ダイソンDC62モーターヘッドが回らない対策 7年使っった掃除機分解清掃 サイクロンとモーターの切り離しDIY

ダイソン掃除機ヘッド修理のアイキャッチ画像 LIFE(Gadget/Goods)
てきとーる
てきとーる

ダイソンのDC62の掃除機を使って、7年が経過しました。

未だに快適で、バッテリー交換後は稼働時間も長く不満も全くなし。

しかし、先端のモーターヘッドが回転したりしなかったりする症状が出たので、DIYで修理してみました。

見出し
  • DC62のヘッドが回らない現象の原因
  • ヘッドの分解、清掃、修理
  • サイクロン部分の分解
  • まとめ

筆者てきとーるの使っているダイソンの掃除機はDC62。

ダイソンDC62の本体
DC62

7年経った今も超快適に動いています。

6年経過した時点で、互換バッテリーに交換しました。

バッテリーさえ交換すればほぼ永久的に使えるのでは?と思うくらい快適でした。

が・・・・

先日、モーターヘッド部分が回転したり、途中で回転しなくなったりの症状。

掃除機の先端部分です。↓

ダイソン掃除機ヘッド修理必要工具トルクス

原因を調べていくと、どうやら断線している可能性があるとのこと。

ダイソンの先端部分にはモーターが付いており、電気でモーターも回転して、ゴミをかき取る。

サイクロン部分だけの吸引力ではなく、ヘッド部分の回転でゴミも取っている。

もちろん、モーターヘッドが回らなくても吸引力だけでゴミは吸えますが、なんかいまいち掃除できている感がない。

ということで、断線はしてないでしょうが、接触が悪い可能性があるので分解することに。

てきとーる
てきとーる

分解は結構簡単ですが、戻すときに配線がどう通っていたか、完璧に戻すのは結構難しい。

というより、写真を撮ってなかったので、どうなっていたかは不明。

それでも普通に使えるまでには戻すことは余裕です。

それでは早速みていきましょう。

ダイソン Dyson DC62 モーターヘッド分解

必要な工具

ダイソン掃除機ヘッド修理必要工具2本
工具
  • マイナスドライバー(無くてもOK)
  • プラスドライバー
  • トルクスドライバー
ダイソン掃除機ヘッド修理必要工具トルクス2
トルクスドライバー

海外製品にはトルクスが多く使われているので、買っておくとよいでしょう。

一生使えるので買っておきましょう↓

モーターヘッド分解

ダイソン掃除機ヘッドカバーを外す
外す

マイナスドライバーか、コインなどを使って、裏側のカバーを外します。

これは外して清掃できるパーツなので、簡単に外れます。

ダイソン掃除機ヘッド横を外す
外す

こちらもマイナスドライバーか、コインで外して、ブラシを抜き取ります。

清掃できるパーツなので、簡単に外すことができます。

ダイソン掃除機ヘッドネジ6箇所
トルクス

トルクスドライバーで、6箇所のトルクスネジを外していきます。

ダイソン掃除機ヘッド裏面を外した
カバー

外せるカバーを外しておきます。

真ん中部分に配線が見えてきました。

ダイソン掃除機ヘッドサイドカバー外す
カバー

横のカバーを外します。

さらにカバーを外した箇所に、ネジがあるので両側から外します。

ダイソン掃除機ヘッド表カバーを外した
表面

表面に向けて、カバーを外します。

若干コツがいるので、外れにくい最後の箇所がツメで引っかかっています。

ダイソン掃除機ヘッドホコリ
モーター

モーター部分にものすごい量のゴミが溜まっています。

取り除きましたが、これが原因ではないですが、キレイにすることで今後モーターへの負荷を軽減できるので、清掃しておきましょう。

ダイソン掃除機ヘッド分解
引っこ抜く

連結部分を引っこ抜いていきます。

ダイソン掃除機ヘッドコード亀裂1
亀裂

配線をたどっていくと、若干亀裂が入っていました。

が、完全に断線していませんでした。

接触不良で突然止まったりするのかもしれないので、修理しておきます。

ダイソン掃除機ヘッドコード亀裂修理1
カット

カットして、配線をむき出しに、接合します。

ダイソン掃除機ヘッドコード亀裂修理3
ハンダ

あとはハンダ付けして完了。

元の手順で戻していきます。

その後テスト。

が・・・

結局完全に直らず。

数秒回って、止まる。

また数秒回転して、止まる。

原因は断線が多いようですが、今回は違う原因。

原因の再調査を徹底清掃

原因再調査

ダイソンDC62のクリーナヘッド
ブラシ

ブラシ側の原因は全て解決。

配線による通電はできているので、配線の問題ではない。

モーターヘッドは回転して、止まるを繰り返す。

ということは、サイクロン側で、空気が循環できていない。

サイクロンの徹底清掃をすることに。

てきとーる
てきとーる

数週間前に、サンダーで床を削った際に大量に削りカスを吸ってました。

おそらくこの細かな粒子が、サイクロン内部に溜まっていると予想。

分解 モーター・サイクロン・バッテリー

ダイソン掃除機モーター部分分解後
分解

バッテリーとサイクロンとモーター部分を3つに分解。

  1. トルクスのネジ2本を外して、バッテリーを外す
  2. サイクロンとモーター部分のツメを両側からおして、分離する
  3. サイクロンの清掃
ダイソン掃除機分解1
ツメ

白い部分下側の2箇所がツメ部分。

ツメ部分を両側から押すことで外れます。

ダイソン掃除機分解モーターとサイクロンの掴み部分
外す

外す際にはサイクロン側とモーター側の隙間に、マイナスドライバーか、割り箸の反対側で押し込むと外れます。

割り箸はコンビニで配布されるような、持ち手部分先端が斜めにカットされたものが良いです。

ダイソン掃除機分解モーターとサイクロンの掴み部分の外し方
挟み込む

挟み込みながら、サイクロン部分を引っ張ると外れます。

清掃 サイクロン

ダイソン掃除機分解後サイクロン部分を清掃乾燥
サイクロン

サイクロン部分はバケツに水を入れて、ジャブジャブと豪快に洗うと汚れが出てきます。

さらにフィルターもたっぷりの水ですすぐことで、ゴミが出てきます。

ダイソンのドライヤーの超強力な風力で一気に乾燥させると早い。

その後テスト。

完全に直りました。

今回はおそらくフィルターとサイクロン部分のゴミが詰まったせいで、空気が行き届いていない為、出力の停止。

その後ヘッドが回らないことにつながっていた。

まとめ まずはフィルターとサイクロンを清掃する

ダイソンDC62の全てのツール
dc62

フィルターの根詰まりは、パワーの劣化にも繋がり、最終的に停止となります。

フィルターは定期的に清掃するようになっていたので、それを怠ったのが原因でしょう。

7年も使っていたので、モーターヘッドとサイクロンを含めて、徹底的に清掃できたのは良かったです。

最近はダイソンの新型もだいぶ安くなってます。↓

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