最近の新築住宅は土間が多くなってきています。
玄関を入って、そのまま靴でモノを置いたり、作業スペースとして使えたりと、汚れても気にならないスペースが人気なのでしょう。
住宅だと庭が広ければ解決できますが、マンションだとそうはいきません。
特に古いマンションはとにかく玄関が狭く、圧迫感満載。↓
扉があって、ほぼその幅が一直線に続いていて、一人が移動するためだけのスペース。
味気のない空間です。
せっかくリノベーションするなら、色々試してみたいし、おもしろい空間にしたいですね。
今回は土間のタイル施工です。
前回は準備として、下地準備とタイルの割付とタイルのカットを済ませました。↓
今回の記事はタイルの施工です。
それでは早速DIYしていきましょう。
土間タイル施工洋室偏 必要な工具
必要な工具
レーザー水平器
なくても間隔でバサモル水平は可能かもしれませんが、やはり素人には難しい。
レーザー水平器で高さ調整すると精度が高くなります。
バサモル
今回は不陸があるため、接着剤では不陸を直すのは不可能。
バサモル工法。
セメントと砂が必要です。
NSハイフレックス
コンクリート地面とバサモルの接着を良くするために必要です。
左官コテ
バサモルを平らにするために必要です。
なるべく大きなものだと水平にしやすいです。
土間タイル施工 洋室偏
まずはコンクリート部分の清掃を行います。
清掃後は、セメントと水を混ぜ合わせたノロをコンクリートにまきます。
ノロにはNSハイフレックスを混ぜておくと接着力が高まります。
家の庭のタイルを施工したときに使った残りがありましたが、結構固着してましたね。
蓋が尋常じゃなく固い。
バサモルの準備です。
セメントと砂を混ぜ合わせて少量の水を加えます。
握って団子ができる程度、ベチョベチョにしてはいけません。
多少だまができる程度に水を加えます。
いきなりタイル施工したあとですが、バサモルを水平にしてタイルを敷くのに時間がかかりすぎました。
決まった時間内にやらなくてはいけなかったので、もっと余裕を見るべきでしたね。
そもそも、やり方が間違っていたのですが、バサモルを敷いたあとは1日程度おいてから、タイル施工するみたいです。
バサモルを敷いてその後、とろとろのノロでタイルを接着していくのですが、ノロとバサモルが混ざって、やり直ししようとすると、バサモルが剥がれます。
これが結構やっかいで、ストレスたまりまくり。
時間もすぎるし、焦ってやりすぎました。
遠目で見ると結構きれいに施工できているように見えますが、結構凸凹が出てます。
さすがにかなりの凸凹だと歩いたときにタイルが確実に割れます。
タイルの隙間にはスペーサーが合ったほうが確実です。
プロはこんなもの使わないでしょうが、素人にはまっすぐ正確にやるのはかなり難しいです。
左のタイルが凹んでます。
これはやり直しレベルです。
見た目はそれほど気になりませんが、踏んでみるとあきらかに対角側が浮いたりします。
さすがに接着できないので、外して再度平らにする作業。
一部分を外して、平らにしてタイルを再度接着します。
まあまあ水平にすることができました。
ある程度乾いたあとにタイルを叩くと空洞があるような音がする場合は接着がうまくいってません。
普通にみるときれいに仕上がってます。
タイルの目地が揃っているとかなりきれいですね。
時間をかけさえすれば、素人でもうまくできます。
素人DIYでもバサモル工法は可能
マンションでまさかバサモル工法をやるとは思いませんでした。
砂とセメントと水を運んで、部屋で混ぜ合わせて、マンションとは思えない感じが不思議でしたね。
時間をかけてじっくりやればきれいに仕上げることができます。
時間に余裕をもたせるのがポイントですね。
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