旧車のレストアって一気にやろうなんて思ってはいけません。
のんびりやるのが一番です。
1つ進んで期間が空いて、放置して・・・
仕事しながらだとなかなか進みませんが、それも良し。
レストアってやってると、途中からいろんな問題が出てきて、思うように進まない。
いつもの考えでいくと、ここまでできるなーって思っていても、想定外に進まない。
なんとなく分かってきたので、最近は欲張らない。
1つに特化して、満足できるまでやるのがポイント
欲張るとたいてい他の作業がいい加減になって良い結果にならない。
今回はガソリンタンクホースの入れ替え。
古くなったホースは結構劣化が進んでいて、亀裂が入っていたり、危険も多い。
ガソリンタンクを外すタイミングでホースは交換しておくべし
一回も交換したことがないのであれば
それでは早速見ていきましょう。
モトコンポ ガソリンタンクホース入れ替え
必要な工具とパーツ
- 入れ替え用のホース(耐油) 内径3.5 外径7.5
- クリップ サイズ6.0
- ペンチ
- パーツクリーナー
- 潤滑スプレー(KURE556等)
耐油ホース 内径3.5mm 外径7.5mm
サイズは上記サイズでOKです。多少太くなりますが、同じ太さのものを探す方が困難。
純正パーツは高いので、汎用品でOK。
ホースクリップ 6mm
耐油ホース外径7.5mmに合うクリップ。
外径と同じサイズを選ぶとユルユルなので、小さめを選ぶのがGOOD。
ラジオペンチ
これは定番中の定番、普通に家庭にあるでしょう。
作業用なら良いものを持っておくほうがよいです。
パーツクリーナー
まずはパーツクリーナー、これはもう必須ですね。
これがあれば、油汚れを一掃できるので必須、結構な本数使うこともあるので多めに持っておきましょう。
潤滑スプレー
ホースを入れるのに、新品だとなかなか入りません。
潤滑スプレーですんなり入るようになります。
古いホースを取り除く
前期型と後期型があり、筆者てきとーるのものは後期型。
ホース取り回し形状が違います。
ホースがかなり硬いので、カッター等でカットして、ペンチで引き抜くのがベスト。
ひどい状態ですねー。
ガソリンタンクは徹底的に錆を取っておくべきだったと今更後悔。
ホースが固着しているので、力を入れて引っこ抜きましょう。
金属部分のホースが細いので、折れたりとか潰れそう。
慎重にいくのが良いですね、潰れたり壊れると無駄な出費と時間が必要になります。
結構硬かったので、無理やり引っこ抜いたり、カッターでカットしました。
耐油ホースを取ると、金属ホースが外れるようになりました。
この際取り除いて、ついでに塗装しておきます。
この部分は耐熱スプレーの必要はないですが、マットな質感なので耐熱スプレーに。
マットな質感が結構雰囲気出ますねー。
ガソリンタンクもマットにしておくべきでした。
またいつか気が向いたらやろ・・・
ホースのカットと取り付け
フューエルホースは、外径7.5、内径3.5。
内径が3.5であれば外径はある程度許容範囲でしょう。
古いホースと合わせて、同じ長さにカットしていきます。
ホースなので、きっちり同じ長さにしなくても、多少はOK。
足りないより長めが良いので、少し長くするのが良いでしょう。
ホースを取り付けるときは、潤滑スプレーを吹いておくと滑るように入っていきます。
取り付ける側にもスプレーしておきましょう。
カットしたホースを準備して、あとは慎重に取り付けていきます。
モトコンポあるある↓
リリーフバルブを折ってしまう。
リリーフバルブは生産停止かつ在庫無し。
折れたら自力で修理するか、高額なパーツをヤフオクで買うしかないです。
折れたリリーフバルブの先端をカッターで切って取り出します。
プラスチックなので、ペンチ等で無理に引っ張らない方が良いです。
折れたリリーフバルブの先端にも新しいホースを取り付け。
リリーフバルブの修理はまた別記事で紹介します。
ステンレスクリップで、ホースを固定します。
古いクリップがまだ使えそうであれば再利用しても良いでしょう。
リリーフバルブはくっつけれないので、DIY修理しかないですねー。
ホースを取り付けました。
これにて完成。
ホースが太いので7.5mmではなく6mmくらいがベストでしょう。
ホースが新しくなれば気分も上がる
まとめ ホースは一新しておけば安心かつ見た目も良し
新しいホースは安価なので、タンクを外す機会があれば一新しておくのがベスト。
簡単で満足度も高い作業。
是非ともやっておきましょう。
ラジオペンチは良いものを↓
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