余裕だと思っているDIYこそ、意外な盲点があり、焦って悪い結果になることがあります。今回紹介する記事はまさに、その悪い例。
モザイクタイル貼りは余裕だと思ってたのですが、接着剤に悪戦苦闘して、時間もなく焦りまくりました。
今回はキッチンIHコンロの横にガラスモザイクをDIYで貼りました。
コンロ横にはキッチンパネルを貼ったり、油汚れが付かないものを使用するのがベスト。
ただ、キッチンパネルだと面白みにかけるので、タイルを施工することでおもしろい空間にすることが可能。
今回はガラスモザイクタイルを大量に仕入れたので、洗面とコンロ横と背面キッチンに貼ることにしました。
ガラスモザイクは光の加減で見える表情が変化するのでオススメ。
タイル貼りは床だと3回ほど経験があったので、壁でも余裕だろうと思ってました。
壁にガラスモザイクを貼る場合は弾性接着剤で貼るのですが、これが初めての経験で、うまく扱えませんでした。
結果的に塗りすぎ、さらには色の選択をミスして、ガラスモザイクがもろに接着剤の色影響を受けました。
結果的にはキッチン横だったので、汚れることを想定するとダーク系で正解でしたが、やってる最中ずっと不安で、焦りまくって雑になりました。
時間制限もある中で、ゆとりがなさすぎましたね。
というわけで、早速DIYしていきましょう。
ガラスモザイクタイル貼り付けDIY 必要な工具
必要な工具
弾性タイル接着剤
タイル接着剤には床用と壁用があります。
壁用は衝撃や歪みを吸収する弾力性のある接着剤を使います。
今回使用したのはマリストワンという接着剤。
接着剤のカラーはガラスモザイクだと特に気をつけましょう。接着剤のカラーをガラス越しに影響を受けるので接着剤カラーで結構イメージが変化します。
コテ
接着剤をのばすのに使用します。
使用後はかなりコテが汚れるので、モルタル等と併用しない方がよいです。
目地材
タイルの目地を埋めるのに使います。
目地材の色でタイル全体の雰囲気が変化するので、買う前には色をよく考えて購入しましょう。
汚れやすい場所に白は使わないのが無難です。
ガラスモザイクタイルDIY貼り付け
キッチンはペニンシュラ型で、壁に設置しています。
壁に設置している幅と同じ幅のモザイクタイルを貼ります。
ガラスモザイクは普通のタイルと違い、1枚をさらに半分にカットするということができません。
ガラスなので割ることで破片で怪我をすることがあるので、なるべく1枚のタイルでうまく調整できるようにサイズの計画は重要です。
いきなりの完成画像です・・・。
正直接着剤がものすごくベトベトついて、大変な状況になり、タイルにも付着するし汚れまくりました。
見てわかりますが、濃くグレーに染まっている部分は接着剤の厚みがありすぎて、隙間からはみ出してきて汚れている部分です。
接着剤は結構薄く施工するのがポイントでしたね。
真ん中は良かったようですが、上下の部分に結構厚めに塗ったようです。
徐々にタイルを貼っていったのですが、あふれてくる接着剤を拭き取ることに集中しすぎて、タイルを雑に貼っていってしまいました。
時間もなくなってきたので、結構ズレズレになってます。
パット見はわからないのですが、よく見るとずれてますね。
プロだとこれは絶対に許されないレベルです。
購入する側なら確実にクレームいれるレベルです。
ガラスモザイク自体はものすごくきれいなのですが、接着剤がダークグレーで暗いので、ガラスモザイクが影響を受けて、暗いタイルになりました。
結果的にはキッチンなので、ダーク系の方が汚れが目立たないので良かったと思ってますが。
目地材はダークグレーにしました。
タイル部分は汚れても簡単に拭き取れますが、目地部分は汚れが付着して取れません。
ダークグレーだとあまりめだたないので、選びました。
目地材を投入しました。
均一にグレーになったので、全体的にはきれいに見えるようになりました。
目地材施工で重要なのは、とにかく終わった後にしっかりときれいになるまで拭くことです。
スポンジに水を含ませて何度もふき取りましょう。
ちなみに洗面側はホワイト目地にしたので、拭き取れているのかいまいち判断がつかず、目地材が固着したままになってます。
なんとかしないといけないのですが、結構面倒な作業になりそうです。
近くでみると歪んでいる部分や、極端に目地が狭い場所がありますね。
焦るとこうなってしまうので、ゆとりが大切だと勉強になりました。
まとめ 初めてやる作業は時間にゆとりを持つべし
ガラスモザイクの接着剤は一度貼ってしまうとやり直しが効きません。
やり直すとなると接着剤を剥がすことになり、ものすごく大変な労力になるのは想像できます。
しっかりと工程を理解して、時間にゆとりを持って取り組むと問題なく施工できます。
コメント