117クーペのガソリンタンクから、ガソリン臭が漂ってくるのと、ガソリンキャップが緩いのが気になってました。
先日はアイドリングしていると、タンク下の燃料ポンプ・ホースからガソリンが漏れる現象。
どうやらガソリン系が結構まずいので、一つずつ解決していきます。
117クーペのハイオクを10リットルほど入れて、その後アイドリングを数回。
徐々にガソリンが減っていたのですが、先日一気にメーターが0を振り切って不動状態。
ガソリンタンクの燃料レベルセンサーの故障を疑いました。
が、、、どうもガソリン臭が以前から半端ないと思っていたら、燃料ポンプホースから徐々にガソリンが漏れていました・・・
引火したりしたら火災や爆発の危険性もあり、すぐにエンジン停止。
漏れ箇所のネジを増し締めしておきました。
解決したかどうかは別として、以前から気になっていた燃料タンクキャップの緩みも改善することに。
位置によって若干締まるような感触はあるのですが、どう考えても緩い。
緩すぎる・・・
ガソリンの蒸発や、燃料の成分の変化など、良いことは無いので、対策することに。
新品購入すれば早いですが、あるかも分からないし、お金もかかるわけで・・・
締まりをよくするだけならDIYで十分だと思い決行。
結果から言うと、10分くらいでできる超簡単DIYです。
家に材料があれば無料で可能。
それでは早速みていきましょう。
ISUZU 117クーペ 燃料タンクキャップ緩み対策DIY
燃料タンクキャップの構造と分解 117クーペ
回す部分がでが回る構造ではなく、キャップ全体が回る。
117クーペの燃料タンクキャップ。
年季が入っており、歴史を感じさせてくれます。
旧車なので単純な構造かと思ったのですが、おそらくここから圧力を逃したりしている構造。
単純なようで、キャップにもこだわりを感じます。
構造は2つのネジで止められているのみ。
簡単に分解できるのでありがたい。
分解開始↓
いきなり終了ですが、ただネジ2つを外したのみ。
それぞれのパーツに別れます。
ネジが結構長いです、あまり見かけることのない長さ。
ゴムパッキンの分析 パッキン対策DIY
問題部分のゴムパッキン 確認
問題のゴム部分です。
ここが劣化しているのか、摩耗しているのか知りませんが、とにかくユルユル。
結構分厚い構造で、同じ構造のゴムを作るのはかなり無理がある。
裏側も金属部分の形状に合わせて、作られています。
新しくここにはめるものを作るより、現在のゴムを活かしながら、少し盛るのが良い。
劣化したらその都度作ればOK。
ゴムパッキンの作成
ホームセンターで売っているゴムシート購入
厚みは1mmの薄いタイプ
ホームセンターで150円程度。
家に同様のゴムがあれば代用もできます。
ゴムパッキンを置いて形を取ってカット
描くのも面倒だったので、いきなりカット。
適当ですが、カット完了
キレイに切っても全ての面を使うわけではないので、ある程度でOKです。
変な形ですが気にしない
折り曲げて、真ん中をくり抜く
ここもハサミで適当に。
カットが完了し、ここも適当にのせていく
ネジで止めると隠れるので結局適当でOKということに
所要時間5分程度
ものすごく適当にカットしましたが、これで十分。
完成
取り付けるときっちり閉まりこむことを確認
ゴムなのでしっかりと閉まってくれます。
厚さも完璧でした。
これ以上分厚いときつくてはまらなかったかも。
短時間で終了。
材料も安いので、劣化したらまた作り直せばOKです。
まとめ ガソリンキャップのゆるみ解消はDIYで簡単
これでまた一つ問題が解決できました。
ただ、根本的なガソリンの漏れが解消できているかどうかは不明。
ホースの締め込み後は漏れはないですが、常に注視が必要そうです。
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