中古マンションフルリノベーションを1年かけて完成させました。
作業に必死になっていて、完成後の見た目について細かな詳細を紹介していきたいと思います。今回は吊りボルト収納棚です。
吊りボルトを使った棚収納はリノベするなら絶対にやりたいと思っていた一つ。
天井からぶら下げるという面白いスタイルと、無駄なく収納として使えるのが利点です。
しかし、既存住宅に対して後から設置するとなると天井下地の確認が必要になります。
天井からぶら下げるので、耐荷重は重要です。
木材がある部分にしか打ち込めないので、場所が限られます。
石膏ボード面だと大変なことになるので注意が必要です。
賃貸等であればまず設置は不可能、マンションだとコンクリート面への打ち込みも考えなくてはいけません。
今回筆者てきとーるの場合は中古マンションのフルリノベーションの為、吊りボルト設置が行える状態。
リフォームやフルリノベ、新築の段階で実施するのがおすすめです。
それでは早速見ていきましょう。
中古マンションフルリノベーションの紹介記事↓
吊りボルト棚とは
あまり見かけることは少ないですが、キッチンの上部に設置されることが多いです。
既製品の場合は吊りボルトではなく、アイアンを加工して一体となったものが多いです。
アイランド型のキッチンが増えてきて、単純に天井部分にキャビネットが付けれないため、オープンな収納にして解放感を損なわないようになっています。
既製品を購入しても、天井へのビス打ち込みが必要になり、下地の木材がどこにあるか確認が必要です。
天井は石膏ボードが多いので、そのままの状態で打ち込むのはほぼ不可能です。
下地は下地チェッカーを使えば簡単に判断できますが、既製品の場合はビスの箇所が決まっているので設置場所によっては難しい場合があります。
後から付ける場合は既製品だと難しいので、吊りボルト式がおすすめです。
吊りボルトだと、下地場所にボルトを打ち込み、板の大きさはボルトの位置で調整可能です。
後付けするなら吊りボルトが便利で設置も楽
では実例を見ていきましょう。
吊りボルト棚 実例 中古マンションフルリノベーション
吊りボルトを使った棚です。
今回はコンクリート面に直接ボルトを取り付けています。
コンクリート面の下穴にはハンマードリルが必要です。↓
ボルトアンカーさえ打ち込んでしまえば、あとは吊りボルトとナットで高さ調整をするだけなので、非常に楽です。
吊りボルトアンカーはコンクリート用、木材用、鉄部用があります。
天井の下地によって使い分けます。
吊りボルトとナットはアイアンペイントで塗装しています。
アイアンの素材感が味わいある見た目でオシャレに見えます。
アイアンペイントを塗ってしまうと、板の高さ調整時に塗料がはがれるので、ある程度動かさない位置に合わせた後で塗装するのがおすすめです。
棚の上部には照明を取り付けており、間接照明として照らしてくれます。
間接照明が棚を照らして雰囲気ある仕上がりになってます。
棚の下側にはDIYで作成したデスクを設置、棚板と同じ素材感で統一感を出しています。
照明によって、棚板と壁面の表情が変わります。
右側のコンクリート面を残したのですが、筆者てきとーる的には気に入ってますが、あまり女性には受けが良くないようです・・・
キレイに整っている方が女性にはいいのかもしれません・・・
男だとむき出し感がいいんですけどね。
照明は右側に寄った場所だけに設置しています。
左側にもあったほうが良かったかもしれませんが、表情をおもしろくする目的であれば、右側だけで良かったと思ってます。
遠目での見た目です、デスク周りの小物やオブジェを棚の上に配置するとよりおしゃれな空間になります。
インテリアセンスが無いので、オブジェ等はあまり得意じゃないですが・・・
キッチンと廊下扉を含めた見た目。
なかなかおもしろい空間に仕上がりました。
まとめ 吊りボルト棚は設置が楽、機能性も見た目も両立
吊りボル棚を初めて設置してみましたが、予想以上におもしおい空間になりました。
使い勝手と言う意味でも、天井に近い空間を有効利用でき、家具の邪魔をしないのも良い点です。
ボルトアンカーさえ設置できれば、後は簡単なのでおすすめの収納棚です。
コンクリート面の穴あけはハンマードリルが便利↓
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