BIT競売落札物件リノベーション 軽天で天井DIY作成 天井躯体現しはハードルが高い 配線をキレイにするためにはやはり天井が必要

マンション軽天天井の作成アイキャッチ LIFE(Gadget/Goods)
スポンサーリンク
この記事の内容
  • 軽天で天井作成
  • 必要な道具
  • まとめ

解体が一段落したので、作成にも徐々に進んでいるゴミ屋敷マンションリノベーション。

完全に一人でDIYでやっています。

今回は天井を考えることに。

てきとーる
てきとーる

もともとはコンクリートの躯体現しにして、むき出し天井でいこうかと計画していました。

しかし、マンションの規約で躯体に穴を開けれない、というよりマンションの規約と管理会社があまりにも堅すぎる。

さらに、躯体からインターホンやら警報関係の配線が出ていて、これがどうにもこうにも隠すことができません。

結構な太さで、まずも多いので、躯体現しにするとどうやってもキレイに収まりません。

和室の天井解体5
配線

天井からぶら下がっている、インターホン。

これを左側の出っ張った部分の左側だと良かったのですが、右側のリビングに出ている。

もう、どうしようもないので、天井を作ることに。

てきとーる
てきとーる

もともとの天井を再利用できればよかったですが、もともと和室とリビングの天井の高さが違い、それを合わせようと思うと、ものすごい大変な作業になるので、どちらにしても解体して正解でした。

天井を作る場合は、最近では軽天という軽量鉄骨を使って天井や壁を作るようです。

これは全く知らない情報で、軽天を使うと、きっちりキレイに作成することができます。

木材だとどうしても個体の曲がりや歪みで素人だと難しい。

嬉しいことにマンションの天井にはほぼ間違いなく天井インサートとい吊りボルトを差し込める穴が最初から取り付けてある。

90cm間隔で穴があるので、うまく使うことで軽天を素人でも設置することができます。

というわけで、今回は軽天を使って天井下地を作っていきます。

それでは早速DIYしていきましょう。

これまでのマンション作成記事↓

スポンサーリンク

軽天で天井を作るための必要な工具

キッチン収納が工具置き場に
工具

必要な工具

壁紙巾木撤去の必須道具
  • レーザー水平器
  • 丸のこ(金属カット刃)
  • 軽天(Cチャンネル、シングルバー、ダブルバー)

レーザー水平器

作成段階においてはこれがないと素人にはかなり厳しい。

絶対に買うべきアイテム、レーザー水平器。

レーザー墨出し器とも言いますね。

今回も天井作成で、水平にするために必ず必要です。

丸のこ

軽天素材をカットするのに使います。

オールラウンド刃を使えば余裕でカットできます。

丸のこで金属が切れるなんて知りませんでした。

DIYには欠かせない強い味方です。

created by Rinker
マキタ(Makita)
¥12,980 (2024/11/21 15:27:31時点 Amazon調べ-詳細)

軽天 LGS

天井を作るにはこの軽天が必須です。

木材よりも扱いやすく、曲がりや歪みがない。

なおかつ簡単にカットできるのもポイントでしょう。

これは近所のホームセンターで買うか、建材の専門ネットショップがいいでしょう。

軽天とは

マンション軽天天井の作成図
  • Cチャンネル(野縁受け):天井の最も基礎となる部分、シングル・ダブルバーを受ける側
  • シングル・ダブルバー(野縁):天井材を取り付ける側 シングルとダブルがある
  • ハンガー:Cチャンネル(野縁受け)を吊るす素材 天井に吊りボルトで吊るす

ハンガーで硬めの金属であるCチャンネルを吊るし、Cチャンネルにそれぞれのバー(シングル・ダブル)を吊るす。

シングル・ダブルバーに天井素材(石膏ボード等)をビスで固定するもの。

天井の高さは吊りボルトで調整でき、長さも自由自在。

水平もボルトを回すだけで調整できるので、木材のようにすべてうまくカットする必要はない。

てきとーる
てきとーる

レーザー水平器に合わせて、ボルトを回して調整するだけなので、素人でも十分正確に作成することができます。

スポンサーリンク

軽天素材で天井を作成する

マンション軽天天井の作成1
天井

まずは天井にある天井インサートの位置を確認。

さらに天井のサイズを測っていきましょう。

正確に測る必要はまだなく、軽天素材がどれだけ必要なのか把握するためです。

マンション軽天天井の作成2
天井図

こんな感じで天井インサートの位置を☓印、あとは軽天をどのように配置するのか簡単に図にしました。

野縁受は天井インサートの90cm間隔で縦に設置します。

横に設置する石膏ボード受けは30cm間隔で設置。

90cm間隔でダブルバー、残りはシングルバーで設置します。

ダブルバーは石膏ボードが重なる部分なので、2枚を固定します。シングルは単純に1枚を固定。

マンション軽天天井の作成3
必要材料

何がどれだけ必要なのかリストにして、買い出しにでかけます。

コーナンプロには普通においているので、そこで購入。

が。。。全て4mサイズしかなく、2mや3mのものは扱ってませんでした。

そう、4mともなると車に積めない???

マンション軽天天井の作成5
ハイエース

しかーし!

さすがはハイエース、斜めにして助手席側まで伸ばせば普通にはいるではないですか。

もう、ハイエース様様ですね。

4mの長さのものが積めるのは家庭用の車としては、ハイエースくらいでしょう。

ゴミ屋敷の片付けといい、素材の買い出しといい、ハイエースにしておいて本当に良かったです。

筆者てきとーるのハイエース記事↓

マンション軽天天井の作成4
吊りボルト

吊りボルトはホームセンターで長いものを購入して、その場で工具を借りてカット。

吊りボルトは10cmの長さにカットしました。

マンション軽天天井の作成6
吊りボルト

吊りボルトはそのままだと、先っぽが荒く入らないので、ディスクグラインダーでなめらかに整えました。

あとで気付いたのですが、吊りボルトをなめらかに削る工具が存在するようです。

結構苦労したので、無駄な時間をかなりかけました。

バリ取り(買ったほうが絶対にいいです)↓

created by Rinker
ベッセル(VESSEL)
¥918 (2024/11/22 00:50:20時点 Amazon調べ-詳細)
マンション軽天天井の作成8
ハンガー

ハンガーと吊りボルトで、野縁受を吊るす道具を作成します。

といっても、吊りボルトをハンガーに通して、ナットで固定するだけ。

マンション軽天天井の作成7
ハンガー

ハンガーを始めに作っておきます。

あとは天井インサートに突っ込むだけです。

マンション軽天天井の作成9
入れる

天井インサートに回転させながら回していきます。

マンション軽天天井の作成10
天井

天井はかならずしも水平にはなっておらず、結構歪みがありあす。

筆者てきとーるのマンションでも1から2cm程度のずれがありました。

マンション軽天天井の作成11
水平器

レーザー水平器を使って水平を確認します。

地面において、メジャーで高さ調整してもいいのですが、面倒なので天井近くに設置。

直接レーザーをハンガーに当てて調整するようにしました。

マンション軽天天井の作成12
設置

ハンガーを全て設置し終えました。

マンション軽天天井の作成13
替刃

続いて、軽天をカットする丸のこ刃を替えます。

オールラウンドモデルで、金属も木材もカットできます。

マンション軽天天井の作成14
カット

本当にカットできるか疑心暗鬼でしたが、ものすごくスムーズにサクッとカットできました。

ただ、金属破片が普通に飛んでくるので、かなり危ないです。

確実にゴーグルはしておきましょう。

マンション軽天天井の作成15
カット面

切れ味バツグンです。

気持ちいいくらいにカットできます。

マンション軽天天井の作成16
野縁受

野縁受けをハンガーに固定していきます。

ただ、上から差し込むだけなので簡単に設置できます。

ハンガーの水平に調整していれば、バーは設置するだけなので楽です。

マンション軽天天井の作成17
ダブル

野縁受を設置したあとは、バーを接続していきます。

マンション軽天天井の作成18
バー

ダブルバーは石膏ボードの幅90cm間隔で設置します。

マンション軽天天井の作成19
クリップ

バーはクリップで固定します。

ちなみにこのクリップの付け方は逆です。

爪は反対側にくるように設置します。

最初は知らずに適当にやっており、あとでやり直すことになりました・・・

マンション軽天天井の作成20
軽天

軽天をほぼ設置し終えました。

価格は1万円もかからずかなり安価に下地を設置することができます。

マンション軽天天井の作成21
バー

完成したところを見ると、かなり満足度高いですねー。

これはやってよかったです。

天井をフラットにできたのと、まっすぐに設置できたし、天井裏に色々仕込むこともできます。

吊りボルトを活かしてなにか設置できます。

マンション軽天天井の作成22
キッチン側

出っ張った躯体の反対側、キッチン側にも設置しました。

これで天井の問題は解決できました。

まとめ 軽天を使えば素人でも簡単に天井下地がDIYできる

マンション軽天天井の作成23
軽天

躯体現しは色々と制限もあり、どのマンションでもきれいになるとは限りません。

無難にいくなら天井を作っておくほうが間違いないです。

キレイに収めることができるのと、軽天であればしっかりとした下地が作れます。

水平器は必須です。↓

コメント