石油ストーブが活躍しまくった電気代高騰の冬。フジカハイペット、アラジン、トヨトミの3台体制でなんとか乗り切りました。
結構活躍してくれたので、メンテナンスを行って次の冬に備えようと思います。
購入後7年経過のメンテナンスを紹介します。
フジカハイペット、アラジンブルーフレーム、トヨトミKS-67Hの石油ストーブ3台を所有していますが、もっとも使用頻度が高いのがフジカハイペット。
火力も十分で、小型で移動させやすく、調理やあたためにも最適。
万能な石油ストーブならフジカハイペット
正直、アラジンブルーフレームをやめてフジカハイペットをもう1台追加したいと思ってますが、見た目的におもしろくなくなるので、やめてます。
使い勝手重視なら確実にフジカハイペットです。
7年経過しましたが、まったく衰えることなく、使えてます。
今後も長く使っていくことは間違いないので、メンテナンスをしっかり常に最高の状態を維持していきたいと思います。
メンテナンス後は新品のようにきれいになるし、気分も上がります。
それでは早速7年経過したフジカハイペットを分解していきます。
フジカハイペットメンテナンス 分解・清掃・芯確認
分解前状況確認と必要な道具
1シーズン使っていると結構ホコリやら汚れやらが付いて汚くなります。
天板部分は特に、お湯を沸かしたり、調理で鍋を置いたりするので結構汚れます。
下の部分もほこりとゴミが溜まっており、結構汚い。
使うのには全く問題ないので、そのまま掃除もせず使い続けてましたが、しまうときにはきれいにしたいです。
分解と清掃するにあたり、道具を準備。
- +ドライバー
- −ドライバー
- ステンレス金物ブラシ
- パーツクリーナー
- 雑巾
フジカハイペットはメンテンナンスしやすいように単純構造になってます。
+ドライバー1本で余裕で分解できます。
分解工程 フジカハイペット
蓋を外します。
持ち上げるだけなので簡単ですね。
外した状態で五徳を乗せて湯沸かしを行うとかなり早く沸きます。
持ちてを外します。
水平に持ちてを引き上げてその状態で引き抜くとちょうど抜けるようになってます。
網部分を外します。
網を分解しなくても下の台座部分から外すことができます。
今回は細かく分解して清掃するので、上記部分のネジも外します。
台座部分を外します。
先程の工程を飛ばして、この台座部分を緩めれば土台と網をセットで外すことができます。
中央に頓挫している土台を引き上げます。
網の円盤部分に引っかかるので、斜めにしながら引き上げると取れます。
固定されておらず、ただ乗っているだけなので、引き上げるのみです。
これだけでも十分清掃できるのですが、今回はしっかりとやることにしたので、さらに分解を進めます。
皿部分を外すため、ネジを2本外します。
正面部分パーツを外します。
ダイヤル部分は引っ張れば抜けます、そんなに固くはないので、ある程度の力でいけます。
正面カバーを外します。
両側計2箇所にビスがあるので、外せばカバーは取れます。
続いて、芯部分のカバーをビス3本を外して取ります。
芯部分の土台を外すため、ネジを4本緩めます。
工具は必要なく回すだけなので楽、メンテナンスのことが考えられてます。
芯ごと抜くことができます。
ダイヤル部分周辺にゴミがたまりまくってたので、さらに分解。
右側緊急消化レバー部分はビス2本外せば取れます。
芯を抜いて、逆さまにして灯油が垂れないようにします。
一番下の台座を外します。
裏側から3本のビスで固定されています。
分解完了です。
ものすごく分解しやすく、簡単に戻すことができるので、メンテナンス性は最高です。
あとはパーツクリーナーや雑巾、水洗い等できれいにしていきます。
タール等のこびりつきは金ブラシ
芯周辺の金属部分には茶色い付着物が多くあります。
タンク部分に連結されている筒は直接こすると下にカスが落ちるので、雑巾等を隙間に入れてこぼれてもOKな状態で作業します。
芯の交換方法
芯は三角じるしの箇所に刺して固定されているだけです。
外す際には芯を中心に押し込むようにして、固定から外します。
三角の棘のようなものが見えますが、これが刺さって固定されています。
つけるときにはこの棘部分を指定された芯の部分に差し込むだけです。
清掃完了 戻し作業
逆の手順で戻していきます。
分解清掃したおかげで、かなり綺麗になりました。
きれいになると気分もいいですね。
あまり時間もかからないので、それほど気負うことなくできます。
箱に収めて次の冬まで保管します。
まとめ メンテナンスを行えば永久的に使える
フジカハイペットはメンテナンス性が高く、使い勝手もよい最高のストーブです。
メンテナンス次第ではほぼ永久的に使えます。
まだ製造もされているので芯供給もあり、まだまだ安心です。
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