中古マンションのフルリノベーションが完成したので、エアコンの取付をしました。
古いマンションは通路の問題があり、エアコン室外機が外に置けない問題があり、普通のエアコンが設置できません。
窓用エアコンで対処するしかないので、今回は中古で購入した窓用エアコンを取付ました。
フルリノベーションをすると、設備関係全てを一新しないと、古い設備を再利用するとものすごく目立ちます。
かといって、全てを新しいもので揃えると結構な金額になります。
今回はあまり使用頻度は少ない窓用エアコンを中古で購入しました。
中古といっても2年落ちで新しく状態もいいものでした。
しかし・・・中古ならではの問題点もあり、取付はスムーズにいかず。
スムーズにいかないことも含めた中古なので、納得した上での購入です。
窓用エアコンには暖房つきのものと、冷房専用があります。
暖房付きは高額なので、冷房のみのものを購入。
問題点の解決方法を含めて、取付について紹介していきたいと思います。
マンションフルリノベの記事↓
中古窓用エアコン取付方法
窓用エアコンの取付でまず選択肢となるのが、木製の窓枠と窓サッシがどのような状態で設置されているかです。
上記画像のように、木製枠とサッシがフラットになっている場合は、窓用エアコン用のステーが必要になります。
今回購入した中古窓用エアコンは、取り外した状態で送付されたので、ステー等のパーツが無い状態でした。
自分で取り付けてなかったらほぼわかりませんよねー。わざわざステーを外してくれるとも思えず、購入から取付までかなりの間保管していたので、自分でなんとかすることにしました。
まずは本体の枠部分にステーが取り付けれるように、計測します。
ステーの高さは1.5センチ程度必要でした。
枠の下部にあたる部分の横幅は30センチ弱。
枠の上部にあたる部分は30センチ強でした。
ここで、しっかりと構造を理解しておけば後で失敗はなかったのですが・・・・。
ステーはホームセンターにちょうどいい資材を買いに行こうかと思いましたが、ぴったり合うものはおそらくないのと、どちらにしても加工が必要。
なので、家にあったラック用の金属を加工することにしました。
ディスクグラインダーでカットしました。
一度怪我してるのでディスクグラインダーはあまり好きではないのですが、やむなしです。
資材の長さの関係から2本とも25〜30センチ程度になりました。
これが後で失敗に繋がります・・・・
設置する部屋にもってきました。
窓用エアコンは本当に見た目もいまいちだし、使いたくないのですが仕方なしですね。
通常は左に取り付けるのが多いようですが、コンセントが右側にあるため、右側据付に切り替えます。
パッキンの位置を入れ替えます。
パッキンは幅が違っており、幅が広い方が窓を動かす側になります。
窓ストッパーも入れ替えます。
窓ストッパーは通常は付けるのですが、窓の幅があまりにも狭いと窓ストッパーが取り付けれません。
通常は窓を常に開けた状態でエアコンは使いますが、さすがに使わない時期は窓を閉めておきたいので、この窓ストッパーの意味がなくなります。
よって、今回は最終的には窓ストッパーを外しました。
いよいよ窓枠への取付です。
窓枠とサッシ枠が同じ高さのため、ステーの取付が必須です。
ステーの立ち上がりが、サッシの位置ギリギリになるように設置します。
ステーをビスで固定します。
ビスはリノベーションの余りで、ワッシャーのみ購入しました。
ステーの穴が広いので、ワッシャーが必須。
下のステー取付が完了しました。
続いて上部のステーです。
上部の取付が完了しました。
が・・・
枠の取付をしようとしたところ・・・
なんとステーが身近過ぎて、上部の固定金具と合いません。
下部は中心の1箇所だけだったのですが、上部は2箇所もありました・・・
完全な確認不足。
1週間後にステーを作り変えて、再度気を取り直して取付作業です。
手順は1から順番に行っていきます。
まずは下から付けて、上を付けるという具合。
下を固定しました。
取り付けたステーに対して、上記画像のネジを締め込んでいくイメージ。
サッシが出っ張っているタイプだと、サッシに固定できるのでステーが不要です。
下を固定した後は、枠を横にいっぱいいっぱい寄せていきます。
パッキンに切り込みを入れたり、カットしたりして上記画像のようにぴったり収まるように取り付けます。
続いて上部を固定するために、アコーディオン部分を延ばして上部枠に接するまで延ばします。
延ばしたあとは両脇にあるネジを締め込んで、下がらないように固定します。
延ばした状態で、上部のステーに固定します。
2本のネジで固定します。
右側の木枠部分にしっかりとくっつけて、最後に全てのネジを増し締めして完了です。
完成しました。
本気でかっこ悪すぎて嫌になりますね。
窓用エアコンは見た目最悪ですが、どうしようもない部屋の救世主としてかかせない存在です。
まとめ 窓用エアコン中古購入は付属品に注意だがなんとかなる
中古で購入した窓用エアコンですが、パーツ不足でもなんとかなりました。
鍵がなかったり他にも付属品がありませんでしたが、どれもそこまで重要なパーツではなかったので、代替品でなんとかなります。
取り付けは素人でも十分可能ですが、ステーの取り付けが必要になったりと、少し難し部分もあります。
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