自分で全てやるとなると、色々大変ですが、経験値としては相当なもの。
単純にDIYスキルだけでなく、近所の方や、行政、業者との付き合いなど、たくさんの経験ができるのが大きなポイントとなります。
競売物件落札後はとにかくゴミの片付けと、居住者の退去等、いろんな心配事がありましたが、やっと状況が落ち着いてDIYにかかれる状態となってきました。
と言っても、まずはDIYを行える環境整備です。
既存のものを残すのか、一新するのかの判断が重要
全てを一新するのがやはりキレイになるし間違いはないですが、それなりの労力と金銭が問題になります。
一新するということは、古いものは全て廃棄しないといけない。
廃棄物の処分には結構なお金がかかります。
ゴミってなんでも無料で捨てれるわけではないんですねー。
物件DIYをするようになって色々と知ることができました。
廃棄にはお金がかかるのでなるべく節約しながらやることにしました。
ただ、やはり重要な設備は30年経過するので、一新したほうが今後30年を考えた場合は有利。
リフォームで見た目を新しくしても、内部設備が古くなると結局交換が必要になります。
さて、今回は洗面台編です。
以外と難しく感じそうですが、設備機器の中では最も楽な部類。
結構簡単に外すことができます。
が。。。。
廃棄はやはり大変ですねー。
重たいのもありますが、大きいので運ぶのが大変です。
それではさっそくDIYしていきましょう。
洗面台撤去 必要な工具
必要な工具
インパクトドライバー
洗面台外す程度ではいりませんが、物件DIYするなら確実にいります。
無いと時間がかかって仕方ないので、絶対に買いましょう。
バッテリー式が最高に便利です。
マルチツール
これも必須ですねー、買っておいてよかったと本当に思えるアイテム。
何もない箇所をいきなり破壊できる、便利なツールです。
ウォータポンププライヤ、パイプレンチ
水栓系を外すなら必須です。どちらかと言うなら確実にウォータポンププライヤです。
家だけでなく車等、様々な場面で使える工具です。
スクレーパー
いろんな場面で出番があります。
小さな隙間を作る達人です。
防塵マスク・手袋
言わずもがなですが、防塵マスクは必須。
普通のマスクはやめておきましょう。将来の体を考えて、防塵マスクにしておくべきです。
洗面台撤去 実践
必ず止水栓を閉めておきます。
大元でなくても、洗面台下部部分だけでもOKです。
よくありがちな古い洗面台です。
昔のものにしては、結構洗面ボールが大きめ。
そして、洗面ボールは陶器でした・・・重たすぎる。
鏡と収納部分です。
まさに昔仕様で、収納するともろに見た目が悪い。
色あせもあり、これを再利用しようなんてまず思わないし、どうやってもキレイに仕上げるのは困難です。
というわけでやはり撤去して、新品交換がベストです。
まずはビスを外していきます。
ものすごい単純構造で、ミラー部分はビス4箇所で固定してあり、普通に引っ張ると外れます。
ビス上部は照明ケースの中にありました。
ビスは長いものが使われているので、やはり電動ドライバーでサクッと外す方が楽です。
解体のときに電動ドライバーを使うと次々外れていくので気持ちがいいです。
洗面台を確認します。
水道管と配水管は床から伸びているので、当然このままだと外れません。
水栓部分を分離して、水道管を回避して外す必要があります。
まずは水道管を配水管を洗面台から分離します。
下の収納部分の、板を壊さないと外れそうにないですね。
配水管はただはまっているだけなので、無理やり適当な方向に向けたりすれば外れます。
再利用することもないので、壊すか、のこぎり等でカットしてもいいでしょう。
洗面台のDIYだけなら、止水栓を閉めておくだけでOKです。
あとは水道管から水栓につながっている管を外します。
外す際はウォータポンププライヤか、パイプレンチがベストです。
すでに下の床材を破壊した後の画像になりますが、マルチツールでまずは穴をあけてとは力技で外せばOKです。
マルチツールは本当に便利ですねー。
何もない箇所からいきなり差し込んで、木材をカットできるのは大きいです。
この状態になれば、あとは洗面台を浮かせて、持ち上げれば外すことができます。
が、今回は重たすぎて無理だったので、水道管がある部分の後ろの壁も破壊して、スライドして外しました。
なんでこんなに無駄に重たいのかと言いたくなるくらいに、洗面部分が大きい。
移動もやっかいですが、廃棄も大変ですぎます。
ずらしたあとはすっきりしています。
撤去後はおそろしく汚かったクッションフロアを剥がします。
クッションフロアはカッター等で切って、めくると簡単に外れます。
クッションフロアを剥いでも下の合板も汚いですねー。。。
これも交換が必要でしょう。
洗面台は廃棄予定です。
廃棄はキッチン、トイレ、ユニットバスをあわせて軽トラ1台分くらいになり、依頼廃棄してもらいました。
価格は2万円。
まー、安いほうだとはおもいます。
個人の場合は行政の廃棄施設に持っていけば無料か格安で引取可能です。
ただ、持っていくのが大変なものは依頼したほうがよいでしょう。
まとめ 洗面台はDIYで十分可能なのでおすすめ
業者に依頼した場合は、交換となると10万円以上はかかるでしょう。
解体と処分だけでも、2万円以上はかかると思います。
DIYでやれば十分できる作業なので、やってみることをおすすめします。
次回も大物解体を記事にします。
解体系DIY記事↓
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