栓を締めておきましょう。
忘れたら大変なことになります。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の給水ホース接続部分](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213203006-1024x768.jpg)
給水箇所のホースを外します。
外す際に、雑巾やタオルを後ろ側に設置させて抜くと、水がたれずに済みます。
若干水が出るのでタオルはあった方が良いです。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の脱水](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213203529-1024x768.jpg)
背面にアクセスしやすい場所に洗濯機が設置されているならこの工程は必要ないです。
筆者てきとーるは毎回洗濯機を傾けたり、倒したりして分解するので、脱水をしてから作業します。
脱水1分を設定して、排水しておきます。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の給水部分清掃](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213203431-1024x768.jpg)
洗剤入れを取り外します。
ついでに汚れを清掃しておきましょう。
結構汚れてましたね・・・普段掃除をサボっているので。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機のネジ](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213203829-1024x768.jpg)
まずは両サイドにある、カバーを外してネジを外します。
結構深い位置にあるので、長めのドライバーが良いでしょう。
右左、合わせて2箇所あります。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の背面ネジ](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213204209-1024x768.jpg)
プラスチックの天板背面に、ネジ3本が固定されているので、外します。
この状態で天板のプラスチックは外すことができます。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の背面上部ネジ](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213204319-1024x768.jpg)
天板だけ外せば交換作業はできるかもですが、ついでに背面の上部パネルも外すと作業が楽です。
背面上部のネジを2箇所と、中段板と当時に止めてあるネジ1箇所を外します。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の背面上部ネジ反対側](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213204322-1024x768.jpg)
背面板の反対側も同様にネジを外していきます。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の対面上部のネジ上側](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213204742-1024x768.jpg)
プラスチックの天板カバーを外したあとに見えてくる、3箇所のネジ計5本を外します。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の背面板引っ掛け部分](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213204856-1024x768.jpg)
背面板と指先のプラスチックが入り込んでいるので、浮かしながら背面板を外します。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の接続部分](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213204958-1024x768.jpg)
問題児の排水弁が見えてきました。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の給水機器](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213204734-1024x768.jpg)
ものが詰まっているわけでもなく、物理的な問題はなさそうです。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の接続部分](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213204958-1024x768.jpg)
センサーが接続されており、自動で開閉して水の調整をしているようです。
センサー機器なので、見た目の不具合はまずわかりません。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の給水機器拡大](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213205009-1024x768.jpg)
2箇所のプラグ、青と白があるので、両方とも引っこ抜いていきます。
結構力をいれて抜く必要があります。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の給水機器プラグ](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213211700-1024x768.jpg)
抜けました。
写真を撮っておけば、青と白がどちらかわかりやすいです。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の給水部分撤去ネジ](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213205005-1024x768.jpg)
左右1箇所づつ、2箇所にネジで固定されています。
他のネジはトルクスネジなので、外す必要はありません。
+ネジの2箇所のみです。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の給水接続部分](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211213212117-1024x768.jpg)
新しいパーツには、写真の弁のようなパーツは付属していないので、一緒に撮れた場合は捨てないように。
再利用して取り付けます。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の新旧パーツ](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211215160300-1024x768.jpg)
パーツが届きました。
新旧のパーツに見た目の違いは見受けられません。
関東から中国地方までだったので、翌日届かず2日後でした。
やはり佐川はダメです。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の新旧パーツ比較](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211215160307-1024x768.jpg)
横からの見た目もまったく同じですねー。
まー、同じパーツなので当然ですが。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の給水弁にアダプター](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211215160311-1024x768.jpg)
アダプターは古いものを再利用しましょう。
古いパーツは10年経過しても劣化はみられません。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機に新パーツ取り付け](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211215160346-1024x768.jpg)
黒いスポンジ素材のクッション材も再利用します。
こちらはヘタってますが、カバーの緩衝材程度なのでヘタっても問題無しです。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の修理完了](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211215160500-1024x768.jpg)
取り付けが完了しました。
キレイに収まって気分も良いですね。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機のもとに戻す](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211215161143-1024x768.jpg)
逆の手順で、背面と上部のカバーを戻していきます。
![パナソニックVR5600洗濯乾燥機の配線置き場](https://tekito-ru.com/wp-content/uploads/2021/12/IMG20211215161146-1024x768.jpg)
戻していて気付いたのですが、背面の突起はコードが邪魔にならないように置く場所だったのかも。
10年経過して初めて気づきました。
戻した後は、ジャバジャバと給水されていたので、無事修理完了です。
まとめ 洗濯乾燥機修理の中でも最も簡単 給水弁交換
いつもは結構ばらして修理が必要なのですが、今回の給水弁交換はかなり楽です。
パーツが上部に位置しているため、簡単にアクセスできるのも良いです。
また、壊れるの前提なのか、パーツの取り外しも楽な構造です。
給水弁の交換は修理を依頼すると高額ですが、3000円程度でDIY修理可能なのでチャレンジしてみるのがいいでしょう。
コメント