MINIに乗って早15年が経過し、故障箇所もちょこちょこ出てきて、うまく付き合いながら乗っています。
直さないといけない部分は直す、必要のない故障箇所は直さない
これが外車とうまく付き合っていく方法でしょう。
そんなに数多く故障するわけではないですが、ある程度我慢できる部分は我慢するほうが気分的にも楽です。
慣れれば大したことないし、いらない機能はいらないです。
ずっと放置している故障箇所は下記↓
- ミラーの電動格納機能
- リアトランクのダンパー故障
トランクを開けても止まらない - 冷房のガスがない
冷房機能はない、暖房はOK
大まかにはこんなとこですかねー、あれば便利でしょうが、ミラーの電動格納なんてまず使わないです。
リアトランクはゴミ捨てのとき不便ですが、チャイナからダンパー仕入れて直す予定です。
冷房も通勤メインなので全然なくてOK範囲ですねー。
さて、長くなってしまいましたが、今回はミニのパワーウインドウレギュレータの故障です。
これで実は3回目、助手席側ばかり多発です。
ふざけるな!といいたくなりましたが、出費はありますが、窓開かないのは結構不便なので直してます。
DIY修理したので早速見ていきましょう。
ミニクーパーS パワーウィンドウレギュレータ交換
窓のの開閉故障3回目
窓の開閉をしていると何やら急に動作が悪くなってきます。
そうなると、あー、もうだめだなってのがすぐに分かるようになってきました。
パワーウィンドウレギュレータのワイヤーが絡まって故障するのです。
絡まり始めたら窓は閉めた状態で故障するのがベストです。むやみに窓の開閉は行わないこと
よくある故障で初期のミニだとパワーウィンドウレギュレータのモータが故障することが多いです。
モーター内のグリスが絡みまくってモーターが動かなくなるようです。
てきとーるの場合はモーターではなくレギュレータです。
写真は無いのですが、レギュレータ内のワイヤーが絡みまくって再起不能になります。
交換は本体まるごと交換になるので、結構やっかいだし価格もそれ相応にかかります。
レギュレータの価格
純正だと2,3万くらいの価格です。
最終的には純正を選んだ方がいいとてきとーるは思ってます。
社外品だと1万円以下で購入が可能です。
ただ、当たりハズレもあるので、慎重に選んだほうがいいです。
てきとーるは初回社外品を購入して、取り付けにものすごく苦労しました。ワイヤーのサイズが合ってないので収納に苦労したり大変でした。
純正が間違いないですが、高いのがネックですねー。
交換方法① ドアパネルを外す前作業
まずはドアパネルの取り外しにかかります。
ドアパネルは4箇所のトルクスネジで止まっているので、それぞれ外していきます。
左上の反射板は外すとネジが見えてきます。
反射板はマイナスドライバーで簡単に外すことができるので、サクッとはずしましょう。
キズが気になるかたは内装外し等を使用するといいでしょう。
内装外し↓
交換方法② ドアパネルを外す
ドアパネルは下側から内装剥がしを突っ込んでテコの原理で浮き上がらせていきます。
ここでマイナスドライバーを使ってもいいですが、確実にキズが付きます。
キズが見える部分ではないですが、気になる方は内装外しが便利です。
内装パネルをテコの原理で外していくと、バコ!と音がして外れていきます。
下側に隙間がすべてできたら、両手で両端を持って、水平方向にエイヤ!と掛け声をかけながら引っ張って外します。
このとき躊躇してはいけません、力いっぱいいきます。そのためのエイヤ!です。
交換方法③ パネルの取り付け箇所確認
ドアパネルの上側に6箇所の金具、周辺に数箇所のプラスチックビスで固定されています。
この記事を最初に紹介するべきでしたねー。
まー、あるあるということで、良しとしましょう。
慎重な人は記事を一通り読んでからDIYを開始するはずです。
無責任だな・・・
交換方法④ 内側のネジを外していく
- 上側 ドアノブ(ネジ3箇所)
- 下側 スピーカー(ネジ4箇所)
すべて+ドライバーで外れます。
スピーカーは電源コードがプラグで接続されているので、コードを外してスピーカーを外しておきましょう。
ドアノブはぶら下げていて問題ないです。気になるならガムテープ等で邪魔にならない位置に固定しておきましょう。
交換方法⑤ 窓を外す
ここで窓ガラスを外しておきます。
窓ガラスを半分くらいまで下げると外しやすいので、下げておきます。
窓を固定しているのは左右2個の歯車です。
これを締めていき固定しているだけです。
手で回せるのですが始め緩めるには工具で緩める必要があります。
六角ネジで外せる穴がありますが、うまいこと入らない可能性があるので、ウォータポンププライヤが便利です。
挟み込んで回していきましょう。
ウォータポンププライヤは下記↓
ウォータポンププライヤがないなら、六角ネジを何とか突っ込んで回しましょう。中心部に穴があります。
交換方法⑥ レギュレータモーターのネジを外す
黄色枠の位置にレギュレータのモータが取り付けられています。
ネジは3箇所で固定されています。
ネジを外しても内側のモーターは落ちたりしないので、躊躇なく3本取り外しましょう。
交換方法⑦ レギュレータを外す前作業
上部右と左にあるボルトを外していきます。
ボルトの穴は最初ゴムで覆われているのでゴムをひっぱって外すとボイルが見えてきます。
ドアの底面にもボルトがあり、レギュレータを固定しています。
こちらも左右二箇所にあるので外していきます。
これでウィンドウレギュレータが完全にフリーになります。
交換方法⑧
レギュレータは左右で直立しているので、片方づつ傾けていくと簡単に外れます。
若干知恵の輪感覚もありますが、それほど困ることはないです。
モーターもセットで外れます。
モーターが生きている場合は、レギュレータの枠のみで交換ができます。
価格的にあまり変わらないので一式購入して交換したほうがいいです。
てきとーるの場合モーター固定部分が若干すり減っていました。
ワイヤーがからまったことが原因で、傷つけられてすり減っています。
すり減った状態では固定が甘くなるので使わない方がいいと思います。
交換方法⑨ 元に戻す
逆の手順で取り付けていきます。
難しい点としては下記。
レギュレータ下部分を固定しているプラスチックがありますが、これが前後に移動できます。
前後に移動させることで窓の角度を調整することができます。
また歯車でも窓の位置を調整した上で締め込むことができます。
歯車で調整するのですが、窓を上下左右に少しづつ移動しながら窓がきっちり収まる位置を設定していきます。
何度も窓を開閉、ドアの開閉をしながら微調整していきましょう。
やっかいなポイントですが、ここでしっかりとやらないと窓から水が入ったりドアの締付けが悪くなったりするので注意が必要です。
以上で交換は終わりです。
慣れれば1時間ちょっとで終わりますが、初めてなら3時間とかかかるかもしれません。
注文品が届くまである程度内側を外しておき、届いたら交換するという方法が楽でしいいでしょう。
まちがっても窓ガラスまで外さないようにしましょう。
てきとーるは窓ガラスを外したままにしておいたら、雨にやられて助手席半分がびしょ濡れでした。
雨予報ではなかったのですがねー。。。。
まとめ
さすがに3回も交換するともうベテランです。
出費以外は何も怖いものはないですねー。
なぜ左側ばかり壊れるのかわかりませんが、定期的に窓を開閉しているほうがいいのかもしれませんね。
車も乗らないより毎日乗るほうが長くもちます。実際にてきとーるのミニはそうです。
機械は動かしてなんぼなのである程度は動かしてあげましょう。
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