シグマ DP2メリルは中古が買い!
こんにちは、てきとーるです。
マニアック記事シリーズ第〇弾!
マニアックシリーズなんて今回初めてだろ
今回紹介するのはSIGMAのDP2Merrillです。てきとーるは DP2Merrillを6年ほど前に購入しました。購入当初は頻繁に使用していましたが、ここ最近はめっきり。
なんでかって、癖がありすぎるカメラだから用意に持ち出して、適当に撮影して適当に取り込んで終了ってわけではないから。
家族持ちで、子どもを撮影するなんてのはかなり難しくなります。
しかし!風景にしろ何にしろ、撮影がばっちり決まればものすごく美しい写真を撮ることができます。
ここぞというときの必殺カメラとして DP2Merrill はあると思ってます。
さて、今回はそんな面倒なDP2メリルを中古で買ってみてはとおすすめする企画。今現在4万円前後で取引されています。
DP2Merrillの素晴らしさと素晴らしくないポイントを紹介したいと思います。
SIGMA DP2Merrill の詳細
見た目
見た目ですが、 DP2Merrill はシンプルであり飾り気のない昔ながらのカメラといった雰囲気です。
てきとーるはこの見た目は結構好きで、飽きのこないデザインだと思っています。
スクウェアなボディーにレンズ部分だけが丸。資格と丸で構成されていて統一感もあり美しいカメラだと思います。
茶色のストラップをつけて、常に方からぶらさげておく。これがある意味おしゃれな雰囲気をだしてくれます。
一眼ほど大きくもなく、最近のコンデジのようにカラフルで目立つ存在でもない。これが DP2Merrillの良さではないでしょうか。
夏場などはアクセサリー代わりになって結構いいです!
使い勝手
使い勝手がもう最低ですねー。
買うのを進めておいて何ですが、デジカメの中でもかなりひどい分類になると思います。
何がダメかっって・・・・
とまあ、ここまで読んだらもう買う気なくしますよねー・・・
しかし!
上の5つのよくない条件を上回る素晴らしい画質性能をもっているのが DP2Merrillです。
撮影後その場ではいい写真かどうかまったく分からない!なぜかって?液晶ディスプレイが使い物にならないから撮影確認もできないし、バッテリーも減る。
家に帰ってからPCに読み込んでみたときが最高!
この瞬間の喜びのために DP2Merrillは存在してます。
DP2Merrill スペックと特徴
撮像素子 | Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー (CMOS) |
撮像素子サイズ | 23.5×15.7mm |
画素数 | 有効画素:約46MP (4,800×3,200×3) |
焦点距離 | 30mm |
F値 | F2.8~F16 |
Foveonって何?ってなると思います。てきとーるも?でした。
Foveonとは↓
一般にベイヤーフィルターを利用しているカメラでは、3原色の内の1色のみを各ピクセルで取り込んだ後、演算によって他の色の値を求める (演繹補完)。これに対してFoveon X3では、単板であるにも関わらず原理的には光の三原色をそのまま取り入れた画像を生成することができる(むしろ多板方式の特殊な実現法がFoveon X3である、と捉えたほうが良いかもしれない)。バイヤー配列のイメージセンサでは演繹補完による画像生成を行なうため、偽色とよばれる実際には存在しない色が発生するが、Foveon X3 イメージセンサでは、3原色それぞれのセンサが同じ位置に配置されているため、原理的に偽色は発生しない。
wikipedia より
要は本来の色をそのままの色として取り込みますよってこと。
こいつ(Foveon)のおかげでDP2Merrillは素晴らしい画質を持っています。
でも普通に写真みたら最近のスマホと同じように見えると思います。感じれるか感じれないかは人によって差があり、感じれる人ならかなりの違いを感じます。
スマホで撮った写真がキレイにとれるし最高だって思う人もいるし、やはり1眼で撮った写真が最高だって思う人もいます。
最近のスマホは3眼であったり、処理する能力が高くなっているので勝手にキレイに処理した上で保存してくれます。当然キレイです。
しかし写真の本質がどこなのかに目を向けることでこの DP2Merrillの素晴らしさが分かってきます。
DP2Merrill の写真はもう何というか、隅々までがキレキレな感じがひしひしと伝わってきます。
撮影後も大変
実は撮影後も大変なんです。RAWというファイル形式で撮影するのが最もよく撮れるので、RAWファイルでSDカードに保存します。
しかしこのRAWファイルがやっかいもので、そのままPCに取り込むこともできないし、使うこともできません。
専用のソフトで一旦落としてから、JPEG等に変換しないと使えないんです・・・
ひと手間もふた手間もかけてくれる素晴らしいやつですねー。
専用ソフトはダウンロード可能です。
DP2Merrill で撮影した写真
普通に見れば普通の写真です。
何かを感じれるかどうか。てきとーるはこの DP2Merrillの写真がとても気になります。他のカメラで撮った写真とは何か違う。
この何か違う部分にSIGMAのこだわりを感じています。
中古市場は安くなっている
DP2Merrill は新品購入時は8万くらいのカメラです。今はもう販売されていませんが、中古等で出回っています。
価格は4万前後。それでもまだまだ高いと感じるかもしれませんが、ある意味価格は下がり辛いカメラです。
めちゃくちゃ売れてるカメラでもないですし、好きな人は好きなので手放す人もそんなに多くはないのでしょう。
4万前後で変わった写真が撮れると思えば、サブ機としてはかなり魅力あふれる機種ではないでしょうか。
SIGMAの今後 fp
今までのシグマとは異なる方向性のカメラが発売になります。
独自の世界で、古い方向性を取っているように思えてましたが、fpに関してはまったく違った考え方。
レンズは自由、撮り方も自由、使う人も自由。とにかく使い勝手を重視しています。
DP2Merrillのように使い勝手は悪いかもしれないけど、いい写真とれるよ!!ってスタンスではまったくないです。
フルサイズでコンパクト、レンズもいろいろ、動画もいける!かなり楽しみなカメラなのではないでしょうか。
価格にもよりますが、試してみたいカメラですね。
でもレンズもいるよね・・・
まとめ マニアックで最高な写真撮るならシグマ
今回は マニアック記事シリーズ第〇弾としてSIGMAのDP2Merrillを紹介しました。
何度も言わせるな!そんなシリーズはない!
今更SIGMAのDP2Merrillの紹介ですが、現在はDP2quattroが発売されています。
DP2quattroもかなりおもしろいカメラだと思います。
最新機種はまだまだ高いので、今はDP2Merrillを買って遊ぶのがおすすめです。使いにくくて世話のやける野郎ですが、かなりできるやつです!
素晴らしい画質でみなさんもカメラライフを楽しんでみてはどうでしょうか。
シグマfpが本気でほしいです↓
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