いすゞ117クーペのオイルパンからオイルが漏れていたので、ガスケット交換ついでにATFも交換することに。
先日、ブレーキフルード交換ついでに下回りをチェックすると・・・
ATF(オートマフルード)が結構な量漏れてました。
1,2滴程度なら見過ごしますが、コンクリートにぼたぼたと・・・
数十分アイドリングしていたので、それが原因なのか。
急にATFが漏れてきました。
参考:ブレーキフルート交換の記事↓
ATF交換ってあまりする必要がないのですが、さすがに旧車ともなれば必要性は大アリ。
ATFは交換方法によってはATミッションを痛めて、不具合の原因にもなります。
交換には安全な下抜き+オイルパンの脱着清掃が必須
オイルだけ交換すると、新しいオイルパンの不純物を流れやすくして、ミッションに入り込む。
結果として、ミッションに不純物が混ざって不具合の原因となります。
じゃあ交換する必要ないじゃんと思いますが・・・
経年劣化によってATFが古くなり、スムーズにシフトチェンジができなくなるな
レスポンスの改善や、ATのスムーズな変速のためにも交換しておきたいです。
10年以上乗らないなら交換する必要はないでしょう。。。
それではさっそく見ていきましょう。
いすゞ117クーペのATF交換DIY オイルパン脱着
必要な道具
- ATF
1回交換だけなら3リットルで十分 - オイルトレイ
- オイルファンネル(オイルを入れる道具)
- 10mm、14mmレンチ
オイルファンネルはATF交換時には確実に役に立つので購入しました。
安いので買っておくと便利です。↓
かなり大きく、エンジンオイル交換にも使えるので購入。
オイルトレイもあると便利↓
ATFは20リットル缶を購入↓
ATFを入れ替えるため、何回かATFを交換する予定なので20リットルを購入。
使う見込みの純正パーツ
オイルパンとドレンプラグのガスケット
枠外の2点はスピードメーターケーブルのガスケットなのですが、交換するかは未定。
スピードメーターケーブルを外すのに、手と工具を入れるのが難しい。
まずはジャッキアップ
ジャッキアップは馬をかまして確実に
死にたくないので、馬+ハイエースのホイール等を下に置いて万全の体制で望みます。
潜り込む側にはジャッキをかましておきます。
万が一の万が一に備えて・・・
車が落ちて死んだとか、死んでも恥ずかしい思いしそうなので、万全で挑みます。
ATF交換前確認 レベルチェック+オイルパン
エンジンヘッドカバーのすぐ横にATオイルゲージ
オイルゲージを抜いて、ここからATFを入れることができます。
見る限り新しい、過去交換されている
古いオイルは赤色ですが透明度があり、まだ新しそうでした。
下にあるボルトからオイルを抜く
下での作業になるので、作業はやりにくい。
ATFを抜く
14mmでボルトを緩める
緩めるだけではすぐには出てきません。
外れるくらいにならないと出てこないようです。
血のようなATFが流れ出る
直下に落ちてくるので、飛び散る感じはありません。
ただ。。。台風の影響で風が強く、散りまくりました。
台風きてるのにやるなよ・・・
オイルパンを外す
10mmのボルトが14本
さすがにもぐりながら、手を上げて14本は無理です・・・
電動ドリルでやることにしました。
ボルトを全て外すとオイルパンが外れる
手前に出ている、ホースは下に引っ張ると外れる。
ある程度の力を入れると外れます。
オイルに浸っている部分はキレイそのもの
かなりキレイでびっくり
ですが・・・・
オイルストレイナーが破れています・・・
さっそくいすゞに電話して注文しようとしたのですが・・・・
生産中止&在庫なし・・・・
がーん・・・・
なんとか代替案を考えるしかありません。
ガスケットの状態も悪くない
じゃあどこから漏れてたのか・・・
もう少し上のスピードメーターケーブルあたりかもしれません。
オイルパンを清掃して逆の手順で戻していきます。
トラブル発生
最後に本締めを行っていると思いっきり空回りしたと思ったら・・・
DIYあるあるですが、毎回トラブルが訪れます。
これは結構まずいよねー・・・
パーツはあるけど、折れた部分が中に残ってるのに外せるのでしょうか・・・
今は考えないことにしましょう・・・・
新しいATFを入れる
ATFはきっちり量の管理が必要
抜いた量と同じ量だけ入れましょう。
ペットボトル等に移すとわかりやすいです。
一気に入れると溢れてくるので、ゆっくりと・・・
案の定下から溢れて、コンクリートが汚れました・・・・
ATFを完全に入れ替えるには数回必要
完全に新しいATFにするには数回必要
一回入れただけではATミッション内のオイルまで交換できません。
ギアチェンジ等を行いながら走行し、再度交換する。
繰り返すことで全てのオイルが新しくなります。
まとめ 慣れれば簡単、オイルパンは一回は外して清掃
ATF交換時にはオイルパンは外して清掃しましょう。
一度清掃すれば、2度目からは不要です。
オイルパン内の汚れをミッションに行かせないように対策すればATF交換はDIY可能です。
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